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スロージョギングと写真のブログ

ウォーキング、ジョギング、ママチャリで出あった季節の花や風景写真で日々の出来事・雑感をつづっていきます

時を戻そう(1.10-3)~2008年 宮古島100kmウルトラ遠足 完走記(当日)

2020年07月04日 | 大会参加の記録

1月12日(土)
■ 午前2時起床。

3時ホテルの朝食。

4時過ぎ東急リゾートホテルへ、徒歩7,8分。参加登録と中間点の荷物預けを済ませる。


スタート5分前

5時スタート、気温は約22℃。

真っ暗だ!

懐中電灯はないし、ひたすら前の人をたよりに走る。

足元を注意しながら歩道を走る。

サトウキビの茎が道を遮っていたり、歩道の木の枝が伸びているので、ケガをしないよう前方も注意、信号赤の交差点は待ち。

朝から午後4時ころまで

夜明けの午前7時ころまで、満天の星、月は新月。

20kmあたりまで行くと、Tシャツの裏に「彩湖」を印刷したランナーが見えたので、もしやと声をかける。

しまなみ海道で同室だった、今年73歳のAさん だった。

しばらく対話しながら併走、この人について行けば12時間台でゴールできる、そう思いながら25kmあたりまで行く。

池間大橋手前24km地点の「西平安名崎」で、海から美しい朝日が昇ってきたので、朝日と海をバックにAさんの写真を撮ってあげる。

Aさんが、同様に私の写真を撮ってくれる。


西平安名崎でAさんに撮っていただいた写真(うまく取れませんでした)

このあたりまで、6分/kmペース。

池間大橋の休憩所26kmあたりから急にペースダウン、Aさんが先に行ってしまう。

まだ、1/3なのに、息があがってしまったようだ。


NO.3 あたりのエイドステーションか?

池間島を周回した32km、9時すぎころ、日差し強く気温が高くなってきた。

まずは、中間地点NO6の宮古島芋間村休憩所48kmまで、時に早歩きを交え走る。 


さとうきびジュースのしぼりたて飲み放題

わ~、休憩地点だ。

ホットする、到着時間は10時46分、5時間46分だ。

上の写真の向こう小屋側で、オニギリととん汁をいただき、中間点袋から持参のカロリーメイトを取り出して腹ごしらえ。


サトウキビの茎をミキサーにかける

引き続いて、待望の「しぼりたてさとうきびジュース」をいただく。

いや~!!、天国です。

なんという、まろやかな甘みでしょう。

おかわり、3杯。

多少とも、後半ゴールをめざす力が湧いてきたようです。

中間点で17分ほど費やし、萎えた気力に鞭打つ。

けだるさ、暑さのなか、時に歩き交じりでテクテク走る。

57,8km地点の「比嘉ロードパーク」で、地元の私設ボランティアの方から、冷たい水をいただき、東屋から海をパチリ。

東屋の下は、風が体を冷やしてくれる。

海をながめていると、楽になり、このままず~っと走らないでいたくなる。

自販機でスポーツ飲料をとったりして、50k~80kmあたりは頻繁に給水しながら走った記憶がある。


「東平安名崎」の灯台

この灯台に向かうころが、午後1時過ぎでしたが、一番暑さを感じる。

眺めがいいので、携帯電話で海や灯台の写真を撮っていると、応援者の女性が灯台バックに写真を撮ってくれました。

灯台を一回りする途中に、使える水道があり、そこで頭から水をかけ、冷やす。

次に、売店でアイスクリームを購入、休憩にだいぶ時間を費やす。

あと30kmだ!!

腰を上げる。

75km~85kmあたりは、3,4箇所のアップダウンが続きます。

上りは無理せず、腕ふり早歩き、下りはリラックスして走る。

暑い西日が当たる、あと、15kmか。

写真撮影は止めよう、明るいうち、少なくとも午後7時前にはゴールをしよう!!

気持ちを入れ替える。

このころから、抜くことはあっても抜かれることなく走っていた。

90kmを過ぎ、長さ2km弱の「来間大橋」に到達すると、6時直前であったが「来間島」に夕日が沈む瞬間だった。


来間島の夕日

思わずパチリ。

「橋を渡ると、95km、すぐ折り返しですよ」といわれたが、渡ったあとは、また気をそがれるようなアップダウン。

島を小さく一周すると、日が沈み、すっかり暗くなった。

一緒に走る人に、「もう一分張り、頑張りましょう」と声をかけ、気合を入れ、意を鼓舞する。

残り4.5km、真っ暗闇の中を、手探り状態で走る。

ゴールの、東急リゾートホテルが見えてきた。

ホテルの敷地を駆け抜け、正面玄関を通過し、えらく長く感じた100kmのゴールテープを切ることができました。

午後7時まで、残り7分、ポツリ、ポツリと雨の気配を感じていたが、ゴールと同時に土砂降りのスコールになった。

■ 宿泊同室の3人は完走、一人は歩道に茂り出ていたサトウキビの茎で、むこうずねを切り、リタイア。残る一人を除いてお風呂に入り、午後9時には就寝。

一人だけは、まだ部屋に戻っていません。

眠ってしまいましたが、翌朝確認しますと、懐中電灯持参無しで途中暗くなったらしい。
懐中電灯持参のランナーにくっついて走って(?)行ったが、その方がずっと歩いていたので、真っ暗闇の危険な中を走るわけにはいかず、やむを得ず併走(併歩?)、そんなことで制限時間オーバーをした、と。

なお、参加者データー約640名の内訳は、

『都道府県別人数は、東京都106人、神奈川県80人、千葉県64人、大阪府45人、埼玉県38人、北海道37人、……

年代別人数は、10代4人、20代42人、30代105人、40代149人、50代189人、60代125人、70代20人、80代1人』(いただいたプログラムより抜粋)

でした。

<大会翌日>

6時30分起床、朝風呂、朝食、同室者懇親、帰りの準備、10時チェックアウト。

ホテルの前を12時10分にバスが来て、宮古島空港へ。

この間、2時間ほど、なにも近くで見るところも無いので、ホテル周辺を散策。


東急ホテル


東急ホテルの庭にて


マリンロッジの裏の海(水温23℃ですから、泳げます)

宮古島空港からは、13時15分直行便で羽田空港へ。

15時40分羽田空港着、リムジンバス16時05分発は渋滞も無く、帰宅は17時ころでした。

<今後の課題>
① 前半抑えて、イーブンペースで走る

② 5kmごとのエイドでは、固形物、カステラでもよい、必ず腹に入れる。腹が受付けないので、オレンジとかパインとかそんなものばかりとっていた気がする。給水は、ちゃんととっていました。

③ 今回、まともなウルトラ用シューズが無かったので、つくばと関東ロードを走ったハーフ、フル向けのシューズで走った。
かかと等への衝撃・ダメージはそれほど感じなかったけれど、クッションなどやや悪かったかもしれない。
専用のシューズを履くべきであろう。

