良くネット選挙の解禁を叫んでいる人がおります。
赤熊も基本的にはネット選挙に賛成です。
でも、彼らの主張におかしな点があります。
その点さえ明らかにする・・・それをどう対処をするのか?を聞きたいのですが・・・・・・・どうやら誰も気づいていないようなので、誰もそのことを話題にしません。
なので、赤熊が指摘しようかなと思います。
ネット選挙の利点は次の2つを取り上げられることが多いと思います。
・ネットで広く主張を伝えられる
・ネット選挙にすれ選挙費用が安くなる
概ねこの2つでしょう。
1つ目はその通りで、街中での演説はまだし意義を感じますが、選挙カーでガナリ合っている様はただただ「黙れ!!」と言いたくなります。
是非ともどこかの会場を借りて出馬者同士で討論会をしてほしいですね。
問題は2つ目。
選挙費用が安く済む・・・・ということ。
ここが疑問なのである。
確かに使用者であるユーザーはインターネットの利用の多くを無料で行っています。
しかし、作り手や運営をする側は決して無料ではないのです。
まず当然かかる製作費。
ホームページやブログの設営、動画や写真のアップ自体にはお金はそうかからないでしょうが、それを『撮る』という行為には相応のお金がかかっているってことです。
わかりやすいように動画を編集したり、ブログの良い位置に表示されるように設定したり・・・。
こういう専門的なことは政治家(候補者)には難しいので、となると専門の人を雇うことになるわけです。
専門の人のお仕事ができてよかったね・・・とも言えるのですが、選挙の出馬者である発信者側からすれば、より魅力的なサイトを作ろうとすれば、専門のデザイナーを雇う必要があり、その経費はカリスマなんてろ・・・となれば雇用費は跳ね上がっていくわけです。
これがポスターといった物質に依存している媒体なら、価格がある程度の限定されるのですが、デジタルデータそのものには価値は一切なく、付加価値だけがついているだけです。
平たく言えば『原価がない』ってことですね。
ということは美術品と一緒で青天井な世界です。
で、そもそも選挙の仕方に厳しい規制をしているのは金持ちがお金を際限なくかけて派手な選挙戦術をしないようにするためです。
要はお金持ちだけが当選するようなことを防ぎたいわけです。
そのあたりをどう、整合性を保つのか・・・・。
難しいですね。
勿論、工夫次第で安くできるんだという主張も理解できますが、やはりお金があったほうが有利なことは否めないわけで・・・・。
だいたい、インターネットの多くは広告媒体・・・メディアとして収入を得て運営しているわけです。
ちょうど民間のテレビ局(民放)と同じ仕組みですね。
それでも、従来の選挙活動よりも安く済むからいいのだとというのはわかりますが、たとえば検索サイトの運営会社にお金を支払えば『選挙』とか『政治』といったキーワードで自分のサイトのトップにもっていくことだって可能です。
いえ、もっとえげつない方法だってあります。
検索サイトの設定次第では、出馬者の競争相手のブログなどを検索しても表示されないようにすることだってできるのです。
そういたことにどう対処するのか?
誰も議論してません。
『ネット選挙の解禁!!』とだけしか叫んでいないわけです。
もうちょっと、突っ込んだ議論をしてから言ってほしいと思いますね。
勿論、今では政治家や候補者がブログやホームページやツイッターを持っているのは当たり前でそれが選挙上有利なことは否定できないのに何の規制もとられてもいない現状はどうかと思いますが、単純にネットは安いだけで進めていい話ではないと思いますね。
赤熊も基本的にはネット選挙に賛成です。
でも、彼らの主張におかしな点があります。
その点さえ明らかにする・・・それをどう対処をするのか?を聞きたいのですが・・・・・・・どうやら誰も気づいていないようなので、誰もそのことを話題にしません。
なので、赤熊が指摘しようかなと思います。
ネット選挙の利点は次の2つを取り上げられることが多いと思います。
・ネットで広く主張を伝えられる
・ネット選挙にすれ選挙費用が安くなる
概ねこの2つでしょう。
1つ目はその通りで、街中での演説はまだし意義を感じますが、選挙カーでガナリ合っている様はただただ「黙れ!!」と言いたくなります。
是非ともどこかの会場を借りて出馬者同士で討論会をしてほしいですね。
問題は2つ目。
選挙費用が安く済む・・・・ということ。
ここが疑問なのである。
確かに使用者であるユーザーはインターネットの利用の多くを無料で行っています。
しかし、作り手や運営をする側は決して無料ではないのです。
まず当然かかる製作費。
ホームページやブログの設営、動画や写真のアップ自体にはお金はそうかからないでしょうが、それを『撮る』という行為には相応のお金がかかっているってことです。
わかりやすいように動画を編集したり、ブログの良い位置に表示されるように設定したり・・・。
こういう専門的なことは政治家(候補者)には難しいので、となると専門の人を雇うことになるわけです。
専門の人のお仕事ができてよかったね・・・とも言えるのですが、選挙の出馬者である発信者側からすれば、より魅力的なサイトを作ろうとすれば、専門のデザイナーを雇う必要があり、その経費はカリスマなんてろ・・・となれば雇用費は跳ね上がっていくわけです。
これがポスターといった物質に依存している媒体なら、価格がある程度の限定されるのですが、デジタルデータそのものには価値は一切なく、付加価値だけがついているだけです。
平たく言えば『原価がない』ってことですね。
ということは美術品と一緒で青天井な世界です。
で、そもそも選挙の仕方に厳しい規制をしているのは金持ちがお金を際限なくかけて派手な選挙戦術をしないようにするためです。
要はお金持ちだけが当選するようなことを防ぎたいわけです。
そのあたりをどう、整合性を保つのか・・・・。
難しいですね。
勿論、工夫次第で安くできるんだという主張も理解できますが、やはりお金があったほうが有利なことは否めないわけで・・・・。
だいたい、インターネットの多くは広告媒体・・・メディアとして収入を得て運営しているわけです。
ちょうど民間のテレビ局(民放)と同じ仕組みですね。
それでも、従来の選挙活動よりも安く済むからいいのだとというのはわかりますが、たとえば検索サイトの運営会社にお金を支払えば『選挙』とか『政治』といったキーワードで自分のサイトのトップにもっていくことだって可能です。
いえ、もっとえげつない方法だってあります。
検索サイトの設定次第では、出馬者の競争相手のブログなどを検索しても表示されないようにすることだってできるのです。
そういたことにどう対処するのか?
誰も議論してません。
『ネット選挙の解禁!!』とだけしか叫んでいないわけです。
もうちょっと、突っ込んだ議論をしてから言ってほしいと思いますね。
勿論、今では政治家や候補者がブログやホームページやツイッターを持っているのは当たり前でそれが選挙上有利なことは否定できないのに何の規制もとられてもいない現状はどうかと思いますが、単純にネットは安いだけで進めていい話ではないと思いますね。
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