偶然にも

今日、俱知安に出掛ける用事があり、早めに我が家を出ました。
そのため、午前中のティータイムのお茶は、途中にあるコンビニで買うことに…。
主人には車の中で待ってもらい、私がお店に入りました。

レジでお支払いをしている時、店に入ってこられた男性が、
‪お店に来ておられたお客さんと偶然会われたらしく、
大きな声であいさつをしておられます。

その声…、その声に聞き覚えあり…！！

私は、お店から出る時、その声の方を振り向きました。
赤いバンダナとタトゥー…、やはり、そうでした。
『限りなく…』の彼です。

コンビニから出てすぐ、私は、少し離れた車にいる主人に合図をし、
彼がお店から出て来られることを伝えました。
主人は、彼にすぐ気付き「Hi」と手をあげましたが、
彼もまた、主人に気付かれたらしく、二人での話が始まりました。

その彼は、このあたりでお仕事をしておられるアメリカ人。

彼と知り合ったのは、５年前でした。　
私たちが借りていたコンドミニアムの、同じ敷地内の草刈りをしていた人です。
草刈り機の音が大きい事もあって、ヘッドホンをしておられるのですが、
そこから音楽が聞こえているらしく、踊るように草刈りをされます。
とても楽しそうに、草刈りをする彼を見ているだけで、
こちらが楽しくなるのでした。

また、とても心配りができる人なのです。
機械で草刈りをすると、小さな石(砂利)が飛ぶことがあるのですが、
彼は、近くを人や車が通ると、砂利が飛ぶ危険を考慮して、
草刈りの手を、必ず止められるのです。
ヘッドホンからの音楽を聞きながらも、周りを気遣いながらのお仕事ぶりに
私たちは感心し、彼のお人柄を素晴らしいと思っているのです。

この彼に、私たちは毎年、偶然とはいえ、比羅夫あたりで必ず出会うのですが、
今年は、私たちが比羅夫ではなく、ニセコ町で暮らしましたので、
彼にお会いすることなく、今日に至っていました。

こちらでの生活も、残りが一週間ほどになった今日、彼にお会いできたことは
とても嬉しいことでした。


　レアチーズケーキを作りました。
　台になっているのは、冷凍にしていたロールケーキ用に作った残りです。