久しぶりに豪華な近代絵画
「オルセー美術館"人気印象派"の展示スペースが改装」されるラッキーなタイミング
で日本に来ていただいたそうです。
なんと出展品115中、モネ、ゴッホ、セザンヌらの名作約60点が日本初公開
業界の人たちは今回の展示は「空前絶後」だと言っておりました。
早めに行こうと思いつつ梅雨は避け、梅雨明けは暑くて・・・機会を失いかけました。
住まいが小田急線沿線ゆえ千代田線「乃木坂」から雨に当たらず陽に焼けずに
入館できるとの情報で、ラスト一週間前ギリギリに駆け込みました。
今回のオルセー展示作品をいろんなTV番組で紹介していましたが・・・、
なんといっても本物にはかないません。
等身大のモーリス・ドニ作「セザンヌ礼賛」は圧巻で迫力いっぱいでした。
見た瞬間、大きな深呼吸をしちゃいました絵に飲み込まれそうです。
会場内の作品一つひとつが有名すぎて、絵心薄き自分でも・・・、
「うーーーん、確か美術の教科書で見たような・・・」という感じになりますね
久しぶりに目いっぱいドキドキしてきました。
フィンセント・ゴッホ作「星降る夜」・・・しっかりペイントされたタッチが説得力を増してます。
会場を暗くしても作品の星明かりで明るくなっちゃうくらいのオーラーでした。
解説によると・・・この方向に北斗七星が見えることは無いとのことですが・・・
それはそれで素敵なことのように感じます。
今日の写真…入場券と「星降る夜」絵葉書の合成。
ゴッホの絵は、じっと見ているとうごうごと絵全体が息づいているように感じられてきます。その眩暈の感覚が好きで、私にとっても特別な画家です
絵の世界に息づく人たちは、この絵の数々を観ながらどんなところを感じ取り、どんなつぶやきをするんだろう…って思います。
没後120年ゴッホ展が10月から…楽しみです
目を閉じるとオルセーの展示絵が今でも鮮明によみがえってきます