リスタートのブログ

住宅関連の文章を載せていましたが、メーカーとの付き合いがなくなったのでオヤジのひとり言に内容を変えました。

ウンコが暴れる

2011-06-05 08:36:42 | オヤジの日記
便秘で苦しんだことがない。

中学3年時の京都・奈良への修学旅行のとき、朝メシを食い終わって「便所行ってくる」と同級生に言ったとき、「なんで?」と聞かれた。

なんでって、クソをするために決まっているだろうが。
そう言ったら、「冗談だろ!」と言われた。

冗談じゃねえよ、クソが今にも、口から出そうなんだ。ここで出してやろうか、と言ったら、「バーカ!」と露骨に嫌な顔をされた。
お前はしないのか? と聞くと、家以外ではしない、と言われた。

それまでは思いもしなかったが、よく考えてみると、学校でクソをしているやつが私以外にいないことに、遅ればせながら気づいた。

「家じゃなきゃ、出ねえんだ」


まあ、なんて、お上品なお体ですこと!


なぜか、男子も女子も、学校でクソをすることを嫌がるようだ。

私が、「ウンコが暴れてるぜ!」と言うと、汚物を見るような目で、私を見るのだ。


お上品だな、お前ら!


私の高校一年の娘も、小学校のときから、平気で学校で「大」をした。
さすがに「ウンコが暴れている」とは言わなかったようだが、「ウンコちゃんが出たがっている」と言って、トイレに行ったようだ。

学校のトイレで「大」をすると、からかいの対象になるという、信じられないような風潮が日本の学校にはあるようだが、娘が余りにも堂々としているので、そのことでからかわれたことは、一度もないという。

「大」をしただけでからかうなんて、人間の生理を否定する大馬鹿者だ。

お前ら、一生、クソなんかするんじゃ、ねえぞ!


そういうポリシーを持つ私と娘は、家でも「ウンコが暴れている」と言って、トイレに行く。
真面目なヨメと息子は、眉をひそめるが、自然の生理を馬鹿にするやつこそが、私には滑稽に思える。

屁をするときは、「エイチ・イー(HE)発射」と告げる。

屁に関しては、屁を我慢すると体に悪い、と長年にわたって便秘症であるヨメと息子を説得した成果が出て、最近では、二人とも我慢しなくなった。

それは、人類として、大きな進歩だと言える。


さて、昨年の7月から我が家に居候中の娘のお友だち。

彼女は、便秘症ではなかったが、最初のうちは、どこかで遠慮しているところがあった。

やはり、年頃の娘である。
長年の日本の学校の悪しき風習である、「大とは汚れたものなり」という意識が拭い難く、我慢をしていた時期があったようだ。

そこで、娘と私は、今まで以上に「ウンコが暴れている」を強調するようにして、「エイチ・イー(HE)発射」も少し過剰なほど大きな声で言うようにした。

最初は、それになかなか馴染めずにいた居候さんだったが、2ヶ月もすると、「あ? ウンコが暴れ出したかも?」と言うようになり、「エイチ・イー、発射2秒前」などと言うようになった。

今では、食事中でも「なんか、ウンコが暴れそう」と言い、「我慢できないエイチ・イー」などと言ったりする。
そして、「風呂でエイチ・イー10連発」などと言ったりもする。


彼女もやっと、完全なる我が家の一員になったようだ。


私は、それが、たいへん嬉しい。