意外と社会派(予定)

赤熊の辛口社会派(予定)ブログです。
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決められる政治って何なのでしょうね?

2012年05月10日 | 政治
最近の政治の合言葉「決められる政治」ってものがあります。
ところで、この決められる政治ってなんなのでしょうね?

まぁ、ありていに言えば、政治家が決断するってことなのでしょうが・・・・。

政治というのは決断するのが仕事ではなく、『合意』を得ることです。
なぜなら、その決断が正しいかどうかなんて誰にも解らないんですから。
正しいなんて保証が一切ないでしょう?
それを「証明せよ」と言っても無理な話です。

しかしながら、だからと言って答えもわからず ただ決断しただけ、では無責任なだけです。
結局のところ、決断をするというのは責任を負うということなのです。

では、その責任は誰が負うのか?
政治家?
政治家が責任なんて取れませんよ。
てか、政治家風情の何百人程度の命では釣り合わんのです。

じゃあ誰かと言えば、それは国民です。
だって、国民に『主権』があるんですから。
それ故に主権を持っている全員の『合意』が、国民全員がその決断を決めたという責任を負わせるために必要なわけですです。

だいたい、そもそも論ですが、決断をするだけだというのなら、国会で議論をする必要なんてないよね。
単純に(過半数を占めた)与党が法案をだし、それを有無を言わせず、すべて実行すれば良いだけなんですから。
何のために、あんなかったるいことしているかと言えば、合意を得たということを示すためなんですよね。

まぁ、そんなわけで決断する政治なんていう政治家がいたら、ヒトを騙さない詐欺師と同じくらい矛盾した存在です。
本当、政治家でこんなことをいう人いないよね?
え、いるって?
まぁ、赤熊はどうこう言いませんが、そういうことを言う人は政治というものをわかっていないか、もしくはワザと言っているわけです。
前者なら政治家としての資格がないし、後者なら不誠実極まりないですね。
どちらにしても、そういう人間は胡散臭い詐欺師と思ったほうがよろしいと思います。

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