●12月1日は第18回目の世界エイズデー。中国各地ではエイズ
予防に関する知識を広めるため、いろいろな活動が行われた。
河南省と西南部の雲南省は国内でもエイズ感染状況が深刻な
地区となっている。河南省の関係部門は1日省都の鄭州市で、
エイズ相談と検査を行い、また避妊具と関連資料を配る。
●中国は知的所有権を初めて持った、エイズ治療薬品の開発に
このほど成功した。現在この薬は臨床テスト段階に入った。
●国連アナン事務総長は、エイズ対策を更に重視するよう各国
に呼びかけ。
●国連の副事務総長で、UNEP・国連環境計画のクラウス・テプ
ファー事務局長は北京で、中国政府は松花江に重大な汚染が
起きたあと、必要で効果的な措置を講じており、人々は汚染を
乗り越える自信を持っていると述べた。
●中国では今日から、一連の新しい法律、法規が発効。これによ
り中国の経済社会、人々の暮らしに大きな影響をもたらすとみ
られる。これらの法律には新しく修正された婦女権益保障法や、
新しく制定された直接販売管理条例などが含まれる。
婦女権益保障法では、女性へのセクハラが禁止され、被害を受
けた女性が、職場や関連機関に苦情を申し込む権利があると定
められている。また直接販売管理条例では、直接販売への監督
管理を強化し、詐欺を防ぎ人々の権益を保護するなどとしている。
●北京は手話のボランティアや手話通訳の不足問題を解決するた
め、来年全市で1000人の手話のボランティアを養成する計画を
立てた。IOC・国際オリンピック委員会の要求に基づくと、2008年
五輪開催期間に合わせて900人余りの手話通訳を必要だが、現
在北京ではレベルの高い手話の通訳は、わずか20人から30人し
かいない。
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●第60回国連総会で中国が提出した、国際的公共衛生能力の向
上に関する決議案が採択された。
●ベトナムで開催されている第二回ASEANプラス中国、日本、韓
国閣僚級会議で、各国は多国籍犯罪取締りの強化、とりわけ、
国際テロ活動を掃討する協力について合意に達した。
●国連総会のスポークスは、ニューヨークの国連本部で国連の第6
委員会は29日、国際テロリズムに関する全面条約草案について
の交渉を一時中止するとした。
●トルコを訪問中のイランのモタキ外相は、イランとEU・欧州連合の
核問題に関する交渉が、これからの二週間内に再開されると表明。
●アメリカ国務省のマコーマックスポークスは、中央情報局がEU加
盟国に秘密収容所を設置し、テロ容疑者の拘束、尋問と移送に利
用されるとの報道に対し、EUからの要求に最善を尽くして
回答するとした。
●メキシコのデルべス外相は、アメリカが両国の国境地区により多く
の分離フェンスを構築することに反対するとした。なぜなら、これは
両国の未解決の不法移民問題の解決にプラスにならないからだと
述べた。
●パレスチナイスラム原理主義組織ハマスの指導者マシャル氏は、
ハマスは年末に期限になるパレスチナ・イスラエル臨時休戦協定
を継続しないとした。
●イスラエル労働のペレス前党首は30日、労働党を離党し来年の
総選挙でシャロン首相を支持すると発表した。