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1010 Radio

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平和を望むか、戦争に備えるか(2)

2011-08-20 | ラジオ
日本側の強気の発言の裏には、これに関するアメリカ側からの大きな支持を得ているとの認識がある。
アメリカのクリントン国務長官は、中国との尖閣諸島に関する衝突が激化した場合には、日本を援助するとの立場を伝えた。アメリカのゲイツ国防長官と日本の北沢防衛大臣はこれより先、両国は尖閣諸島のある東シナ海での安定化問題に関する2ヶ国間の安全保障条約に従って、共に対応していくとの立場を確認している。

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しかし中国は尖閣諸島に関する自国の立場を軍事路線で、どれほど主張する考えがあるのだろうか。これに付いてラニコフ教授は、次のように話している。。
「この地域には一触即発の危険性が十分ある。しかしこの地域で深刻な問題が起こるとは思ってはいない。
この地域は世界で最もダイナミックに発展している場所だ。言ってみれば成長が止まってしまった日本を除く、アジア太平洋地域の多くの国々では、経済成長率が7%、8%、10%となっている。それによって深刻な紛争に向かう事はないと考える。
非常に悪い場合でも、どこかで再び砲撃が発生するぐらいだと考える。一方で地域のヒステリー度は高まっており、限界に達していると考える」
教授は、このように指摘した。

経済的な関心がヒステリーの、いわゆる炎を消し去る希望もある。しかしそれはもちろん、故意に火事を起こそうとする人がいなければの話だ。

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8月12日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル