写真は10月23日午後1時26分頃に撮影した辺野古側埋め立て工区の様子だ。
新工事用ゲートから入ったダンプトラックが、仮置き用の土砂をK3護岸の近くに下ろしていた。
K3護岸近くの土砂は色が灰色に見え、他の場所の赤土(国頭マージ)とは違う。沖縄島中南部の土(ジャーガル、島尻マージ)の可能性はないかと気になったが、島尻マージは本部半島でも出るので、そちらなのだろう。
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23日(水)は午前11時51分頃、名護市辺野古のキャンプ・シュワブ新工事用ゲート前に行き、この日2回目の資材搬入に対する抗議行動に参加した。
33人の市民がゲート前に集まり、座り込んだり歩道でプラカードを掲げて新基地建設反対を訴えた。
10月下旬だというのに沖縄は、昼間30度を超す日が続いている。地球温暖化が次世代に与える影響を考えれば、新たな米軍基地建設に予算を浪費 . . . 本文を読む
21日(月)は午後からカヌー3艇と抗議船1隻(不屈)で海上行動を行った。
午後1時27分にカヌーで松田ぬ浜を出発し、K3護岸を過ぎたところまで漕いで不屈に乗り込み、大浦湾に向かった。
途中、K8護岸ではランプウェイ台船が4隻接岸し、仮置き用土砂の陸揚げを行っていた。
この日は朝、ガット船4隻(marumasa6号、同7号、同10号、第八高砂丸)が大浦湾に入り、ランプウェイ . . . 本文を読む
9月18日に大阪の隆詳館書店でトークショーに参加させてもらい、店主の二村知子さんとノンフィクションライターの木村元彦の3人で、沖縄戦や教科書問題、基地問題などについて話した。
隆詳館書店では、著者を招いてのトークイベントを300回以上開催しており、地域から文化を発信するその姿勢に感銘を受けた。街中から次々と書店が消えていってる時代に、書き手と読者にとって、それがどれだけ有り難いことか。
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11日は午後2時55分頃、名護市辺野古のキャンプ・シュワブ新工事用ゲート前に行き、この日3回目の資材搬入に対する抗議行動に参加した。
10人の市民が抗議の声をあげた。10月に入ったのに沖縄は蒸し暑く、立っているだけで汗をかいた。
久しぶりに辺野古の抗議行動に参加したが、元国語教師として、この1ヶ月余のことを10字以内でまとめると以下の通り。
いろいろあった。(参考 . . . 本文を読む
22日(木)は午前7時頃、名護市安和の琉球セメント桟橋に行き、6月28日の交通事故以来止まっていた土砂搬入とガット船への積み込みの再開に対する抗議行動に参加した。
午前7時頃、桟橋ではガット船・國喜18が着岸作業を行っていた。
同桟橋の出口と入口には、すでに市民が50人近く集まっていて、再開されようとする作業に阻止・抗議する準備を行っていた。その後も市民は増え続けた。
出 . . . 本文を読む
一方で、米軍の那覇空港使用に向けて外堀を埋める策動が進められている。先に触れた「国家安全保障戦略」に基づき、2023年8月25日に「総合的な防衛体制の強化に資する研究開発及び公共インフラ整備に関する関係閣僚会議」が開かれた。その場では「公共インフラ整備」に関し〈自衛隊・海上保安庁の活動上のニーズ〉として次のような議論がなされている。
〈自衛隊及び海上保安庁は、安全保障環境を踏まえ、必要な場合、 . . . 本文を読む
今年1月10日の午後12時16分頃、大浦湾の海上ヤード建設予定海域で、ランプウェイ台船・第八十八ひなた号に積まれた石材が、船上のショベルカー2台によって海中に投下された。当初示されていた12日から前倒しして、日本政府・防衛省は大浦湾側での工事を開始した。これから9年3ヶ月かけて埋め立て工事と滑走路などの建設を行い、米軍に引き渡すまで12年を要するという。
しかし、最深で海面から90メートルと . . . 本文を読む
以下に紹介する文章は、『越境広場』13号(2024年4月28日発行)に掲載された「地を這う声のために」第7回です。3回に分けて本ブログに載せます。
2024年は元旦から能登半島地震が発生し、翌2日には羽田空港で日本航空と海上保安庁の航空機が衝突事故を起こすなど、激動の1年となることを予感させる事態が続いている。
沖縄から見れば、その事態は昨年末の辺野古新基地建設をめぐる国 . . . 本文を読む
1903年(明治36年)5月生まれの父方の祖父が、生前、ウークイの時、ウチカビ(ハビジン/紙銭)を焼く理由について話していた。
グソー(あの世)には、子孫が絶えてしまい旧盆になっても、この世に帰れない者たちがいる。
ウヤパープージ(祖先)がグソーに戻る途中、道の傍らにいるそういう者たちに、この世の土産として分け与えるため、ハビジンを焼いて持たせる、とのことだった。
地域によってい . . . 本文を読む