可笑しなブログを見た。
みんなが叩く人は自分も叩いていい、と考える人は怖いです チキリン (社会派ブロガー)
http://blogos.com/article/86202/
内容は『これって虐めの構造じゃないの?』っていう感じのものだけど・・・・。
まず、
>みんなが批判しているので、自分も批判(活動に参加)する人
>(小保方氏の件を取り上げ)「とりあえず今、彼女を叩いておけば、自分は正論を言っていると評価してもらえる。えっへん!」と思っている人たちです。
・・・・・・・・こんな人っているの?
赤熊、見たことも聞いたこともないんだが?
これが「ここで彼女を叩いておかなければ、自分が何されるかわらない」といった保身のために叩く・・・とかならわかるが、さすがに評価されたいがために無意味に叩く人っていないと思うよ。
まぁ、広い世の中を見渡せばいるのかもしれないけど、流石にそんな人間はごく少数だろうからそれを気にしても意味がない。
そんなレアケースを虐めの構造と一緒と言われても、全然違うとしか言いようがない。
ついでに言うとこのチキリン氏のブログの小保方氏の釈明会見と蓮舫氏の「2位ではダメなんですか?」発言の例示も不適切である。
確かに記者の質問の悪さはわかりますが、これは小保方氏の釈明会見であり、疑義を晴らす場です。
それを自ら設定したわけです。
この会見を見て「彼女は嘘ついてないんだ、論文のちょっとしたミスなんだ」とどれだけの人間が思ったか?
いないでしょ、そんな人。
むしろ疑惑を深めただけでしょう。
彼女が証拠を示しながら誠実に説明をして、それでも理解を得られずに叩かれた = 酷い、イジメだ!!・・・ならわかりますが、証拠やそれに類するものを新たに提出できない、説明もあやふやでは叩かれても仕方ないでしょう。
本当に会見を見たのでしょうか?
記者に深くツッコめよと言うのもわかりますが、それは記者の追及力のなさの問題であって『正論を言ってると評価してもらえる。えっへん!』の例示ではない。
てか、あの程度の質問しかできん記者なら簡単にやり込めるでしょう。
何故それをしなかったんでしょうね?
いずれにしても、明らかに不適切な例話である。
蓮舫氏の「2位ではダメなんですか?」発言の例はアウト。
>でもみなさん、この時、それを問われた科学技術予算を担当する官僚が、その質問にどう答えたかを知っていますか?
>誰も知らないでしょ?
>なぜなら、その官僚の回答はほとんど報道されていないからです。そして、その回答がほとんど報道されていないのは、この担当者が「まともな回答をできなかったから」です。
きちんと担当者が応えるべき・・・って、担当者はきちんと答えとるがな!!
議事録を読んでみましょう。
行政刷新会議 http://www.cao.go.jp/sasshin/oshirase/h-kekka/3kekka.html
http://www.cao.go.jp/sasshin/oshirase/h-kekka/pdf/nov13gijigaiyo/3-17.pdf (PDF)
この中で、蓮舫氏も納得してますよ。(言葉の上では、ですが)
擁護したいのかもしれませんが流石にウソを垂れ流すのはまずいでしょう。
よくもまぁ、それでイジメを語れるものです。
この問題は蓮舫氏が科学技術に対し無知への批判、そしてそういう人物が予算を差配するという『暴挙』に対しての批判だったのです。
蓮舫氏の発言は当然の質問だ・・・と言う声が出なかったことが証明ですね。
さらに言えば、つるし上げて政治ショー化させた、しようとする下賤さへの嫌悪などが、ないまぜとなった結果です。
わからないならわからないで良かったのです。(それはそれで批判されたのでしょうが)
それを判断する能力があると『嘘をつかず』に別の人に委ねれば、それほど批判されなかったでしょう。
実際、その後、この会議での予算の多くが復活しました。
これが本当に正しい結論で出した、もしくはそれに近い物、または自身の信念を貫いて出したものならば、そんなことにはならないでしょう。
批判されて仕方ないわ。
それがイジメですか?
当然の帰着でしょう。
この2つの例示を持って『みんなが批判しているので、自分も批判(活動に参加)する人になりたくない』と嘯かれましても・・・。
嘘つきは叩かれても仕方ないんですよ。
とくに蓮舫氏の件は、それで国民の富を失う結果にもつながりかねないのですから、より強くなるのは当然です。
それが『やりすぎだ』というのなら理解できますが、国益を害する嘘つきを擁護されても困りますね。
自身のブログで嘘を堂々と付く『嘘つきさん』なのですから、嘘つき同士のシンパシーでも感じたのでしょうかね?
それともやるなら積極的にイジメに加担すべきと言ってるかなぁ?
それはそれで地獄だろう。
そもそもイジメをしている人間は『イジメている』と自覚があるのかも怪しいものです。
おそらく楽しいからやってる、それだけでしょう。
その場合、自覚を促せば収まってもいくでしょう。
ですが、問題はそうじゃないイジメ・・・嫌悪や憎悪からくるイジメ、それはもうイジメと呼ぶには別のものです。
それは自覚では収まりません。
だって自覚して苦しめようとしてるんですから!!
もはやこうなってしまっては赤熊は解決は難しいと思います。
物理的に抑え込んでも不満が溜るだけで、何の解決にもならないでしょうから。
それを解決する方法でも考えればいいですけど、毒にも薬にもならないどころか、嘘までついて擁護だなんて、いじめを助長することになりかねないと思います。
はっきりと害悪ですね。
これが本まで出した社会派ブロガーねぇ・・・。
まぁ、いつも完璧にはできないと思いますが、捏造は最低だと思います。
2014.05.13 大意を変えずに訂正
2014.05.16 補記