ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

気持ちはやまやまなれど……

2010年03月03日 | ひとりごと
老いてなお 読みたい楽譜 てんこもり……お粗末!

老いるなんて言葉、一言たりとも言いとうないけど、こういう目の状態を言うのに『老眼』っちゅう単語しか無いからしゃあない。

ピアノの練習(集中力)が長く続かんのは、ひとえにこの目の問題が原因やないかと思いつつ、3年前に日本に行った時に作ったキンキン(近々)眼鏡をかけたり外したり、いろいろ格闘&検討しながらピアノの前に座りながら早や2年、
とうとうイヤんなって、じっくり調べてみようとネット検索してみたけど……、
たくさんの人がおんなじような悩みを抱えつつ、困った困った言うて、けども別にこれという解決策も見つけられずに困ってるのが分かっただけ……。

キンキン(近々)もチュウキン(中近)も、それなりにきっと、使ってる人の体が固定されてたらいいのやろけど、
ピアノ弾いてると無意識に動いてるもんな~、しかも、楽譜はいっつも目の前にあるとは限らんしな~、横にバアッと広げてたりすると……。

どなたか、画期的な、少々体が動こうが、楽譜が広がってようが、おかまいなしによう見える装置、作ってくれまいか?



二人並んですまし顔

2010年03月03日 | ひとりごと


manmaちゃんのご実家のお内裏様とお雛様。節句のお祭りが無いここに暮らしているわたしには、とっても大切な写真です。

写真を眺めているだけで、桐の箱を開ける時の柔らかな擦りや、フゥンと漂う古い空気の匂いが思い出されます。
(こんにちは、また今年も会えましたね)
心の中で挨拶をしながら、一体一体、お人形を箱から取り出していくと、部屋の中はもうお人形の香りでいっぱい。
それはそれは面倒な、取りかかるまでに気持ちのエネルギーをかなり貯めておかなければならない作業ですが、
段を組み立て、赤い敷物を敷き、お人形や様々なお飾りを置くべき所に置いていきながら、なんともいえない華やかで厳かなお祝いをするのですね。
お飾りをした回数はほんの数回、しかもまだ幼い頃のことでしたが、作業の事細かい仕草を覚えているのはやはり、とても特別なことだったからでしょう。

今日は一日、おひな祭りの思い出が残る心の中のぼんぼりに、灯りを灯しながら過ごそうと思います。




嬉しい追加!manmaちゃんから、新しいお雛様(実はお手玉なんだそうな)の写真が届きました。可愛いなあ~!ありがとう!