④ タイム狙いなら、走行中は写真は撮らない、中間点は10分くらいに留めておくべきかもしれない。
でも、海宝さんの大会は、競争ではなく共走 ですから、ケガなく楽しく愉快に走るのが一番です。
スタートの横断幕には、「If you don't hurry your life is full wonders and joy」と書いてありますから。

⑤ それから、使いかってのよい懐中電灯は、必需品ですね。

※ 今回の参加は、個人的には、62歳定年を満了しての記念のつもりで参加しました。
受付け、スタート時から、ゴール時まで参加者へのサービスに動き回っていた海宝さん、そして中間でへばっている時も何回か、海宝さん自身が車で激励に通過されました。
社会常識を配慮しつつ、ランナーの立場で大会を開催されている海宝さんには頭が下がります。
大会開催に関わられたみなさん、地域のみなさん、私設エイドの方、… …彼の地で走らさせていただきまして、ほんとうにありがとうございました。

まだまだ、環境や自然を大切にしながら、走りを楽しみたいと思います。

追記:
最後に、海宝さんのホームページ から、海宝さん自身の一文「ウルトラマラソンとの出会い」からの抜粋を転載させていただきます。

 … 他のスポーツにも言えることですが、ウルトラマラソンも、”走カ”とか”技術”以上に、”精神力”が重要な比重を占めるように思えます。
 制限時間を頭に入れ、走りを楽しむ、調子が悪くなったとき、自分自身をどうコントロールするか、苦しさをどうすれば楽しさに変えられるか、変わり行く天候にどう対応するか、サポートしてくれる方たちとの関わりを楽しめるか・・・・、ゴールを目指しながら自分自身と向き合い、その過程を楽しめるかどうかなど・・・・。
 
 様々なことを乗り越えて完走したときの充実感、達成感が、次にまたチャレンジしてみようという大会参加へとつながるように思います。(例え完走につながらなくても、走れた距離がその時の自分のゴールと受け止めることで、次へのステップと考える。)
 
 ウルトラマラソンを楽しむには、遥か彼方にあるゴール地点まで果たして走る切れるだろうか等と考えず、少しだけ前に(例えば、次のチェックポイントなど)走る目標を置くことで前へ進む力の継続となり、ひたすら走り続けるだけではなく、時には、ウオーキング(但し、速歩)を取り入れることで、足の負担を軽くし、また、コース上にある店にちょっと寄ってみたりして、長い距離を楽しみながらゴールを目指すことで、結果としてゴール地点へとつながることになるように思います。
 
 記録のみにこだわらず、長い距離そのものを楽しむということに目標を置けば、高年齢まで十分楽しめると確信しています。ウルトラマラソンは大変魅力があり、奥の深いスポーツだと思っています。 … …』

(2008/1/14記)

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時を戻そう(1.10-2)~2008年 宮古島100kmウルトラ遠足 完走記(前日)

2020年07月04日 | 大会参加の記録

1月11日(金)
最寄駅を7時50分に出発、羽田空港第一旅客ターミナル9時到着。

羽田発10:25、連休満席のため直行便の切符はとれず、那覇を経由。

那覇空港到着13:15、同発13:50、宮古島空港14:40着。

宮古島空港からは、専用バスでスタートゴール地点の「東急リゾートホテルに寄り、受付。


東急到着時、歓迎横断幕の前でパチリ

真冬の季節なのに、汗がにじんだり、バスで向かう途中、さとうきび畑やブーゲンビリアの花や、名も知らない熱帯植物など見ると、気候風土の異なる地に来たな~という感じが強くしました。


受付風景


ゼッケン、参加者名簿、参加賞のTシャツ、カメ入りの「泡盛」等受け取る。


参加賞の泡盛(今、記事をアップしながら初飲、イヤ~ッ、本場の泡盛、オ・イ・シ・イ~ッ ですね~!!)

ひきつづいて、隣り合わせた場所にある、宿泊先の「ホテル、マリンロッジマリア」に到着。
16時近くになっていました。


ホテルマリンロッジの部屋から

部屋は海の眺めの良い3階、5人相部屋となっていました。

部屋割りはどうやってきめたのでしょうね~。

似た年齢の参加者どうし組み合わせでしょうか?。

Hさん61歳大阪府、Tさん71歳東京、Aさん64歳兵庫県、Mさん70歳愛知県でした。

みなさん、あちこち走って楽しんでおられるようです。

大浴場で旅の疲れを落とし、明日の準備、そして6時30分夕食、午後7時15分には眠りに就きました。


夕食風景


食事は、内容、量とも十分です

行きの飛行機の中では、となり合わせの静岡県富士市のIさんという70歳の方と一緒、ず~っと楽しい貴重なお話を伺いながらの出逢いでした。

あちこちのウルトラ経験も多く、海外もオランダ、パリ、チェコスロバキア、ニュージーランドなど、海外を含め楽しみと遊び感覚で参加しているとのこと。

そのため、片言でも直接話をしたく、週2回の英会話を習ったり、地域のコミュニティの役員も引き受けたり、畑もあるので野菜づくりをしたりで、楽しいですよ、「会社づとめの時は、仕事が中心でしたが、定年を過ぎてから、やっと社会人になりましたね~」なんて話されていました。


(2008/1/14記)

今日のJ&S  
   
  千葉マリンスタジアム+α 10k  1月累計  202km   今年度累計 202km 

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時を戻そう(1.10-1)~2008年 宮古島100kmウルトラ遠足 速報

2020年07月04日 | 大会参加の記録

■ 昨日開催の宮古島大会の結果です。


行きの機内から

後から考えれば、またもスタート直後調子よく飛ばしすぎ、30kmあたりから失速、以後景色の良い所で写真をとったりしながら、早歩きとジョグで85kmくらいまで、このあたりで気温も下がってきて頑張る気力も回復、午後7時前をゴール目標に雑念も湧かず、13時間53分でなんとか完走できました。

 
ブーゲンビリア

懐中電灯を軽視というか、忘れてしまいました(現地で買うところはありません!!)。

そのこともあって、一応のゴール目標は午後6時20分ころ、暗くなる前までにしました。

スタート時は、2時間ほど暗いなかを走りますが、懐中電灯を持っている人にくっついて行けますのでなんとかなります。

しかし、ゴール近くは、前後のランナーがまばらになりますので、

陽が沈み星も月も出ていなければ、真の暗闇になり、足元も前も見えなくなるので懐中電灯は必需品です。


椰子

前回参加の「しまなみ海道」のようなお腹の不調はまったくありませんでしたが、タイム的には、前半の飛ばしすぎと、27℃弱の夏日の気温の影響で、途中の気力が萎え、午後6時過ぎ、来間島を折り返した残り4.5km.あたりで、陽は落ち、一瞬に暗くなり、急に真っ暗闇の中を走ることになりました。


朝顔に似ている花?(日昼も一杯咲いていました)

