意外と社会派(予定)

赤熊の辛口社会派(予定)ブログです。
天佑自助が赤熊の基本理念です。

政治家から情報を貰うのも賄賂では?

2010年06月05日 | 報道・メディア
官房機密費でジャーナリスト達を篭絡してたという話。
赤熊的にはどうでも良い話で、全く興味がわかない。

興味がわかないが、1つだけ気になることがある。

ジャーナリストや政治評論家などは、懇意にしている政治家や官僚が何人もいるだろう。
そういう人たちを通じて、政界の情報を得、批評しているのである。

「何を当たり前な!」と思われると思う。
でも、この懇意にしている政治家から情報を貰うのは一種の賄賂ではないだろうか?
この情報を元に記事を書き、出版社からお金を貰う。
彼らからすると、情報は『飯のタネ』なのである。
飯のタネ = 金 = 賄賂 ではないだろうか?

もちろん、正確には違う。
「正当な対価であって、断じて賄賂ではない」と言われても否定しない。

否定しないけど・・・ねぇ。
例えば、上杉・勝谷からみる小沢・鳩山論とか、明らかにおかしいでしょう?
どうしても情報をくれる人間の悪口は言えないのだ。
もし、言えたとしても手心が加わるものである。

これも当たり前の話だろう。
不義理な真似などできないし、不義理をすれば、他の政治家から情報がもらえなくなる。
それこそ、ジャーナリストの死活問題だ。
だから悪くは書けない。
最初っから、賄賂もらっているようなものだよね。

政治家は心象良く言ってもらおうとジャーナリストと懇意にする。
ジャーナリストは懇意の政治家を擁護して金を貰う。

共生関係ではあるけど、共生関係の外の人間からみると胡散臭くてしょうがない。
『究極の贈賄』だと感じるわけですわ。

そう感じるので、賄賂を渡してましたって言う人間を断罪しようとするジャーナリストみても、同じ穴の狢としか感じない。
騒げば騒ぐだけ、興味を失ってしまうのである。

関連エントリ
テレビ評論家達 小沢から金を貰って擁護していた!
http://blog.livedoor.jp/matuba96/archives/51537595.html