意外と社会派(予定)

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やっぱりおかしい脱原発派

2011年09月08日 | 社会
この前、大阪知事の橋下徹がテレビに出て、脱原発に関してしゃべっていた。

言わずと知れた『原発なんてなくてもやっている!!』と主張する人ですけど、どんな根拠で・・・と思って聞いていたら、やっぱり脱原発派って、頭がおかしいのではないかと思った。

曰く「原発がなくて困るのは年15日間ぐらいだけ」
曰く「その間、近所の人の家にみんなで集まってそこで涼めばよい」

・・・・・・・・本気で言ってんでしょうかね?
本気なんでしょうよ。

まぁ、確かに電気が足りないのは夏の暑い一時期だけでしょう。
フルスロットルで火力発電所を動かすのは大丈夫なのかという心配はありますが無視して、電力ピークのある時期は6月の下旬から9月の中ごろ・・・場合によっては10月くらいまで暑いわけです。
そんないつ暑いかなど解らんのに、やってられないでしょう。

夏中やればいいんだというかもしれませんが、それなら行政のほうで涼しい場所を確保すればいいんじゃ?と思いますね。
それになにより、こういうことを人々の善意に任せてどうするんでしょう?

そりゃ、他人の善意にすがっておけば楽でしょう。
でも、そういう善意に頼らずとも未然に防止することも行政に求められるのです。

仮に、その善意が足りずに電力が不足し、大停電を引き起こした場合の責任はだれが取るんでしょう?
この20年、電力消費量が上がってきているのは事実だ。
善意の節電が足りなかった国民が悪いとでもいうつもりなのでしょうか?
橋下が、大阪が責任を取る・取れるわけじゃあるまいし・・・。

電気料金を3割でもあげて、府民に負担が圧し掛かるから節電をするように仕向ける・・・というのならまだしも、人の善意にすがり、絵空事というか、キレイゴトを言うのは頭がおかしいと言わざるをおえない。
少なくとも、原子炉を止めても電気を安定供給するのにいくらかかるのか、どのくらいでそのシステムができるのか?を論じたうえで脱原発を掲げてほしいです。