全国43都道府県から、最小年齢男子18歳、女子25歳、最高年齢男子83歳、女子71歳計、約640人が参加。

制限時間は16時間ですが、過去一番の暑さともいえる影響で、

出走者:584名
完走者:367名
完走率:62.8%

だったそうです。

ただ、83歳の男性は16時間?分で、立派に完走されたようです。


ハイビスカス

以下は、今回の私のラップタイムです。

ちょっと飛ばしすぎ、
5k-35:44、10k-31.49、15k-30:00、20k-31:00、25k-33:27、30k-32:00、

失速、ところどころで写真撮り、
35k-45:25、40k-44:08、45k-41:00、48k-21:14(中間地点:16:27の休憩補給)、50k-14:27(6:17)、55k-47:00、60k-51:45(比嘉ロードパーク写真撮り)、65k-43:18、70k-54:21(東平安名崎、アイスクリーム休憩、写真、水道で頭に水をかける)、75k-46:12、80k-46:50、85k-46:40、←アップダウン区間

午後7時前のゴールを目指し、ひと踏ん張り、
90k-40:49、95k-37:22、100k-41:12(13:53) 

スタートは午前5時、夜明けが7時20分ころ、9時近くより気温が上昇、3時くらいから気温が下がり、日の入りは6時10分ころ、私がゴールした直後風と雨、スコールのような土砂降でした。


ブーゲンビリア 

中盤あたりから、気力が湧かない、思うように脚が動かないはがゆさなど、しんどい状況の区間が続きましたが、すばらしい景色や、出逢い、おもいがけない発見、ま~ま~のタイムで完走できたことなどで、一夜明けるとしんどかったことが薄らいでいきました。

(2008/1/13記)

今日のJ&S  
   
   宮古島 100k  1月累計  192km   今年度累計 192km 

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時を戻そう(1.9-2)~2007年 斑尾高原トレイルランニングレース 参戦記

2020年07月04日 | 大会参加の記録

○ 斑尾山に登ったのは、遠い記憶なので定かではないが、小学校の遠足の時、一度だけだったと思う。

雪解けが終わった、春のころのような気がする。

眼下に見える谷あいから、冷たい、しかし、心地良い風が吹き上げていた。

野尻湖だろうか、希望湖だろうか、山の斜面に群生する這い松と吹き上げてくる風の向こうに、青い空とともに紺碧の湖が見えていた記憶がある。

人家はない。

○ 10/7(日)、大会前日 

今回、偶然のきっかけで斑尾山を訪れた。

50年ぶりになる。

10月8日(月)、「Madarao Forest Trails 50km」、第1回のランニングレースが開催された。

還暦2歳で、トレイルランニングレースは初参戦である。

朝な夕なに斑尾を眺めてから、50年の歳月が流れている。

その時から、斑尾高原ホテル、斑尾高原スキー場、100軒近いペンション村ができて、当時の山は激変していた。

■ 6時、JR京葉線の最寄駅を出発、東京駅で乗りかえ、JR新宿駅西口で降りる。 


都庁大型バス専用駐車場へ(東京・新宿~斑尾高原直通バス)

7時45分、エコツーリストの直通バスで、新宿を出発、斑尾に向かう。

環七、環八を抜け、「関越自動車道」に入るが連休で渋滞。

9時50分、「花園IC」あたりから流れはじめる(自家用車の場合は、千葉から一般道で、花園ICに入るのが良いかもしれない)。

バスの隣席は、東京都日野から、今回15km参加の26歳・山好きの男性。

10時00分~10時20分、「上里SA」で1回めのトイレ休憩、「藤岡IC」から上信越自動車道へ。

12時05分~12時50分、信州中野ICで昼食休憩。

おみやげ屋の屋外テーブルで、持参したオニギリなどで腹を満たす。

50歳がらみの男性が、缶ビールを持ち、前に座る。

しばらく話す。

東京から来たという、ハセツネ10回のベテラン、事務局からいただいたプログラムからすると、「多摩湖RC」のTさんらしい。

Tさんによると、東京の葛西臨海公園から、群馬~長野を越え、千曲川、信濃川に沿い、飯山、栄村、秋山郷から新潟に出る、1ステージ9日間400~500kmの「川の道」という、とてつもないレースがあるらしい。

そのレースで、深夜に、この付近を走ったらしい。

昼食については、このバスツアーの形ですと、「戸隠そば屋」なんか混んで、だいぶ待たされたようですので、工夫されたほうがよいかもしれません。


信州中野IC(2回目の休憩場所)

千曲川沿い左側を走り、豊野過ぎあたりから左折し、緑深い山間を上る。

■ 13時30分、斑尾高原に到着です。


宿、「サンパティック斑尾」前に到着

チェックイン後、歩いて


ペンション村風景

20分ほどで(第5駐車場から巡回のシャトルバスに乗ってもよかったのかもしれない)、


宿に荷物を置いて、選手受付に

会場の、「レストランハイジ」に着く。

受付を済ませる。


選手受付(レストランハイジ)

14時30分~15時30分、石川弘樹氏によるトレランHOW TOクリニック。

シューズ、ウェアー、バックパック、サングラス、サプリメントなど装備品と、上りや下り、レースでの走り方など教えていただいた。


トレイルランニングクリニック


トレイルランニングクリニック後、写真向こうの会場「レストランハイジ」に向かう

16時30分~17時30分、ハイジでコースガイダンス。

17時30分、同場所で選手受付終了。

17時30分~18時30分、同じく競技説明。


スタート/フィニッシュゲート

18時30分~19時30分、立食パーティ(夕食を兼ねる)。


立食パーティ(ハイジ)

パーティーの食事内容は、飲食とも量的には問題ありませんが、ご飯ものを好む方は不十分かもしれない。

ま~、笹寿司が出ますが。


ゲストランナー、キャサリン・へリー(フランス人女性ランナー、100kmロード、フランス女子チャンピオン:6回、他)~パーティにて


郷土芸能 1 (関山の山伏の薙刀)


郷土芸能 2 (来島太鼓)

19時ころ、ちょっと早めに切り上げ、シャトルバスで宿に帰る。

翌朝の朝食も、ハイジで開会式と同時に行うらしい。

朝食内容が、ちょっと不明だったので、宿の隣のコンビニでオニギリとお茶を購入(正解であった)。

荷物をまとめ、雨具、ランウェアーを準備。

就寝は、10時前になってしまった(相部屋でなかったので、イビキに悩まされずグッスリ眠る)。

○ 10/8(月)、大会当日 

9日(火)は、早朝の仕事が入って5時には自宅を出なければならないので、大会終了後はやめに帰京しなければならない。

■ 3時40分起床。

会場での朝食前に腹を満たし、ランウェアーに着替え、帰りの荷物をまとめ、チェックアウト。


4時40分、シャトルバスで会場に向かう。

すでに小雨がぱらついている。


5時ころ、会場到着。

大粒の雨になってきた。

やや寒い。

当日登録の受け付けに行く。

「よ~っ!美浜!」

「? ? ?…」

「俺だよ。○○だよ」

「お~、○○?!」

小中学校時の同級生、○○がスタッフでボランティアをしていた。

50年も離れていると、いくら人数がが少なくても、容貌変じてすぐには誰だか分からない。

彼は、斑尾山の下の村で育ち、分校に通い、同級生で一番脚が速かった。

その後、平地の同級生の女性の妹のところに婿さんに入って、郷里に残っている。

数年前、45年ぶりの同級会に参加した時(出席者13人)には欠席していたような気がする。

「また、出ろよ」

「スタートの後、違う誘導の場所にいるから応援するよ、ガンバッテな!」

初めてのコースであることと、この雨で走りきれるか、若干の不安もあるが、山の中で迷うわけにもいかず、翌朝の仕事もあるし、50年ぶりの同級生の応援もあるし、完走しないわけにはいかない。

