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1010 Radio

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ロシア極東への航空輸送の発展に付いて

2007-08-16 | ラジオ
夏と言えばスイカの季節。
ロシア極東の人々はこの時期、海に行ったり外国へ旅行したりするが、その
とき移動の手段として、多くの人に用いられるのが飛行機だ。
極東の航空会社ダリアビアは、この地域の主要な航空会社となっている。
今年からダリアビアは、ロシアの国営航空会社アエロフロートの傘下に入っ
た。

ダリアビアの株式は100%、国が所有している。アエロフロート社長は、ダリア
ビアの今後の事業プランに付いて、次のように語っている。
「極東地域では輸送の拡大が見込まれており、これがダリアビアの発展、ハ
バロフスク空港の発展、そして私達の極東地域の航空輸送発展プランに関係
している。極東地域航空発展プランは、極東に競争力のある強力な事業を航
速しようというものだ。
私達は技術者やパイロットの養成プラン、地上での航空機整備、旅客サービス、
貨物サービスの組織プランを作成した。私達のプランでは貨物輸送に重点が置
かれている。

すでにヨーロッパからハバロフスクへと飛ぶ、定期貨物便の運行を始めた。
これにはロシアの飛行機と、2機のボーイング社の輸送機が飛んでいる。
これらの飛行機はハバロフスクを拠点に、極東の(?)と貨物を輸送している。
またハバロフスク空港からは各地域へ、必要な頻度で飛行機が飛び、旅客にと
っても便利な中継拠点となるだろう。
ダリアビア社は近代的システムを持っている」
アエロフロート社長は、この様に延べ、さらに次の様に続けた。
「ロシアにとって極東経済の発展が持つ意味は年々高まっている。丁度ここから
海や空の空港に繋がる、輸送コミュニケーションすなわちシベリア鉄道が始まって
いる。またここから石油天然ガスパイプラインも、建設されることになっている。
長年アエロフロートは国際便だけの、業務を取り扱ってきた。
しかし今ではロシア国内便にも、取り組むようになっている。
今年アエロフロートの国内輸送量は42%増加している。私達は国内輸送と同時に
国際輸送も拡大していきたいと思っている。日本、中国、韓国へのルートが優先的
に検討されている。
またボーイング737型機による、香港とサンフランシスコへの輸送便今後も継続して
いく構えだ」
アエロフロート社長は、この様に語った。

(?)は聴き取れず

ジャンボ・ジェットを操縦する―B747‐400の離陸から
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岡地 司朗
講談社

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5月23日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル