意外と社会派(予定)

赤熊の辛口社会派(予定)ブログです。
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政治って「綺麗なもの」って思ってない?

2012年08月10日 | 政治
内閣不信任案が否決されました。

・・・まぁ、予測通りだよね。
自民党には賛成しても利益はないし、賛成しても不信任案は通らないのですから価値がないのです。
まぁ、良く言えばその他の野党の仕事してますというポーズで、悪く言えばただのお遊びですね。

そんな中で、赤熊、自民党は抜け目ないね・・・と思ってしまった。
だって、『近いうちに解散』という言質をとったんですから。

これを保守派と言われる人たちは不満―――『近いうち』では反故にされる、きっちり期限を確約させるべきだ―――と言ってますが、たしかに期限を切らせるのがベストだと思いますが、赤熊はベター・・・それも極めてベストに近いベターだと思います。

というのも、現状、野党側である自民党に確約をさせれるほどの強い力がないのです。
はっきり言えば、民主党側・・・野田からすれば、無視したら少なからずの影響はあったでしょうが、大きな盤面での影響はなかったのです。
それなのに致命的な言質を取ってんだから大したものですね。
総理大臣が『解散する』と言ってしまった以上、総理大臣の影響力は極めて弱くなるのです。
まぁ、当然ですね。
内閣のそのトップの人間が『もう無理』って言っているんですから。
しかも、近いうち・・・と言ってしまった以上、事あるごとに「いつ解散ですか?」と聞かれるに決まってます。
かなり致命的です。

内からは見捨てられ、外からは突き上げを喰らう・・・そう長くはないでしょうね。


しっかし何で世の中の人はこれが解んないんだろう?
冷静に、力関係とその道筋を見れば、これがベターだとわかるんですが・・・。
正直、期待しすぎですね。

そういう人たちって政治を綺麗なもの・・・て思ってるのかもしれません。
もっと言うのなら誠実なもの、善なるもの、正義である・・・と心の中のどこかで思っているのか、そうあって欲しいと願っているのだと思いますね。

人間そのものが汚い生き物で、誠実でも善でも正義でもないのに、それの集合体である政治がそうであるはずがない。
どこをどう化学変化を起こせば、そういうものになると思い違えるのかわかりませんね。
まぁ、汚い物の集まりということは、逆にいえばきれいな部分もまた集まっているわけですから勘違いするものなのかもしれませんが・・・清濁あるものが人間という基本は忘れてはいけないと思いますね。

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