意外と社会派(予定)

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シャネルの韓国の空港からの撤退は完全に経営者の問題だよね

2011年06月28日 | 経済
韓国の仁川空港に免税店がありますが、そこの中の高級ブランドのシャネルとコーチが撤退するそうです。

傷ついたシャネルのプライド、仁川空港撤退へ
http://blog.livedoor.jp/matuba96/archives/51857397.html

簡単に記事の概要を書くと、
・ヴィトンを誘致するのに破格の厚遇をした。
・にもかかわらず、既存のシャネルやコーチは据置き。
・それならば、撤退と。

タイトルに『傷ついたシャネルのプライド』と書いてありますが、シャネルの問題ではなく、完全に経営者の失策ですね。
いかに有名ブランドを誘致するためとはいえ、後発のブランドを厚遇すれば、既存のブランドが良い顔しないのは事実でしょうが、それでも相応の利益が出せているのであれば我慢します。
それが商売。
でも、メリットがないと判断すれば、即撤退は当たり前です。

だいたい、ヴィトンもシャネルもコーチも主力はバック販売だからな・・・。
売り上げは落ちることはあっても、増えやしないでしょう。
プライド云々というのは、見当違いも甚だしいでしょうね。
朝鮮日報は何をこの会社におもねているのか・・・。
まぁ、記事を読むと、この撤退された免税店の社長はサムソンの会長の娘が経営しているので深くは言えないんでしょうが。

だいたい高級品店というのは格を高めるためのもので、いうなれば広告料でしょう。
卑近に言えば、客寄せパンダです。
そんなところをケチってどうするのか・・・。

ブランドとしても「売れなかった」というイメージがつくので撤退はなるべく避けるべきでしょうが、この場合は相手のせいですから、何の痛痒もないでしょう。
それ以上にこの免税店のほうが格を失うのですから手痛いです。
先ず隗より始めよ・・・とは良く言ったもので、新規の厚遇するより今ある店を厚遇して「ほら、儲かっているでしょう?あなたも出店しませんか?」と交渉しなければ、足元をみられるだけで相手に出ていかせる理由を与えるなど・・・経営者としては失格ですね。

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