荷物を預け、会場で朝食(サンドウィッチ、バナナ、味噌汁、飲み物)をとる。

昨夜、パーティで知り合った長野県は篠ノ井出身、東京都東村山に住むTさんと、今日の走り方について話しながらスタートを待つ。

出陣前の、心地よい緊張感に包まれる。

■ 6時20分、トレランパンツ、手袋、長袖、ウィンドジャケット、帽子の出立ちで、スタートラインに並ぶ。

6時30分、石川さんのカウントダウン「…、4、3、2、1、スタート!!」で、一斉にスタート。

はじめから、ダラダラと上って行き、やがて草の生えた山中のトレイルに入って行く。

砂利道を下り、上る。

40分ほどして、みんなの後を上って行くが、様子がおかしい。

トップが後戻りして、下ってくる。

コースミスだ。

10分ほどのロスか?、正規のコースに戻り、走る。

まだ先は長い。 

1時間15分ほどして、雨でけむる中、左手にきれいな湖や北信州の山々が見えてきた。 

 1A(7.7.km)のエイドステーション到着。水、スポーツドリンク、バナナ、チップスターで補給。

2A(18.5km)のエイドステーションまでは、起伏はあっても、ま~ま~のトレイル状況で、予定に近い時間で走れました。

第2エイドでは、1A同様のものに加え、パワーバー、とパワージェりーの補給食がありました。

2Aから急登、急降、激しくなる雨、トレイルのぬかるみなどに出会って、予想時間が大幅に狂ってきます。

コースは、矢印→↑と、黄色いビニルテープの標識、そして赤いジャケットのスタッフが誘導してくれますのでだいたい分かります。

山の中に入り、前後にランナーがいなくて標識も見えない状態が続き、不安になった時が、2回ほどありましたね~。

あらゆる起伏を通りました。

短いですが、岩場を両手を使って登ったり、「万坂」スキー場の急な下りゲレンデ斜面をジグザグに降りる。

靄っている中ですが、ブナ林や苔の参道など色や香りとともに、普段出会えない、すばらしい情景の中を走らせていただきました。

3A(33.8km)エイドでは、ふかしたジャガイモと塩が加えられ、4A(33.8km)、5A(42.4km)エイドでは、更に笹寿司が加わっていましたので、これらの補給で後半活き返ることができました。

したがって、スタート時に持参するものは、空ボトルとパワーバー2、3個、飴数個くらいでよいかもしれません。 

2回転倒しました。

1回は、下り斜面から沢を渡る橋の手前、泥んこぬかるみのトレイルで後ろに滑って横にしりもち。

2回目は、後半に入っての、やはりやや下りの瓦礫トレイル、つまずいて前へ。

だんだんと集中力が維持しにくくなってくるのでしょう。

いずれも、打ちみも、痛みも、傷もなかったので、支障はありませんでしたが。

後半になってくると、ほぼ併走しながら、抜きつ抜かれつしていくランナー数人のゼッケンNOが目に入ってきます。

似たようなペースで走っているのだろう(というよりも、それ以上速く走れない)。

そのうちの一人と会話を交わす。

「トレイルが、グッチャだからね」

グッチャは、田舎の方言である。

「13○番さんは、長野県の方ですか?、いや~、私の田舎でも、グッチャというんですよ」

「え~、篠ノ井です」

抑揚も言葉も、私の田舎と似たところがある。

年齢は、私と同じくらいだったが、最後に姿が見えなくなり、6番くらい早くゴールされていました。

制限時間が近づいてくる。

冷たい雨、下がる気温、冷えがジワジワと、最後の草地を駆け(?)上ると、下の方に、スキー場下り斜面のゴールが見える。

なんとか、ゴールできそうです!!

最後は、石川さんの握手と声かけをいただいてFINISHです。

初めての、トレイルランニングレース、が終わりました。 

参考までに、途中の、ラップとゴールタイムです。

START  1A(7.7k)  2A(18.5k)  3A(23.9k)  4A(33.8k)  5A(42.4k)  FINISH(50.0k)
   
 7.7k     10.8k      5.4k      9.9k      8.6k      7.6k
    1;02     1:19      1:14      2:10      1:50      1:13
             2:22      3:36      5:46      7:37     8:51:02

■ 会場の仮設水道で、泥まみれのシューズ、ソックスなどを洗っていると、体を動かさなくなったせいか、冷え切って震える。

早めに済ませ、着替える。

事務局の、暖かい「きのこ汁」をいただく。

5時、しばらくストレッチ・休憩の後、ハイジの横から、無料バスで長野駅まで直行。

7時05分、長野新幹線で東京まで(長野始発ですので、特急自由席が楽に座れます)、帰宅は、10時前でした。

(2007/10/16記)

○[ 参考記事 ]

記事1: 「ハリ天狗の日々奮戦」
私は、途中の写真が撮れませんでしたが、今回の参加者のブログ「ハリ天狗の日々奮戦」(この方は速いので、我々が走るころのトレイル環境と若干違うかもしれません)に、当日の状況が非常によく紹介されています。
ご覧下さい。
10/8  10/9  10/10  10/11  10/12

記事2: 「斑尾高原トレイルランニングレース2007 

記事3: 「斑尾高原―信州の旅
美しい自然の写真が掲載されています。

記事4: 「美浜の過去の関連記事」
10/6 10/9 10/10 

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時を戻そう(1.9-1)~2007年 斑尾高原トレイルランニングレース 参戦速報

2020年07月04日 | 大会参加の記録

■ 昨日10月8日(日)初参戦のトレイルラン、「斑尾高原トレイルランニングレース」の結果を報告します。


トレイルランニングの日本の第一人者、石川弘樹によるトレイルランニングクリニック
(前日は、こんなによく晴れていたんですが)

一日じゅう雨、走り始めて40分くらいでコースを間違え、
袴岳付近はトレイルが泥のぬかるみ状態、上るに滑って上れず、下りは滑り落ちそう、2回ほど転倒です(傷、痛みはなかったです)。

いろいろな事が初体験でしたが、なんとか完走できました。

前々日、ブログタイトル「トレイルを走ろうよ」の‘yoshio715’さん のコメントアドバイス「雨が降れば話はだいぶ違ってきます」の意味が、こういうことなのかとわかった次第です。

前日は、いいお天気だったんですが、


屋外スキー場ゲレンデの下で、装備品の紹介や走り方のポイントなどを伝授!! 

