1010 Radio

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ラジオ・タイランド(8月21日放送)

2007-08-23 | ラジオ
●スラユット首相夫妻とタイ政府の一行は、マレーシア公式訪問のため20日
 夜遅くクアラルンプールの空港に到着し、今朝マレーシア政府による歓迎
 行事が行われた。
 今回の公式訪問には外務大臣、教育大臣、国防大臣それに労働大臣らが
 同行している。
 マレーシア政府との協議では、タイの南部問題を中心に、話し合いが行わ
 れる予定となっている。
 タイ政府としては、他のイスラム諸国に対し、タイ南部における紛争は、宗
 教間の対立ではないことを理解してもらうことに、マレーシア政府が協力し
 てくれることを期待している。
 またスラユット首相と一行はソナン島で開催される、タイとマレーシアが毎
 年行っている定例会議に出席し教育、雇用それに起業育成面での協力関
 係強化を図ることにしている。
 
 これらのほかにもタイ南部の国境地帯にある、特別経済ゾーンの促進、タ
 イ最南部とマレーシア北部地域の開発、イスラム銀行、消費者ローン等に
 関する話し合いがもたれる予定になっている。

●国家治安評議会議長を兼ねる陸軍司令官は、2007年憲法への是非を問
 う国民投票の結果に満足の意を示している。
 ソンティ議長は暫定政府を代表し、多数の有権者が憲法草案に賛成票を投
 じてくれたことに感謝したい。
 これで政府は総選挙を実施し、タイに規律と平和を達成することが出来ると
 述べた。
 ソンティ議長は全ての政党に、国民投票の結果を尊重するよう求めている。
 
●国民党のバンハーン党首は、2007年憲法への国民投票の地域別の結果
 は、それぞれの地域における政党の、人気度を示すものではないとの見方
 を示している。
●選挙管理委員会では、今日から新たな政党の登録を受け付けている。
●前タクシン政権の初期に内務大臣を務めた、プラチャイ氏と親しいノポドン
 氏は、先の国民投票により、タイの政治の方向性がははっきりしてきたこと
 から、プラチャイ氏は政界への復帰を検討中で、今週中にその結果を出す
 ことを明らかにした。