リスタートのブログ

住宅関連の文章を載せていましたが、メーカーとの付き合いがなくなったのでオヤジのひとり言に内容を変えました。

いとしのくぅちゃん

2011-06-25 09:26:44 | オヤジの日記
9年前、アルバム「affection」を聴いたとき、安室奈美恵の匂いを感じた。

だから、気に入って、それ以来、倖田來未を聴いている。

なかなか売れなかったが、ゲームソフトとのタイアップで「real emotion」が、そこそこヒットした。
しかし、この曲は、あまり倖田來未色が強いと思わなかった。

この曲で売れても、むしろ苦労するだけではないか、と思った。

しかし、幸いなことに、と言うべきか、その後やや低迷した。
その熟成期間が良かったのかもしれない。

「grow into one」「feel my mind」という、完成度の高いアルバムをリリースした。
これらは、今でも私のお気に入りのアルバムである。

「キューティハニー」は、PVは面白いが、歌自体は、「real emotion」まで後退したイメージがある。
2、3回聴いたら、もう「ごちそうさま」という歌だ。

「Butterfly」も倖田來未の楽曲の中では、下から数えたほうがいいという歌だ。
これが、ヒットしたらヤバイなと思っていたら、予想に反して、ヒットした。

このまま、この路線で行ったら、一発屋で終わるかもしれない、と危惧した。

しかし、その後「Birthday Eve」から「Someday」まで、毎週CDシングルをリリースするという冒険に出た。
この攻めの姿勢は、勇気があって、しかも手抜き感がまったくなかったから、倖田來未というアーティストを定着させる最高のプロデュースだったと今も思っている。

その後、これぞ倖田來未という「4 hot wave」をリリースし、「BUT」「FREAKY」というやはり倖田來未らしい、そして私ごのみのアップチューンをリリースした。
そして、「Kingdom」という完成度の高いアルバムをリリースするが、「羊水発言」で活動を自粛。

あの程度の発言で、なぜ叩かれたのか、いまだに私には理解不能だ。
男性大物芸人は、もっと暴言を吐いているが、ほとんどバッシングされない。
露骨なほどの男社会だ。

私のヨメは、36歳でいま高校1年になる娘を産んだが、「羊水なんか腐ってたって産めたわよ。何を大騒ぎしてるの。馬鹿じゃないの」と男前に発言していた。

私の友人は、2度目の結婚を10歳としの離れた医者としたが、そのお医者さんは39歳で初産を経験した。
そして、その医者が言う。

「私は、羊水が腐ってても、気合で元気な赤ん坊を生むわよ。
子どもを産もうという本気の覚悟をもった女は、あんなこと気にもとめないわ。
あれは、誰かを陥れて喜びたい低俗な男と、子供を産みたくない理由を探している女が、騒いだだけのことよ!」

そのとき生まれた子は、いま幼児体操クラブに入って、その才能を存分に発揮しているという。

私もその女医さんの意見に賛成だ。
当時も今も、私は倖田來未擁護派だが、その時は、どんなに擁護しても、正論を気取った集団ヒステリーの風圧に弾き飛ばされたものだ。

今も同じような集団ヒステリーは、あちこちに発生して、日本を立ち止まらせているが、横道に逸れすぎたので、この話は、ここで終了。

その後、低俗男、言い訳女たちの目論見通り、倖田來未は一時の勢いをなくしたが、楽曲自体は、攻撃性を失わずに、良質の音楽を作り続けている。


今後、倖田來未が、安室奈美恵のように、再ブレイクするかどうかは微妙なところだ。
カリスマ性という点だけを考えるなら、倖田來未は安室奈美恵には及ばない。


ほかの部分で、再ブレイクのポイントを見つけるしかない。

ただ、倖田來未は、そんなことを模索することもせずに、自分のやりたいことを自分のペースで、やっているように思える。
その姿勢は、いいと思う。



そして、これから、どんな状況になったとしても、私は倖田來未の味方である。


それだけは、変わらない。