大阪府の橋下知事が、「根拠のない15%節電には協力しない」と、いつもの狂犬ぶりを発揮している。
自分の意見と違う意見が出た場合や、自分の頭越しに何かを言われると、何でも噛み付く体質の「狂犬独裁知事」。
しかし、今回の噛み付きぶりは、いいと思う。
各電力会社が、ユーザや自治体を無視して、独断専行で電力を人質に取る体質は「バカ殿」よりもタチが悪い。
「バカ殿」は、馬鹿なりに愛すべきところがあるが、電力会社は、事実を隠すことだけが仕事だという確信犯だから、愛すべきところが、ひとつもない。
今回の橋下知事の関西電力への抗議は、「6月14日に経済団体を通じ、府内の各事業所にオフィス系の職場で年間5%、夏季10%の消費電力カットを目標に取り組みを求める予定だった」という知事自身の目論見を完全に覆すものだったから、いつも通り、感情的になったものと思われる。
つまり、関西電力如きが、大阪府知事である俺様の頭越しに何を言っているのか!
という憤りが、混ざっていると思われる。
その感情自体は幼稚だが、「今回、目標設定のため関電に何度もデータ開示を求めたが、協力を得られなかった」という関電の体質は非難されていい。
そして、「今ごろになって根拠もなく一方的に15%と言われても協力できない」というのもうなずける。
確かに、根拠を提示してもらわなければ、どんな数字でも説得力を持たない。
もし「10パーセントだと低すぎるし、20パーセントだと反感を買うだろうから、15パーセントは『政府の節電目標』でもあるし、この辺だと文句は言われないだろう」などと安易なことを考えていたとしたら、企業としての見識を疑う。
また、関電の社長は、自然エネルギーについて「風力や太陽光を含めて積極的に取り組んでいるが、原子力の代わりは無理ではないか」と言い訳じみたことを言っている。
無理ではないか、というなら、具体的な根拠を示すのが筋なのに、それもない。
「積極的に取り組んでいる」なら、その成果があったのか、なかったのかを提示すべきだ。
ただ、「積極的に取り組んでいる」と言われても、隠蔽体質の電力会社の言うことだから、俄には信じがたい。
この発言は、私には「俺様に指図するな」と言わんばかりの門前払い発言に聞こえる。
この発言に対して、橋本府知事は「原発を一気に全部止めて、すぐに自然エネルギーに代えられるなんて誰も思っていない。そういう方向に一歩踏み出すかどうかが重要で、電力会社は結局踏み出せない」と憤慨しているが、もっともだと思う。
誰からの協力も受けない、誰からも指図されたくない、誰も俺たちのやっていることに踏み込んで欲しくない、などという会社があったら、それはマフィアと一緒だ。
ファミリーだけで世界を築き、排他的で、よその世界の人に迷惑をかけても平然としている。
自分たちの作った掟を守ることだけが、使命だと思っている。
そして、ファミリーを守るためなら、平然と嘘をつく。
ときに、人に害を与える。
電力会社は、こんなマフィアと同等か、多くの人の命を危険にさらしても、まだ隠し事をしている「仁義なき体質」を見ると、もしかしたら、マフィアより劣るかもしれない。
自分の意見と違う意見が出た場合や、自分の頭越しに何かを言われると、何でも噛み付く体質の「狂犬独裁知事」。
しかし、今回の噛み付きぶりは、いいと思う。
各電力会社が、ユーザや自治体を無視して、独断専行で電力を人質に取る体質は「バカ殿」よりもタチが悪い。
「バカ殿」は、馬鹿なりに愛すべきところがあるが、電力会社は、事実を隠すことだけが仕事だという確信犯だから、愛すべきところが、ひとつもない。
今回の橋下知事の関西電力への抗議は、「6月14日に経済団体を通じ、府内の各事業所にオフィス系の職場で年間5%、夏季10%の消費電力カットを目標に取り組みを求める予定だった」という知事自身の目論見を完全に覆すものだったから、いつも通り、感情的になったものと思われる。
つまり、関西電力如きが、大阪府知事である俺様の頭越しに何を言っているのか!
という憤りが、混ざっていると思われる。
その感情自体は幼稚だが、「今回、目標設定のため関電に何度もデータ開示を求めたが、協力を得られなかった」という関電の体質は非難されていい。
そして、「今ごろになって根拠もなく一方的に15%と言われても協力できない」というのもうなずける。
確かに、根拠を提示してもらわなければ、どんな数字でも説得力を持たない。
もし「10パーセントだと低すぎるし、20パーセントだと反感を買うだろうから、15パーセントは『政府の節電目標』でもあるし、この辺だと文句は言われないだろう」などと安易なことを考えていたとしたら、企業としての見識を疑う。
また、関電の社長は、自然エネルギーについて「風力や太陽光を含めて積極的に取り組んでいるが、原子力の代わりは無理ではないか」と言い訳じみたことを言っている。
無理ではないか、というなら、具体的な根拠を示すのが筋なのに、それもない。
「積極的に取り組んでいる」なら、その成果があったのか、なかったのかを提示すべきだ。
ただ、「積極的に取り組んでいる」と言われても、隠蔽体質の電力会社の言うことだから、俄には信じがたい。
この発言は、私には「俺様に指図するな」と言わんばかりの門前払い発言に聞こえる。
この発言に対して、橋本府知事は「原発を一気に全部止めて、すぐに自然エネルギーに代えられるなんて誰も思っていない。そういう方向に一歩踏み出すかどうかが重要で、電力会社は結局踏み出せない」と憤慨しているが、もっともだと思う。
誰からの協力も受けない、誰からも指図されたくない、誰も俺たちのやっていることに踏み込んで欲しくない、などという会社があったら、それはマフィアと一緒だ。
ファミリーだけで世界を築き、排他的で、よその世界の人に迷惑をかけても平然としている。
自分たちの作った掟を守ることだけが、使命だと思っている。
そして、ファミリーを守るためなら、平然と嘘をつく。
ときに、人に害を与える。
電力会社は、こんなマフィアと同等か、多くの人の命を危険にさらしても、まだ隠し事をしている「仁義なき体質」を見ると、もしかしたら、マフィアより劣るかもしれない。