想いのままに…

日々の生活の中で感じたことを、想いのままに綴りたいと思います。

古木ですが…

2015-09-27 22:10:01 | 日記
昨日、お散歩コースで、紅葉した桜の写真を撮りました。

お散歩コースの最高地点から下がってくると、森に入ってきます。
その少し曲がった道を入ると、左手にその桜が見えてくるのです。
毎年、5月の後半には、きれいな花を咲かせていたのですが、
年々、その花の数が少なくなっていきました。
ずいぶん古い木のようなのですが、森の中のそのあたりに人家はなく、
近くの道は、地元の人の車が時々通る程度ですので、
桜は人知れず咲いているようでした。

今日、その桜を、以前から撮りためていた写真の中に探したのですが、
上手に探すことができませんでした。
今から4年前の写真では、もう、花の数がずいぶんと少なくなっていました。

以前は、ハッとするような華やかさが目に飛び込んでくる…、
満開の時などには、そんな光景を見ることもありました。
紅葉の頃にも、針葉樹が多い中での桜の紅葉ですから、
これもまた、目を見張るようにきれいでした。

古木になった今、花は、ごくわずかです。
そこに桜の木があることすら、知っていなければ気付かないほどの寂しさです。
紅葉の時期ですら、その葉は、幹の下の部分に少しついている程度。

それでも、私は知っています。
長い間、きれいな花を咲かせてきたことを…。
葉を紅葉させてきたことを…。

いつまでも、たとえわずかでも、花を咲かせてほしい。
その葉を、出来るだけいつまでも、赤く染めてほしい。

そう願っています。


 昨日の写真です。
 幹の下の方に少しだけ、紅葉した葉がありました。
 きれいに染まっていて、ちょっと感動しました。


 こちらは、4年前の5月。
 見上げるほど高い木です。
 花の数は少なくなっていますが、青空に映えてきれいです。

コメント
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