本番は、朝から雨、
昼過ぎはかなりの土砂降り、
山の頂上付近では冷たい雨風に吹かれたり、
… …
急斜面の岩場を両手でつかみながら登ったり、
… …

雨でけむる中で見えた、野尻湖、周辺の山々など、晴れていれば、すばらしい景色が望め、すばらしい自然の中を走りぬけるコースでした。

そうですね~。


前夜の立食パーティ

非公式ですが、結果です。

タイム:8時間51分02

順位: 166位/50km男女出走者221人
{20歳代35人、30歳代87人、40歳代71人、50歳代23人、60歳代5人}

参考までに、トップランナーの結果ですが、
会場にはり出されていた速報によりますと、
1位は、5:06:16(40歳)、
2位は、5:10:32(29歳)、
3位は、5:23:47(26歳)
でした。

これらのランナーが走られた時のトレイルは、雨に濡れてはいても、つるつるすべる泥のぬかるみではなかったんでしょうね~。


スタート後、写真の斑尾山、袴岳、毛無山と3つの山の頂上を走り(?)抜け、野尻湖や希望湖周辺など、またブナ林やいくつかの湿原を通過し、最後は、同じこの写真の「斑尾高原スキー場」ゲレンデを駆け下りてゴールです。

仕事の都合で1泊2日のトンボ帰りの参戦、ゆっくりした行程ではありませんでしたが、内容の濃い、貴重な体験をしました。

面白かったですね~。

今朝は7時からの早朝の仕事で、ふくらはぎはそんなんでもありませんが、階段を下る時は前ももの筋肉痛がズキンときます。

行き帰りのバスの中、大会の中での新しい出逢い、
また大会スタッフの男性で久しぶり・偶然の出会いもありました。

… …

とりあえず、速報です。

大会前日と本番の模様は、近日中に記したいと思います。 

(2007/10/9記)

今日のJ&S  
    斑尾高原トレイルランニングレース  50k 
 10月累計  89 km   今年度累計 2015km
 

コメント (4)
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時を戻そう(1.8-3)~磐梯高原ウルトラマラソ・完走者リスト&ゴール写真

2020年07月04日 | 大会参加の記録

■ 午後は雨も止み、2時30分過ぎ、コストコ折り返しの14kmジョグに出かける。

美浜大橋は、ちょうどそこが頂上になるアップダウンである。

頂上を越え、東京方面に向かう下り坂を過ぎると、平坦部に入った道路わきに、白菊とスポーツ飲料のペットボトルがいっぱい、そしてトレーニングウェアーなどが、手向けてあった。

走りを止めて、しばし立ち止まり、合掌。

慟哭というか、目が潤み、胸にこみ上げてくるものがあった。

17歳の青年の命を奪ったこの場所は、普段はほとんど駐車中の車がいるような場所ではない。

おそらく、インターバル時、最初は車が無かったのかもしれない。

次に、この下りをスピードをつけて走る時、車が違法駐車していたのかもしれない。

海浜の大通りには、きょうも大勢のジョガーがランを楽しんでいる。

そして、数人のロードレーサーが、事故のことを知ってか知らぬか、今日も美浜大橋のアップダウンを疾走していた。

帰り際、昔、八ヶ岳の100kmウルトラマラソンで出逢った、千葉公園走友会のOさんに、久しぶりに出会う。

元気で、お若く見えるが、私より1歳年上の○○歳らしい。

ず~っと、話しながら帰宅する。

彼も健在だ。

今、中仙道を走っているらしい。

10月には、「四万十川ウルトラマラソン」の抽選に当り、参加するとのこと。

マラソンを走る人たちには、ある種の絆がある。

■ 帰宅すると、先日走った「磐梯高原ウルトラマラソン」実行委員会から、「ゴールの写真」と「完走者リスト」が郵送されていた。

結果は、
<60km男子の部、午前8時10分スタート>
天気:時々曇り  気温:26℃  エントリー:136人  不走:10人 出走:124人 出走率:92.5パーセント 完走:111人 完走率:89.5パーセント

<60km女子の部、午前8時10分スタート>
天気:時々曇り  気温:26℃  エントリー:31人  不走:2人 出走:29人 出走率:93.5パーセント 完走:28人 完走率:96.5パーセント


7:26:11(男子の部:46位/124人、総合:52位/153人)

でした。

 

おまけ:当地にも、また、祭りの季節が巡ってきました。


 

                                    今日の午後、7月末の夏祭り・ちょうちんが飾られました。

(2007/7/22記)

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時を戻そう(1.8-2)~第3回 磐梯高原ウルトラマラソン 完走記

2020年07月04日 | 大会参加の記録

■ 昨日7月7日(土)、第3回磐梯高原ウルトラマラソン大会に参加してきました。


大会会場のカメリーナと会津磐梯山(大会当日朝)

猪苗代町の総合体育館「カメリーナ」をスタート、ゴールにして、

①100km:磐梯山五色沼を周回して(標高差、約600m)、猪苗代湖一周コース
参加者303人(男262人、女41人) 4時スタート(制限時間15時間)

②60km:猪苗代湖一周コース
参加者163人(男133人、女30人) 8時10分スタート(制限時間11時間)

③42.195km:天鏡台コース
参加者:83人(男65人、女18人) 8時スタート(制限時間8時間)

の、3種目が展開されました。

私は、今回60kmに出場し、

レース中盤、絶景の「舟津浜」で、‘一期一会の七夕の出逢い’ 、
レース後半、ゴール10km手前で‘事務局提供のアイスクリーム券を利用’
で、約10分ほど費やしましたが、

7時間26分11秒(52位/163人) という結果でした。

お天気は、やや暑いかなと思っていましたが、

磐梯山の清々しい緑のシャワー、猪苗代湖畔の爽やかな風に、文字通り吹かれて、たくさんの仲間と気持ちよく走ってきました。

コースの景観、地元の皆さんとの交流も申し分なく、また参加してみたい大会の一つとなりました。

 

■ 大会前日

昼過ぎ、猪苗代駅に到着。

会場までの途中のお店で、電車で一緒だった東京や大阪から参加のランナーと昼食をとる。


野口英世夫レリーフの前で(猪苗代駅)


受付(猪苗代町民体育館)

いったん、宿泊先の「ホテルプルミエール箕輪」に荷物を置いて、


ホテルプルミエール箕輪(会場からだいぶ離れた、磐梯朝日国立公園内、山間のスキー場にあるホテル)


頂に雲のかかる磐梯山(ホテル前からの眺め)

再び、前夜祭会場の公民館に戻る。

議員、役員さんのあいさつ後、大会実行委員からコース、注意事項などを説明。

続いて、楽しい参加賞の発表です。

84人の参加者に、猪苗代町特産のお酒やワイン、果実酒が当たります。

各種目最初に申し込んだNO.1賞
男性70歳以上、女性60歳以上の高齢者賞
北海道や沖縄から参加の遠来賞
ご夫婦で参加のおしどり賞
最後に、ゼッケンNO抜き取り抽選の賞(第3回開催にちなんで、末尾3のNOのようでした)。

