22日(木)は午前7時頃、名護市安和の琉球セメント桟橋に行き、6月28日の交通事故以来止まっていた土砂搬入とガット船への積み込みの再開に対する抗議行動に参加した。
午前7時頃、桟橋ではガット船・國喜18が着岸作業を行っていた。
同桟橋の出口と入口には、すでに市民が50人近く集まっていて、再開されようとする作業に阻止・抗議する準備を行っていた。その後も市民は増え続けた。
出 . . . 本文を読む
一方で、米軍の那覇空港使用に向けて外堀を埋める策動が進められている。先に触れた「国家安全保障戦略」に基づき、2023年8月25日に「総合的な防衛体制の強化に資する研究開発及び公共インフラ整備に関する関係閣僚会議」が開かれた。その場では「公共インフラ整備」に関し〈自衛隊・海上保安庁の活動上のニーズ〉として次のような議論がなされている。
〈自衛隊及び海上保安庁は、安全保障環境を踏まえ、必要な場合、 . . . 本文を読む
今年1月10日の午後12時16分頃、大浦湾の海上ヤード建設予定海域で、ランプウェイ台船・第八十八ひなた号に積まれた石材が、船上のショベルカー2台によって海中に投下された。当初示されていた12日から前倒しして、日本政府・防衛省は大浦湾側での工事を開始した。これから9年3ヶ月かけて埋め立て工事と滑走路などの建設を行い、米軍に引き渡すまで12年を要するという。
しかし、最深で海面から90メートルと . . . 本文を読む
以下に紹介する文章は、『越境広場』13号(2024年4月28日発行)に掲載された「地を這う声のために」第7回です。3回に分けて本ブログに載せます。
2024年は元旦から能登半島地震が発生し、翌2日には羽田空港で日本航空と海上保安庁の航空機が衝突事故を起こすなど、激動の1年となることを予感させる事態が続いている。
沖縄から見れば、その事態は昨年末の辺野古新基地建設をめぐる国 . . . 本文を読む
1903年(明治36年)5月生まれの父方の祖父が、生前、ウークイの時、ウチカビ(ハビジン/紙銭)を焼く理由について話していた。
グソー(あの世)には、子孫が絶えてしまい旧盆になっても、この世に帰れない者たちがいる。
ウヤパープージ(祖先)がグソーに戻る途中、道の傍らにいるそういう者たちに、この世の土産として分け与えるため、ハビジンを焼いて持たせる、とのことだった。
地域によってい . . . 本文を読む
旧盆の中日で、夕方以降、暑さが収まってから庭木の剪定作業をしていたら、屋敷の裏側でタイワンハブを見つけた。
体調は80cmほどで、大きさは大したことなかったが、猛毒を持つ。
外来種であり、家族や隣近所の人が咬傷被害にあうといけないので、駆除した。
名護から今帰仁にかけて、タイワンハブが生息範囲を広げている。
今日は夕立が降り、草木が濡れていたので、ハブも活発に動いていたの . . . 本文を読む
庭のヒレザンショウにアゲハチョウが卵を産み付け、育った幼虫をウミピヨシ(イソヒヨドリ)が捕食している。
最近は毎日のようにやってくるが、今日は石燈籠の上に移動し、幼虫を呑み込んでいた。
春に生まれたマーミナーイーブー(カマキリ)が庭のあちこちにいて、たくましく成長している。
こちらの1匹は剪定していたサルスベリから芝生に落ちたもの。
戦闘意欲に満ちた構えと目つきで、見 . . . 本文を読む
「イミダス/Imidasu」のホームページに、ノンフィクションライター・ビデオジャーナリストの木村元彦さんによるインタビュー記事が載っている。
作家・目取真俊が語る。教科書には書かれない沖縄戦の“実相” | 時事オピニオン | 情報・知識&オピニオン imidas - イミダス
ご一読ください。
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夏の庭ではプルメリアの花も咲いている。枝や幹が柔らかく折れやすいが、2メートル半ほどの高さに成長している。
20年前の8月13日は東京にいた。夕方のニュースで沖縄国際大学に米軍ヘリが墜落したと短く報じられ、そのあとホテルのテレビを見続けた。
だが、ナベツネの巨人オーナー辞任やアテネオリンピック開会式の報道ばかりで、ヘリ墜落事故については報じられない。
沖縄では大騒ぎになっているだ . . . 本文を読む
以下の文章は2024年7月30日付琉球新報に掲載されたものです。
1988年の10月から翌年3月までの半年間、関東の某工場で期間従業員として働いていた。ベルトコンベヤーのそばに立って流れてくるプリンターの部品を組み立てるのだが、かなりきつい労働だった。人が動けるぎりぎりで生産ラインの速度は設定されている。昼食や休憩の時間があるとはいえ、8時間立ちっぱなしで部品をビスで取り付けるため、膝の痛み . . . 本文を読む