「えっ～～～」

…と、私が驚いたのは、お散歩コースで見つけた蔦らしき植物の写真を
パソコンに取り込んで見ていた時でした。

１週間前、それを見た時、初めて見るその色が、あまりにもきれい(？)だったので、
写真を撮りました。
きれい…というよりも、自然界では珍しい色だったのです。

そして今日も、午後の日差しを受けて、その色が際立っていましたので、
カメラを向けて、シャッターを切りました。

先ほど、今日の写真をパソコンに取り込みました。
先日は調べられなかった蔦らしき植物の名前を知りたくて、
パソコンに向かっていたのです。
調べても調べても、そんな色の蔦らしき植物はなくて、
もう一度写真を見てみました。

よくよく見ますと、な・な・なんと、それが作りものだったことが判明。
「えっ～～～」ということになったのです。
「これってね、作りものだったのよ。」
主人に話す私の声が、異様なまでに大きく、私の耳に聞こえました。
ちょっと興奮気味になっていることがわかりました。

だって、驚きますよね。
本物の蔦がそこにあってもおかしくない場所に、作りものがなぜあるの？
まばらに別荘が建っているその場所に、誰が置いたの？　捨てたの？
捨てたというよりも、そこに生えてきているように見えるのです。

それでは、御覧に入れましょう。
植物として、そのあたりにどれほどマッチしているか…。


　蔦があってもおかしくない場所です。


　色こそ、不自然と言えますが、生え方は蔦です。


　葉を見ていて、気づきました。


　アップにしてみますと…、見えますか？
　帆布のような生地の織り目が見えています。
　色が塗ってあるのもわかりますし、葉の端に、繊維も見えています。

私、作りものと気付いて、ちょっとがっかりしているかもしれません。
こんな変わった色も蔦があっても良かったんだけれど…。