「ワイルド・スピード ICE BREAK」
恋人レティとキューバで甘いバカンスを楽しんでいたドミニクの前に、サイバーテロリストのサイファーが現れる。その直後、ベルリンでの任務中にホブスとファミリーを裏切り、サイファーに寝返るドミニク。宿敵デッカードと手を組み、ホブスとファミリーはドミニクを取り戻す闘いに挑むが…
待望のシリーズ最新作、ようやく観ることができただよ期待通り、相変わらずの突き抜けたハチャメチャさ、ノリノリなゴキゲンさでした。それにしても思い返してみれば。走り屋の窃盗団の首領だったドミニクも、今では世界を救う正義の戦隊のリーダーになちゃってますよね~。シリーズも回を重ねるたびにスケールアップ、グレードアップ、とどまることのないハチャメチャ化こそ、ワイスピシリーズの醍醐味ではないでしょうか。戦車と戦ったり、パラシュートで空から降下したり、いつしかイカした車でスピードを競う、というコンセプトから脱線。今回は車VS潜水艦&魚雷ですよ。自衛隊でも無理な戦闘、まさにありえねー!けど、やっぱワイスピはこーでなきゃね!と、とんでもシーン、とんでも展開をニヤニヤしながら満喫。戦闘前のお約束、スピードレースも好き。ゴキゲンノリノリなミュージックと、半裸で踊るセクシーギャルが、ワイスピ開始を告げるフラッグです。
明らかにツッコミを狙ってる奇想天外さがお約束なワイスピシリーズですが、毎回よく考えつくな~と感心してしまうアイデア、創意工夫には頭が下がります。金と高度な技術を駆使してるところも、ハリウッドにしかないスゴさ。今回も、目がテンなシーンのつるべ打ちです。サイファーの細工によって、車がコントロールを失って暴走したり、ビルから次々に降ってくるニューヨーク大パニックシーンが圧巻。あれ、どーやって撮影したんでしょうか。CGっぽくないところが驚異でした。極めつけは、ロシアでの氷上決戦。メチャクチャすぎる~!襲ってくる潜水艦、魚雷!基本、ワイスピってノーテンキなお笑い映画なんですよね。笑いを狙ってるところが好き。ぜったい死ぬやろ!でも死なないドミニク&ファミリーの不死身さも、ほとんどギャグになってます。
愉快痛快豪快なハチャメチャさだけでなく、ワイスピファミリーのキャラと活躍もファンには毎回のお楽しみ。初めてのブライアン不在で再スタート。ブライアンの穴を埋めるかのように、ファミリーに新メンバーが加入。最強の宿敵だったデッカードのファミリー入りにビツクリ。前作あたりからブライアンを押しのけドミニクとW主役になってたホブスが、デッカードといがみ合ったり挑発し合ったりする様子は、ほとんどヤンキー漫画なノリ。あんなに死闘、激闘を繰り広げた二人が、あっさりと和解、仲良しになっちゃって、ちょっと拍子抜け。闘った後は仲間!って、ワンピースかよ今回ホブス&デッカードのハゲコンビが、かなりコミカルでいい味だしてるんですよね~。刑務所での大乱闘がエキサイティングだった。ニヒルで冷酷な暗殺者だったデッカードが、修羅場で赤ちゃんを守ったりあやしたりするシーンで見せる優しさ、おちゃめさに驚喜!キャラ変してるし!さらに、デッカードママ登場!ママには頭が上がらない、ちょっとマザコンな一面にも驚笑。デッカード役のジェイソン・ステイサムが、キレッキレなアクションだけでなく、コメディ演技でも魅せてくれました。ホブス役のドウェイン・ジョンソンも、今後はアクションコメディ映画とかに出そうな予感。
ドミニク役のヴィン・ディーゼルが、主役なのに何だか影が薄かったような。彼もレティ役のミシェル・ロドリゲスも、老けたな~。特にヴィンちゃん。顔も首もシワシワ、体もゴツいけどブヨブヨになってたような。ヴィンちゃんとドウェイン・ジョンソンが、不自然なほど絡まず同じ画面に映らないのも、ワイスピファンの間では話題に。不仲説、かなり信憑性ありです。次回は最強ハゲトリオそろい踏みで!
今回の敵であるサイファー役は、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」での激演も記憶に新しいシャーリーズ・セロン。
シャー子さん、マッドマックスではトム・ハーディを従え、今回はヴィンちゃんを手玉にとるなど、屈強な男たちもタジタジな美しき女丈夫役がハマりますね~。フツーの女役、もうできない女優です。男を憎み蔑んでる女、みたいなところもシャー子さんらしかった。美しさ、オーラ、存在感も凡百の女優とは違います。クールな悪辣さも小気味よかったです。でもサイファー、いったい何がしたいのかイマイチ解からなかった。悪人というより、き○がい?やたらと振りかざす難解な持論が笑えた。
ミスター・ノーバディの部下、リトル・ノーバディ役で、シリーズ初登場となったスコット・イーストウッドもイケてました。
顔は若かりし頃のパパそっくり!パパを可愛く爽やかにした感じ?みんなからイジられまくる若造キャラが可愛かった。実戦では勇躍してカッコよかったです。今作では唯一の若手イケメン俳優で、今後も新メンバーとして活躍が期待されますが、やっぱポール・ウォーカーに比べたら地味なんですよね~。あたらめて思い知った。ポールはワイスピの華だったんだな~、と。
デッカードのママ役は、何と!大女優ヘレン・ミレン。ちょこっとしか登場シーンはありませんが、さすがの威厳と風格。ジェイソン・ステイサムをオロオロさせる役できる女優なんて、そうそういませんからね~。新メンバーだけでなく、まさかの復活キャラにも驚喜!え!ウソやろ?!な再登場。彼までファミリー入り?!まさに昨日の敵は今日の友なワイスピファミリーです。ケンカした後は友だち♪なノリなので、ひょっとしたらサイファーも次回はファミリー入り?!そうなったらもう、地球上に敵なしじゃんよ。次の舞台は宇宙だネ♪
はじめはアメリカ国内だったのが、どんどん壮大にグローバル化し、今回のキューバ、ニューヨーク、ロシア(ロケはアイスランドだとか)と、世界をまたにかけての闘いも今やワイスピの魅力のひとつ。でも絶対、ワイスピファミリーには自分の住む街に来てほしくないわ~奴らが来たら、グッチャグチャに破壊されちゃうもんね。一般市民の死傷者たくさん出てるはずなのに、敵以外の死体や怪我人がまったく映らないご都合主義も、ワイスピならではです
恋人レティとキューバで甘いバカンスを楽しんでいたドミニクの前に、サイバーテロリストのサイファーが現れる。その直後、ベルリンでの任務中にホブスとファミリーを裏切り、サイファーに寝返るドミニク。宿敵デッカードと手を組み、ホブスとファミリーはドミニクを取り戻す闘いに挑むが…
待望のシリーズ最新作、ようやく観ることができただよ期待通り、相変わらずの突き抜けたハチャメチャさ、ノリノリなゴキゲンさでした。それにしても思い返してみれば。走り屋の窃盗団の首領だったドミニクも、今では世界を救う正義の戦隊のリーダーになちゃってますよね~。シリーズも回を重ねるたびにスケールアップ、グレードアップ、とどまることのないハチャメチャ化こそ、ワイスピシリーズの醍醐味ではないでしょうか。戦車と戦ったり、パラシュートで空から降下したり、いつしかイカした車でスピードを競う、というコンセプトから脱線。今回は車VS潜水艦&魚雷ですよ。自衛隊でも無理な戦闘、まさにありえねー!けど、やっぱワイスピはこーでなきゃね!と、とんでもシーン、とんでも展開をニヤニヤしながら満喫。戦闘前のお約束、スピードレースも好き。ゴキゲンノリノリなミュージックと、半裸で踊るセクシーギャルが、ワイスピ開始を告げるフラッグです。
明らかにツッコミを狙ってる奇想天外さがお約束なワイスピシリーズですが、毎回よく考えつくな~と感心してしまうアイデア、創意工夫には頭が下がります。金と高度な技術を駆使してるところも、ハリウッドにしかないスゴさ。今回も、目がテンなシーンのつるべ打ちです。サイファーの細工によって、車がコントロールを失って暴走したり、ビルから次々に降ってくるニューヨーク大パニックシーンが圧巻。あれ、どーやって撮影したんでしょうか。CGっぽくないところが驚異でした。極めつけは、ロシアでの氷上決戦。メチャクチャすぎる~!襲ってくる潜水艦、魚雷!基本、ワイスピってノーテンキなお笑い映画なんですよね。笑いを狙ってるところが好き。ぜったい死ぬやろ!でも死なないドミニク&ファミリーの不死身さも、ほとんどギャグになってます。
愉快痛快豪快なハチャメチャさだけでなく、ワイスピファミリーのキャラと活躍もファンには毎回のお楽しみ。初めてのブライアン不在で再スタート。ブライアンの穴を埋めるかのように、ファミリーに新メンバーが加入。最強の宿敵だったデッカードのファミリー入りにビツクリ。前作あたりからブライアンを押しのけドミニクとW主役になってたホブスが、デッカードといがみ合ったり挑発し合ったりする様子は、ほとんどヤンキー漫画なノリ。あんなに死闘、激闘を繰り広げた二人が、あっさりと和解、仲良しになっちゃって、ちょっと拍子抜け。闘った後は仲間!って、ワンピースかよ今回ホブス&デッカードのハゲコンビが、かなりコミカルでいい味だしてるんですよね~。刑務所での大乱闘がエキサイティングだった。ニヒルで冷酷な暗殺者だったデッカードが、修羅場で赤ちゃんを守ったりあやしたりするシーンで見せる優しさ、おちゃめさに驚喜!キャラ変してるし!さらに、デッカードママ登場!ママには頭が上がらない、ちょっとマザコンな一面にも驚笑。デッカード役のジェイソン・ステイサムが、キレッキレなアクションだけでなく、コメディ演技でも魅せてくれました。ホブス役のドウェイン・ジョンソンも、今後はアクションコメディ映画とかに出そうな予感。
ドミニク役のヴィン・ディーゼルが、主役なのに何だか影が薄かったような。彼もレティ役のミシェル・ロドリゲスも、老けたな~。特にヴィンちゃん。顔も首もシワシワ、体もゴツいけどブヨブヨになってたような。ヴィンちゃんとドウェイン・ジョンソンが、不自然なほど絡まず同じ画面に映らないのも、ワイスピファンの間では話題に。不仲説、かなり信憑性ありです。次回は最強ハゲトリオそろい踏みで!
今回の敵であるサイファー役は、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」での激演も記憶に新しいシャーリーズ・セロン。
シャー子さん、マッドマックスではトム・ハーディを従え、今回はヴィンちゃんを手玉にとるなど、屈強な男たちもタジタジな美しき女丈夫役がハマりますね~。フツーの女役、もうできない女優です。男を憎み蔑んでる女、みたいなところもシャー子さんらしかった。美しさ、オーラ、存在感も凡百の女優とは違います。クールな悪辣さも小気味よかったです。でもサイファー、いったい何がしたいのかイマイチ解からなかった。悪人というより、き○がい?やたらと振りかざす難解な持論が笑えた。
ミスター・ノーバディの部下、リトル・ノーバディ役で、シリーズ初登場となったスコット・イーストウッドもイケてました。
顔は若かりし頃のパパそっくり!パパを可愛く爽やかにした感じ?みんなからイジられまくる若造キャラが可愛かった。実戦では勇躍してカッコよかったです。今作では唯一の若手イケメン俳優で、今後も新メンバーとして活躍が期待されますが、やっぱポール・ウォーカーに比べたら地味なんですよね~。あたらめて思い知った。ポールはワイスピの華だったんだな~、と。
デッカードのママ役は、何と!大女優ヘレン・ミレン。ちょこっとしか登場シーンはありませんが、さすがの威厳と風格。ジェイソン・ステイサムをオロオロさせる役できる女優なんて、そうそういませんからね~。新メンバーだけでなく、まさかの復活キャラにも驚喜!え!ウソやろ?!な再登場。彼までファミリー入り?!まさに昨日の敵は今日の友なワイスピファミリーです。ケンカした後は友だち♪なノリなので、ひょっとしたらサイファーも次回はファミリー入り?!そうなったらもう、地球上に敵なしじゃんよ。次の舞台は宇宙だネ♪
はじめはアメリカ国内だったのが、どんどん壮大にグローバル化し、今回のキューバ、ニューヨーク、ロシア(ロケはアイスランドだとか)と、世界をまたにかけての闘いも今やワイスピの魅力のひとつ。でも絶対、ワイスピファミリーには自分の住む街に来てほしくないわ~奴らが来たら、グッチャグチャに破壊されちゃうもんね。一般市民の死傷者たくさん出てるはずなのに、敵以外の死体や怪我人がまったく映らないご都合主義も、ワイスピならではです