●プーチン大統領は一連の国々の首脳に、新年のお祝いの
メッセージを贈った。このメッセージはウクライナ大統領を含
むCIS諸国他、国際部隊で重要な役割を演じているイギリス
やアメリカ、日本など26カ国の首脳にメッセージを贈っている。
●ロシアとウクライナは、ロシア産天然ガスのウクライナへの
売却価格を巡って意見に大きな隔たりがあり、プーチン大統
領は価格を引き上げる代わりに、商業クレジットを提供する提
案に対し、ウクライナ大統領が拒否する一幕もあったが、両国
は今日も交渉を続けることになった。
尚、ロシアのガスプロム社代表は、契約が調印できなかった場
合、ガスプロムはウクライナへの供給を、1月1日午前10時に供
給を止めるとした。
●ウクライナでは3月26日に実施される、最高会議の選挙に向け
立候補者名簿が発表された。今回の選挙では初めて、比例代
表制に一本化される。
●イランの最高安全保障委員会報道官は、ロシアがイランの原子
力発電所用のウラン濃縮作業を、イラン領内で行う案を出したこ
とに対し、その案を現在イラン側が検討していることを明らかにし
た。
●イラクでは先日実施された、議会選挙の結果を改めて確認する
ため、特別な国際委員会が設置された。
●韓国議会はイラクに派遣されている、韓国軍部隊の内三分の一
を削減する法案を承認した。
●アメリカは北朝鮮が国際監視団を受け入れなければ、北朝鮮へ
の食糧支援を再開しないとした。これは北朝鮮が国際的な人道
支援団体に対し、活動を停止し北朝鮮から退去するよう求めた
ことを受けて、アメリカ国務省報道官が明らかにした。
●ロシアのアダモフ元原子力相は、アメリカの特務機関が妨害し
なければ、アメリカの裁判所に出頭する用意があることを弁護
士を通じて表明した。アダモフ氏はロシアの原発の安全性強化
の為に、アメリカが支援した資金の内、900万$を着服したとし
てアメリカから指名手配を受け、5月2日にスイス当局に身柄を
拘束されている。
●中国の化学工場爆破事故によって、アムール川に流れ込んだ
有毒物質は、ロシア極東の中心都市ハバロフスクから約230㎞
下流の地点を流れている。
●駐ロシア野村日本大使はイタルタス通信の独占取材に対し、来
年1月1日よりG8議長国となり、ロシアがその任務を首尾よく果
たすことが出来るよう、日本は全力を尽くして支援することを示し
た。
●全ロシア世論調査研究センターが今月行った、アンケート調査
の結果、ロシア国民の73%がプーチン大統領の大統領としての
活動を肯定的評価していることが判明。一方。立法機関及び執
行機関としての連邦政府の活動に対して、国民の評価は低く全
体的に否定的な回答が出揃った。
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