リスタートのブログ

住宅関連の文章を載せていましたが、メーカーとの付き合いがなくなったのでオヤジのひとり言に内容を変えました。

最新の住宅ニュースから

2007-10-31 10:32:19 | 家づくり
トステム、ICカードで施錠する玄関用引き戸

 トステム(東京・江東)は30日、ICチップを搭載したカードキーを採用するなど一部改良を施した玄関用の引き戸「PGシリーズ」を11月1日に発売すると発表した。カードキーを利用しているため利便性や防犯性が向上しているという。

 ICチップを利用したカード「CAZAS」を使用。カードを玄関に設置した読み取り機にかざすだけで上下2カ所の鍵を施錠することができる。ピッキングなどによって、片方の鍵が解錠されても20秒経過すると自動的にロックされるほか、ドアを閉めると自動的に施錠するなど防犯性能が高いのが特徴だ。デザイン別に全5種類、価格は56万2,800―65万9,400円。

[10月31日/日経産業新聞]


国交省、改正建築基準法の運用を緩和へ

 国土交通省は、6月20日に施行した改正建築基準法の施行規則などの見直しを行うことを決めた。

 具体的には、建築確認申請の際に、大臣認定書の写しを添付することを求めていたものを、審査機関が認定内容を確認できる書類をもっていない場合にのみ提出を求めるようにする。
 また、間仕切りや開口部の変更については、計画変更のための再申請をしなければならないとしていたが、構造安定性、防火・避難性能が低下することのない場合については「軽微な変更」扱いとして、計画変更にともなう再申請をしなくてもよいこととする。


ニチアス、準耐火性能試験で不正 防火のき天など約4万棟で性能満たさず

 断熱材などを製造するニチアスが準耐火性能試験などで不正を行っていたことが明らかになった。

 同社は、繊維混入ケイ酸カルシウム板を用いた軒裏の準耐火性能試験や間仕切り壁の耐火性能試験で試験結果が有利になるよう、規定よりも含水率の高い繊維混入ケイ酸カルシウム板を用いた不正な試験体を使用。試験に合格し、大臣認定を受けていた。

 ニチアスによると、不正に認定を受けた構造方法は20件で、そのうち16件が自社試験で耐火性能を満たしていなかった。残りの4件については、性能を満たすことが確認されているが、改めて性能評価機関での試験を行う。
 国土交通省は、性能を満たしていない16件の構造方法について、10月30日付けで認定を取り消した。

 住宅用で認定が取り消された製品は、準耐火45分、60分の住宅用軒裏天井材「防火のき天」。出荷実績は約4万棟。
 また、準耐火30分の住宅用軒裏天井材「防火のき天」は性能を満たしているが改めて試験を実施する。出荷実績は約6万棟。


最新の住宅ニュースから

2007-10-30 08:27:47 | 家づくり
アジア太平洋地域への不動産投資額、前年比14%増・1―6月期

 米不動産サービス大手、ジョーンズ・ラング・ラサールによると2007年上半期(1―6月)の日本を中心としたアジア太平洋地域への不動産投資額は540億ドルと前年実績比で14%増加した。域外の投資家によるクロスボーダー投資が同52%の大幅増となったことが主因で、アジア太平洋地域の不動産投資の魅力が一段と増しつつある。

 同地域への不動産投資をけん引しているのは日本市場の活況。低金利が続き資金調達コストの抑制基調が続いたほか、オフィス賃料が上昇したことから、期待利回り(イールドスプレッド)が米ニューヨークや英ロンドンなど海外の主要都市よりも優位に推移。世界的に余剰傾向にある投資マネーをひき寄せた。

[10月30日/日経産業新聞]


木耐協、「長寿命の樹」を推奨部材に認定

 日本木造住宅耐震補強事業者協同組合(木耐協)は、越井木材工業が製造する防腐防蟻木材「長寿命の樹」を推奨部材に認定した。11月から木耐協組合員向けに推奨部材として紹介していく予定。