ちなみに、プログラムから転記して都道府県別参加者をご紹介しますと、
福島109人、東京69人、宮城47人、神奈川46人、埼玉43人、茨城42人、新潟29人、栃木28人、千葉24人、山形22人、大阪12人、… …

ホテルが同じで、前夜祭やバスなどで終始一緒だった、大阪から参加のMさんは高齢者賞の純米酒、私はゼッケンNOで果実酒をゲット。 

Mさんをちょっと紹介しますと、

今年は、2007年7月7日、70歳ということで、本大会に参加されたそうです。
奥さんと一緒に見えられました。

走りは、56歳から始める。

3年間で、全国のフルマラソンにほとんど参加。

全国各地のウルトラマラソン100kmに参加。

65歳で仕事をやめ、マラソンを楽しむ。

昨年まで、任期2年の地域の役員をしていたので走れませんでしたが、再開。
今回の運びになったそうです。

それにしても、磐梯高原の標高差600mを上下して、
今回も、午後5時過ぎに完走のテープを切りました。

あっぱれマラソン人生ですね~。

 

■ 大会当日

6時45分、初夏の緑あざやかな山間を縫い、スタート会場カメリーナに向かう。

磐梯山の横を通り過ぎる。

形を変えて見える磐梯山が美しい。


60kmスタート前の大会会場
(100kmのランナーがスタートして、3時間近く経過しています)

8時10分ころ、60kmスタート。


同上(カメリーナ)

20kmくらいまでは、同部屋の茨城県から参加のKさんとほぼ併走。

6分/km。
ちょっと飛ばしすぎかな~。

2,3箇所ほどアップダウンをとおり過ぎるが、総じてフラット。

20km過ぎから、蒸し暑さを感じてくる。

28.3km地点の「黒森強清水」で、舟津浜で応援のブログ友に携帯電話を」かける。

通じない。

エイドの人が言っていましたが、ここだけは通じません。

もうちょっと先に行くと、電波が届きますよ。

30.6kmの福良浜に着く。

あ~!別世界だ!

静かな湖面のはるか向こうに磐梯山が見える、美しい景色だ。

思わず、舟津浜で待つブログ友に感動を電話する。

 

■ 福良浜の30kmから舟津浜を過ぎる40km付近まで、美しい景色が続いていました。

湖に沿い、曲がりくねりながら、坂を上り下ると、舟津浜エイドだ。

ちょっと、胸がどきどきする。

松林に、応援のために待っている2人の織姫が見える。

手を振る。

気づかれたようだ。

感動の対面、しばしの歓談。

(詳細は、「BANDAI INAWASIRO URUTORA MARASON」を参照して下さい)

給水のポカリをいただいて、再び後半戦へ。

石田建商(42.4km)あたりから、スピードが落ちる。

後半の、この兆しは、いつものことだ。

ここからが勝負なんだ(冒頭の写真、野口英世夫のレリーフにある忍耐ですね~)。

エイドのスイカがおいしい。

冷たいタオルがありがたい。
顔をぬぐい、腕を拭く。

ゴール手前10km 地点「志田浜エイド」で、事務局提供のアイスクリーム交換券をいただく。

浜沿いに点在するお店で、バニラアイスとチェンジ。

ウ~ン!生き返る!!

バニラを口に入れながら走る。

まだ、まだ、磐梯山は遠い。

5km、3kmと、磐梯山が近づいてくる。

田園を走る。

ゴールが近い。

猪苗代町の中心部に入る。
公民館に右折。

ゴール会場が見える。

不思議と力が出る。

笑顔で、最後のラストスパート、はい、完走できました。

 
美浜ゴール後、シャワーを浴び、着替えを終えて、100kmランナーのゴールをパチリ

 

■5時近く、カメリーナから、ブログ友の車で猪苗代駅に向かう。

ブログコミュニケーションで、断片的には交流がありましたが、駅前の喫茶店で感動の初対面、ご対面がありました。

(詳細は、「田舎暮らし」を参照して下さい)

人生には、こんな、思いがけないこと、はっとするようなことがあるんですね~。

だから、素晴らしいし、面白い。

セッティングしていただいた、いっこんまさん、はじめ応援いただいた「オヤジな私」チームのみなさん、ありがとうございました。

また、楽しい機会を与えていただきました大会運営事務局のみなさん、盛大に歓待していただいた地元ボランティアのみなさん、ありがとうございました。

思い出に残る東北の旅ができました。

(2007/7/9記)

今日のJ&W  
   猪苗代湖一周  60k
   7月累計  85km   今年度累計 1452km
 

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時を戻そう(1.8-1) 七夕 ラン in 猪苗代湖

2020年07月04日 | 大会参加の記録

「ちば海浜MC」の「10時間走大会」は、7月7日(土)。

エコ・ジャニークラブ主催で、「JTRC千葉」参加の「梅雨明葛西臨海公園7時間走」 (昨年の様子) は、7月8日(日)。

 

いずれも、

この大会に参加し、

暑さの夏を元気に乗り切る。

恒例となっている。

 

今回は、2つとも、パス!!

明日、千葉を発ち、

磐梯高原・猪苗代に向かう。

 

七夕の日、

見知らぬ土地で、

湖畔の風を受けながら、

仲間とは離れ、

独り、7時間走を行う。
(標高やアップダウンがあれば、もうちょっと時間がかかるかな?)

 

走ること、泳ぐこと、…、 …。

勝ち負けではなく、

豊かな遊び心を通じて、

人や大自然の美しさなどと心ゆくまで語り合い、

健康や体力の維持を図っていく。

 

走りは、旅だ!

 

四季折々、花見川沿いを走る。

検見川浜、茜浜の海沿い、潮の香り。

稲毛の砂浜を駆け、ウィンドサーフィン。

検見川陸橋をアップダウン、野鳥観察の森へ。

わが街を走る。

 

昭和の森のフィトンチッチ・草原を走り抜け、

養老渓谷を走って、雲取山を走る。

 

サロマ湖からオホーツク海を走って、

秋田内陸鉄道沿いを走り、星の郷・八ヶ岳野辺山高原を走る。

富士五湖を走り、阿蘇のカルデラを走り、

しまなみ海道へと走る。

 

今年の七夕ランは、猪苗代湖一周のラン!!

