意外と社会派(予定)

赤熊の辛口社会派(予定)ブログです。
天佑自助が赤熊の基本理念です。

参院選公示・・・でも自民しか入れるとこがない

2010年06月24日 | 政治
本日、参院選の公示です。
熱い戦いの火蓋がきって落とされました。

・・・なんて書いたが、どうにも冷たい。
冷たいどころか、極北のブリザード級。
去年の衆議院選は自民党でいいのか?という迷いはあった。
他の小さな政党に・・・となかったわけではない。(民主は最初から永遠にない)

でも今回の選挙はどう考えても、前回のマニフェスト詐欺、民主党の民主主義無視、国会運営能力のなさなどに対する、民主党へのNOを突きつけるための選挙であり、それ以外ではない。
それでいて、民主が自民に大きくすり寄って、自民と同じマニフェスト・・・今まで自分達が掲げてきたものから180°ひっくり返してきたのである。
なんて恥知らずな・・・とも思いますが、それ以上に民主党には政権担当能力が大きく欠如していると感じます。

そもそも、非権力者・・・国民側からすると、権力の集中は避けるべきである。
そのために、この国は司法・立法・行政と三権分立を図っており、独裁にならないようにしているのだ。(上手く機能しているか疑問だが)
それは立法府内でもいえることで、どの党にも権力を集中させるわけにはならないのは明々白々なのです。
これは自民・民主問わず、権力に対する普遍の真理なのである。

今、権力を握っているのは民主党で、権力者に誰も好んで入れるわけがない。
しかも政策が似通っているのなら、なおさら民主党に入れるわけない。
独自路線で、他にない政策を提言しなければ、与党を信任する価値はないのです。
そして、現状、対抗できるものは自民党だけなのです。
よって、自民党に投票する以外に選択肢がないわけです。
それが解ってて、民主党は自民党にすり寄ったのか??
・・・解ってないでしょうね、このアホ政党は。

こんな選択肢のない選挙って、一体・・・。
選挙って選ぶためのものなんだけどね・・・。
はぁ~・・・。

なお、小政党では民主党には対抗できませんので論外です。
かえって民主党と手を組む可能性が高いですので避けた方が賢明ですね。
手を組むことも織り込み済みとして小政党に期待しても、利用されるだけされてポイッと捨てられます。
その惨劇は、連立崩壊の今の民主党を見れば明らかです。
甘い夢など見ないほうが良いと赤熊は警告しておきます。

管の『第3の道』で日本は滅びる

2010年06月24日 | 政治
管の『第3の道』の解説を聞いた・・・。

こりゃ、アカン!!!!!
だめだ、こりゃ・・・。

管の言う、第3の道を簡単に書くと、増税して、福祉にお金を廻すことらしい。

でもこれは、第1の道と同じ路線なのだ。
第1の道というのは、戦後から高度成長期にやっていた公共事業を大量発注して、経済を拡大させる路線のことで、管の言う第3の道はこれを福祉にシフトしたものでしかない。
第1の道で通用しなくなり、路線変更したのにまた同じ路線に戻すのか?
ほとほと呆れてしまう。
こんなものを第3の道と称するのは おこがましい。

しかもさらに問題なのは、この第3の道(仮称)が第1の道に明らかに劣っていることだ。
第1の道はインフラの整備・・・簡単に言えば、日本の生産性を向上させるのに一役買ったが、福祉というのは生産性は極めて低いのだ。
物を作るからこそ、付加価値が生まれ経済が拡大し廻るのであって、物を作らない福祉では経済が廻るわけがない。

物を作らず、消費するだけに、どんな未来があるのだ??
ジリ貧だろうよ・・・。
赤熊にはこの第3の道(仮称)は地獄への片道切符だとしか思えない。
こんなことしたら滅びるわ・・・。

個人的には支持しかねる部分も多いが、日本は第2の道・・・規制緩和路線にしたほうが、まだ、未来があると思う。