 「長寿命の樹」は、木材や合板に防腐防蟻保存剤を加圧注入したもので、安定した耐力を長時間維持維持できるという。販売価格は注入前木材価格の3割増し程度。


最新の住宅ニュースから

2007-10-29 11:42:41 | 家づくり
三井物産と野村不動産、仏大使館を再開発・分譲マンション建設

 三井物産と野村不動産は東京・南麻布にあるフランス大使館を再開発し、敷地の一部に50年間の定期借地権付き分譲マンションを建設する。同大使館が庁舎の建て替え資金を賄うため、敷地の一部を定借方式で貸し出す。両社はマンションの販売価格を1坪(3.3平方メートル)あたりの単価で800万円以上に設定、各戸の平均床面積を40―50坪とする計画で、1戸あたり3億―5億円程度の高額物件となる。

 両社と竹中工務店などの企業連合が29日、仏政府と開発事業の受発注契約を交わす。三井物産と野村不動産の出資で設ける特別目的会社(SPC)が大使館の敷地(約2ヘクタール)の南側に新庁舎を建設後、敷地北西側の現庁舎を取り壊し、その跡地周辺約4,500平方メートルに定期借地権を設定。総戸数50―60戸のマンションを建設する。

[10月29日/日本経済新聞 朝刊]


大建工業、臭の吸着など4つの機能もつ天井材を発売

 大建工業は、「消臭」など4つの機能をもつ天井材「エアフレッシュ」を11月21日に発売する。

 調湿機能を高めた調湿ロックウール吸音板に化学吸着剤入り塗装を施すことで、「消臭」、「調湿」、「吸音」、「ホルムアルデヒド吸着・分解」の4つの機能を付加した。

 なかでも「消臭」は、生活4大悪臭であるトイレ臭、生ゴミ臭、排水臭、ペット臭の原因とされる代表的な化学物質を吸着することで、広い範囲で臭いを軽減する効果をもたせた。
 また、国土交通大臣認定の準不燃材料で、一般のクロス仕上げに比べて約5~6倍の断熱性能を備えている。
 価格は税込み9,450円/坪。 



最新の住宅ニュースから

2007-10-28 10:25:36 | 家づくり
06年度再建築率、前年度比0.8ポイント低下

 国土交通省は、2006年度分の再建築(建て替え)状況をまとめた。新設住宅着工戸数に占める再建築住宅戸数の割合(再建築率)は、11.0%で、05年度よりも0.8ポイント低下した。

 再建築するために徐却された住宅戸数は、全体で10万1,083戸。その跡地に再建築された戸数は、14万1,957戸と除却前の1.4倍になった。持家の除却後の戸数は除却前の0.9倍。うち持家から持家への建て替えは7万1,633戸だった。


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2007-10-27 10:11:25 | 家づくり
住宅性能表示制度、設計受付戸数が6月から3ヵ月連続前年割れ

 国土交通省は、品確法に基づく住宅性能表示制度の2007年8月の実績について調査結果を発表した。

 設計住宅性能評価は受付戸数が1万5,989戸と、前年同月比17.9%の減少。交付は同3.2%増の2万1,230戸だった。受付戸数は、6月から3ヵ月連続の減少。
 建設住宅性能評価は受付戸数が同19%増の1万8,622戸、交付は同20.1%増の1万2,837戸だった。


YKK AP、強風地域に対応するカーポートを発売

 YKK APは、耐風圧強度に優れたスチール折板屋根カーポート「レオンポート」と「レオンポートDX」を11月1日に発売する。

 業界最高水準の耐風圧強度Vex=46m/sを実現。台風被害の多い九州・四国や本州の太平洋側といった強風地域にも設置が可能。
 「レオンポート」と「レオンポートDX」は、鼻隠しのデザインが異なる。
 カラーはブラウン、カームブラック、プラチナステンの3色があり、サイズは1台用2種類と2台用4種類の計6種類。

 価格帯は32万5,500~57万6,000円(部材標準販売価格。スチール折板屋根ふき材、施工費、搬入費、消費税含まず)。