また、新しい発見、新しい出逢いがある。

(2007/7/5記)

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時を戻そう(1.7-4)~2007年 しまなみ海道100kmウルトラ遠足 完走記(走以降)

2020年07月04日 | 大会参加の記録

2. 6/2(土):レース当日

大会から2週間たっちゃいました。


忘れないうちに、記憶と印象をたどりながら、スタート以降を記したいと思います。

0~21km:福山城~尾道

午前5:00 、スタートの銅鑼が、福山城に響く。

制限時間は、午後9時。

明るいうちにゴールしたい。

表門を抜け、石畳の階段を市街地へとゆっくりと駆け降りる。

信号待ちや歩道を走りながら市街地をしばらく行くと、川沿いを走るようになる。

耳に聞こえる小鳥のさえずりや、目に映る花などを見やりながら

最初の10kmは、70分ほどかかっている。

15kmあたりで、トイレに行きたくなる。

道路沿いのセブンイレブンに、6,7人が並んでいる。

待てないのでここに並ぶ。ここで15分近く費やす。

10km~20kmあたりは、アップダウンの国道2号、5つくらいのトンネルの中を走る。

早朝にかかわらず、たくさんの運送トラックが猛スピードで通過していく。

景色どころではない、排気ガスが臭い。

尾道市街に入り向島が見えてきた時は、ホットする。

ここまでで、4箇所ほどのエイドステーションに寄る。

と、まもなく、尾道大橋に入る最初の階段を歩いて上る。ここから「しまなみ海道」だ。

21~33km:尾道大橋~向島~因島大橋

6つの島と、9つの橋を渡る。

階段から走路を上り終えると、最初の橋、「尾道大橋」にたどり着く。

ここで2時間40分。(トイレとエイドで、20分余りロスっている)

6分30秒から7分くらいで走っているようだ、腹の調子がよくない。

第6エイド29km付近で、白いアルファードで移動する「私設エイド」を見つける。

もしやと立ち寄り、声をかける。

mixi のコミュニティで、いろいろアドバイスを伺った「マリオババ」さんだ。
うれし~ですね~。

33~44km:因島大橋~因島~生口橋

スタートの5時から10時くらいまでは、あまり暑さを感じない。

11時頃から気温が上がり、体調のけだるさと蒸し暑さを感じる。

こまめに給水をするが、なにせ腹がやわらかい。

各地元でのエイド、果物がおいしい…。

清美オレンジの生しぼりジュース、吉海のミニトマト、伯方の美味しいイリコダシのソーメン、手作りパン、バラエティーに富んでいる。

因島・アメニティ交流館、34.9km地点のNO7エイド。

ここのエイドは、印象に刻まれた。

おばさんが吹くほら貝、たたく太鼓、清美オレンジの生絞りジュース、なぜか目が潤む。生き返る。天国だ! 

44~60km:生口橋~生口島~多々良大橋

生口島、46.2km第9エイドで、また「マリオババ」さんに会う。

49.6km地点、「B&G海洋センター」にあるNO10エイド・中間点到着は、6時間7分。

スタート地点で預けた荷物を受け取り、補給と給水。

荷物から、デジカメを出し、パチリ。(ラン中はデジカメを持参しなかったので、しまなみ海道のすばらしい景色は写せませんでした。「今治バリバリリンク集」を参照して下さい。

ここで、14分くらい費やす。

6時間22分(午前11時22分)、後半スタート。

微妙に体調が変化しているようだ。

60~72km:多々良大橋~大三島~大三島橋~伯方島~伯方大島大橋

60km付近の、生口島から大三島へ渡る急な階段の上り口に待っていた、これまた、mixiのコミュニティで知り合った「ふじもっちゃん」私設エイド。

声をかけると、

「千葉の、美浜さん?」

ビールをコップ一杯、コーラを一杯をいただく。

腹の中が驚いたのか、カッポンカッポン音がする。

多々良大橋が、すばらしく美しいけれど、70km前後で、太ももの前筋肉が固まり始めている。

アップダウンや階段の連続が、ジャブのように効いてきている。

8分~9分/k。

伯方島、70kmNO14エイドでは、一人ひとり名前を呼んでくれる。

「千葉の美浜さん…」、この記憶と、脚が前に出ないで苦しんでいる状態が思い起こされる。

このエイドに設置されたテントで、とうとうイスに腰を下ろし、脚のマッサージを受ける。

売店で、アイスクリームを買い、食べながらスタート、休憩は20~25分くらい費やしたろうか。

いつか、2,3度経験したような、体調・脚の回復はなく、ペースダウンのまま。

またトイレだ。合計、前半3回、後半3回もだ。下痢寸前状態。

エイドでの休憩タイムも延びる。 

72~87km:伯方大島大橋~大島~来島海峡大橋

遅くともたどり着くんだと、あきらめずはや歩き状態を継続する。

75.6kmNO15エイドから右折して、坂をダラダラ上る。

80.7kmNO10エイド、「よしうみバラ公園」で水をかぶり、最後のトイレに寄り、ここでも10分余りの時間を費やした。

もう、このあたりからは、気持ちだけで走っていたような気がする。

「来島海峡大橋」が目の前に見えるが、なかなかたどり着けない。

エイドタイムを入れて、50分/5kペースだ。

アップダウン。

87~91km:来島海峡大橋

長い長い橋だ。

永遠に続く橋のようだった。

後続のランナーに追い越されていく。

橋も、海もキレイだ!!

けれど、橋の端が見えない。

ガンガン抜かれていく。

ほとんど歩いたり走ったり。

サイクリング、散策の人とすれ違う。

中学生の数人が、走る自転車から、「ガンバッテ下さ~い!!」

橋が終りのようだ。

ぐ~んと右旋回し、下る。 

91~100km:来島海峡大橋~ゴールの今治繊維リソースセンター

今治市・来島第3大橋を渡り終えたところで、また6,7分休憩。

下る。

ここからも、また長かった。

明るいうちに、ゴールしたい。

今治市街の平坦な道路を抜けていく。

改装工事中の「今治城」を右に見て、しばらく直進、左折すると、ゴール地点の「今治繊維りソースセンター」が見えてきた。

夜のとばりが落ちる寸前、まだ、明るさが残っている。

長~い時間が経った。

ゴールテープを切る!!

う~ん!!

疲れ、後半のしんどさ、も、すべて吹き飛んだ!! 

