意外と社会派(予定)

赤熊の辛口社会派(予定)ブログです。
天佑自助が赤熊の基本理念です。

選挙のたびに首相が代わるのはシステムの不備だ

2010年06月03日 | 政治
日経BPの時評コラムに、財部誠一のコラムにこういう記事があった。

日本にも真のリーダーを
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20100602/229295/

何ともはや・・・。
世を憂いているだけで、中身がないというか、意味がないというか・・・。

確かに、『真のリーダーを』・・・っていうのは解らないでもない。
高潔で、教養深く、決断力があり、日本の100年先を考える・・・。
そんな人間がいるのなら、ぜひとも政権を任せてみたい。

でもね、
世の中に完璧超人など、いねぇーんだよ!!!!!
そんなもの他人に求めるだけ無駄だろうに・・・。

はっきり言えば、中二病の妄想と同じ。
第一線で活躍していると目される人間が、中二病とはね・・・。
はぁ~。

さてさて、財部氏が『中二病だった』ということを書きたいわけではない。
財部氏が指摘しているとおり、選挙のたびに総理大臣が1年で代わるというのは異常ではある。
そこには同意する。
でも、赤熊はそれを人のせいにはしない。
代わりに選挙システムに問題があると考えます。

赤熊は選挙システムに不備があるからこそ、こういう事態になっており、そのシステムを直さない限り、誰がなっても、同様の事態を引き起こすと考えてます。
まぁ、鳩山ルピ夫なら、どんなシステムでも引き起こしたと思いますが・・・。

では、どんなシステムなら良いのか?
一番は独裁政権だろう。
超長期政権も夢ではない。
しかしそんなもの 誰も望まないだろう。

では、参院選のたびと代わるというのなら、1院制にしてはどうだろうか?
4年間は選挙というものはないので、少なくともこれで、選挙のため途中辞任をなくすことができる。
でも、2院制の利点もあるわけで・・・。
もし国民の選択が間違えて、おかしな人間たちを選挙で選んだ場合、速やかに修正しないとならないのは、この8ヶ月でよくお分かりでしょう。
こんな状況を引き起こす政党に、無条件で4年間付託するというのはあまりにも無謀であり、危険です。
今回のことは、例外だと思いたいが、民主党のクズ共 と来たら・・・。
まぁ、少なくとも適宜、国民の声を政治に反映させるのために、選挙を行なったほうが良いとは思います。

ですので、2院政というのはそれなりに理に適ったものだといえるでしょう。
政権交代をしないまでも、国民の中間評価を与えることができるのですから。
まぁ、それが1年で総理が換わる原因でもあるのですけど・・・。

2院制を残しつつ、コロコロ総理を換えずに済む方法を考えてみると・・・前に提言した方法があるかな?

提言  7  衆参の選挙方式
http://blog.goo.ne.jp/matuba96/e/c098bc4839fbc4467959189f0ffb554a

>衆議院は全部、小選挙区単独で二大政党化をし、
>参議院は全部、中選挙区比例で多党化する。

参議院をこの方法に変えれば、勝ち負けがなくなるでしょう?
イデオロギーを持って、多党化させてしまえば、大勝もない変わりに、惨敗というのはなくなるし、少数の国民の声を反映させることもできる。

また、41  参議院の任期は4年に短縮すべき
http://blog.goo.ne.jp/matuba96/e/a116b0269bccc5b2dc33706b6d5f8e21

で提言したけど、任期を4年にして、半期2年ごとに半数を改選していけば、国民の声を十分に拾っていけるのではないでしょうか?

・・・少なくとも、今の良識の府と呼ばれるよりましだと思うし、「参院では闘えない」、または「参院の責任を」というのがなくなると思います。

2010.06.04 追記
この記事を書く前に財部氏のコラム「日本にも真のリーダーを」にコメントをしたのだが、どうやら、消されているようだ。
内容は、上記内容を短くしたもの(というよりそれを元にこの記事を書きました)だが、どうやら過激だったらしい。
決してそうは思わないが、彼を中二病と呼んだら無視される仕様のようです。
でも、このコラム読むと、そうとしか思えないよね。
中身がないし・・・。