<ゴール後>

ゴール会場の「今治リソースセンター内」で、大会参加の受付時付いていた利用券などで、レース中撮影された写真を購入。

完走の参加賞、「今治名産のタオル」、その他、「伯方の塩」などのお土産」をいただきました。

会場内のお店で1時間ほど、軽くビールや食べ物をいただいて、疲れを癒した後、

午後9時の送迎車を待ちきれず、タクシーで「今治国際ホテル」へ。 

宿泊の15階の部屋をノックすると、相部屋の 埼玉県から参加されたAさん が待っていました。

9時過ぎに風呂に入り、ちょこっと話を交わして就寝。

ー埼玉県のAさんのお話ー

64歳から走りを始める。

69歳のサロマ100kmで、ウルトラの自己ベスト10時間台。

「しまなみ」の前は、5月に「富士五湖のチャレンジ100km」に出場。

今日は、エイドでほとんど休まずとおせ、12時間15分でゴール。

月に2回ほど大会に出ている。

今後の予定は、鶴沼の10時間走、乗鞍岳の天空マラソン、奥武蔵ウルトラマラソンと出場の予定。

「彩湖ランニングクラブ」に所属し、通常は、朝の4時から、最寄の周回3,4kmの公園で練習をする。

月に最低300km走ることにしている。

4日走って、1日休む。

週に2回ジムに行っていて、筋力運動をする。

他人と違う結果を出すには、自分にあったそれなりの努力をしなくちゃね~。

走りを始めて、人生が変わったよ。 

3. 6/3(日):レースの翌日

翌朝5時、ベッドで目を覚ますと、Aさんがパンツ一枚の裸で柔軟体操。

皮膚の血色もいいし、年令にしては肌が柔らかい。

朝、晩ご自分独自の体操をするらしい。

今治国際ホテルの素敵な朝風呂に入り、汗を流す。

朝食は、バイキング。

Aさん、食べるわ。ビールは飲むわ。

72歳の年令ですよ!ただただ驚きました。

しまなみ海道は、完走もさることながら、Aさんという実物にお逢いしたことも大きな収穫です。

家に帰ってから、

ランナーズ7月号付録の『フルマラソン1歳刻みランキング記録集』を見てみましたら、

Aさんは、

男子72才で、4位 3:45:00 (勝田マラソン) の記録を残しています。

○○歳を過ぎたからもう ではなくて、まだまだ ですね。

おかげさまで、今後の展望も開けてきました。

 

9時に、オプショナルプランで、ホテル前から、パックツアーのバスに同乗する。

ガイドさんの案内で、今治~松山の道後温泉に行く。

10時20分道後温泉に到着。

道後温泉本館で入浴、ガイドさんに教えてもらった、「5色ソーメン」、「坊ちゃん団子」、「柚子のタルト」などのお土産を買う。 


12時30分、道後温泉から同じバスで松山空港へ。

13;15空港着。

1時間ほど過ごし、14:30のANA592便で羽田空港へ。

15:55羽田空港着。

リムジンバスで、17:10自宅着。

4. 総括:走り終えて

練習状況、体調、大会時の天候など、毎回違うんだろうけれど、今回の結果から今後配慮すべき点は、

①筋力運動、ストレッチを、練習に効果的に取り込む…筋肉痛を発生させない。

②エイド対策…滞在時間は、意識してほどほどに。

③トイレ対策…??

④紫外線、暑さ対策…5月、6月の季節で、曇りの天候でも要注意

です。

追記(6/20):

 昨夜帰宅すると、

「第9回 しまなみ海道100kmウルトラ遠足」の、完走者記録一覧表、完走証、ゴール写真が、

実行委員長の海宝さんから郵送されていました。


記録:14:27:24 
 463位/出走者1092名 (エントリー1146名、完走者821名、完走率75.1%)

前日ホテルで相部屋だった、東京から参加のWさん(54歳)は、14:01:01 384位。

当日相部屋だった、埼玉県から参加のAさん(72歳)は、12:17:58 159位。

でした。 

(2007/6/14 記)

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時を戻そう(1.7-3)~2007年 しまなみ海道100kmウルトラ遠足 完走記(走前)

2020年07月04日 | 大会参加の記録

1. 6/1(金):レース前日

<自宅→羽田空港→広島空港→福山ニューキャッスルホテル>

9:40に最寄のバス停からリムジンバスで羽田空港に向う。

出がけは小雨がぱらついていましたが、湾岸高速道路でディズニーランド際を通過する頃、雲間から青空が覗いてきた。

10:40、羽田空港第一ターミナルに到着。

⑥番の搭乗口近くの待合室で、持参したオニギリなどで軽く昼食。

待合に一軒、中華のお店があったけれど、こんな時は持参の昼食がいい。

2,3人の、しまなみに向うらしいランナーがいた。

おそらく、この後の時刻にツアーパックを利用した参加者が、羽田を立つのであろう。

私は、行きは独り、帰りは、この参加者ツアーのパックを利用しました。

11;30、JYAL1607便の後部窓際に座り、出発。

5000m上空は快晴、時速790km/h、下界は陽に照らされてキラキラとまぶしい、真綿色の雲海が広がっている。

気温は、19度。

12:00頃、雪をかぶって頭を雲の上に出した富士山が見えた。

12:55、広島空港に到着。

福山行きのリムジンバスは、一時間に一本くらい。

バス停待ちの乗客の中に6人ほどの男女ランナーがいる。

13;15、広島空港→JR福山駅行きのリムジンバスが出発。

14;15、駅より5分ほど歩いて、エントリー会場のある「福山ニューキャッスルホテル」に到着。

一日目の宿泊もここに予約している。

チェックインを済ませ、8階の宿泊部屋に荷を置き、

エントリー受付へ。

会場内の案内です。

 

大会主催者の『海宝』さんが、参加者に熱いコーヒーをサービスしています。

スタート地点の福山城を散策、夕方はやや涼しい。

相部屋の参加者は、東京は小平市から来られた54歳のWさん(玉川上水ランニングクラブ所属)。

ホテルまん前のお店で夕食。

先に食事に入っていた4人ほどの男女ランナーは、今まで参加した大会の話などを魚にガンガン生ビールを飲んでいる!!。

前夜に、こんなに飲んでいていいんだろうか。

Bセットを頼む。

左の方は、広島から参加の62才。

「しまなみ」は、今年で連続5回めだという。

コースや、今までの体験をお伺いする。 

7時30分にベッドに入るが、Wさんと話し込み寝付いたのは8時30分ころ。

明日のお天気は、曇り、気温17度~25度の予報。

暑さの不安は解消されそうだ。

約10年のブランク、月間走行距離もいまいちだが、やれることはやったし、ひざの痛みが出なければ完走は何とかなると思う。

2. 6/2(土):レース当日

<スタート前>

2:30に起床。

一階に弁当を取りに行き、部屋に戻り朝食。

カロリーメイト、スポーツゼリー、ドリンクをプラスして腹に入れ、ランウェアーに着替える。

ウェアーは、

日光しゃだんのメッシュひれ付帽子、ランシャツ、ランパン、ウェストバッグ(ペットボトル、小銭、コース案内、…)、5本指ソックス、…。

マメ防止用に、足親指付け根、、股の間などにワセリンを塗る。

本番前の厳かな気分が満ちてくる。

4:00過ぎ、ゴール、中間点の荷物を預けて、お城に向う。

やや肌寒い。

多くのランナーは、半そでや長袖を着ている。

この肌寒さにあわせなのかと思った。

走り終えて気づいたんですが、

気温的には、ランシャツが最適のお天気でしたが、曇り空のお天気でも、紫外線でひどい日焼けが生じるからだ。

また、一日の中で天候が変化することもある。

大会後、腕の裏のひりひりが数日残り、一周間後皮がむけている。

主催者側から注意事項について説明があり、まもなく100kmのスタートです。

参加者は、約1100名。

都道府県別参加人数では、大阪:174名、広島:162名、兵庫:101名、愛媛:78名、東京:72名、…といったところ。

また、年代別参加人数は、

    10代、 20代、 30代、 40代、 50代、 60代、70代、 80代
男   4    79    212   283   243   87   12    1
女   0    21    58    71   69    5    1    0 

(2007/6/10 記)

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