愛の伝道師・マルチンデター

TBSラジオ金曜パック(イン・ミュージック)卒業から45年「愛の伝道師こと札幌のー」から現在、U.Sなどで「不況」活動中

2021年5月30日 醸し人九平治

2021-05-30 | Weblog
緊急事態宣言再延長!

いゃー、今年になってから「緊急事態宣言」「まん延防止等重点処置」の繰り返し。
1月から始まって…なんだかんだで5ヶ月も続いています。
やっとワクチン接種が始まりましたが、接種率=世界のドンケツ!
「これでオリンピックかよーぉ」ですねーぇ。

コロナ禍になっても変わらぬ中東問題の激化。
マルは、クリスチャンなので世界最古のユダヤ教やその後生まれた自分たちのキリスト教。
さらにその後、生まれ変わったイスラム教もなんとなくですけど理解しています。
旧約聖書を聖典の軸としてスタートした3つの宗教ですが、「ユダヤ人」に対する認識だけは少し違っているかもしれません。
そのためイスラエル、パレスチナ、ガザ地区問題…永遠に続く解決しがたい問題となっています。

そうそう、イスラエルの首相はユダヤ人、ファイザーのCEOもユダヤ人、しかもアウシュビッツ生存者の子息。
ネタニヤフ首相は、ブーラCEOに17回も電話をかけ、早期ワクチン入手の交渉をしたようで、イスラエルがダントツに接種率が高い理由がわかります。
(ファイザー・ブーラCEOは凄いですねぇー、熱意だけで動かず、ワクチンに紐づけされた接種者すべての副反応情報が早期提供の条件だったそうです…ユダヤ商法すごい!)
どこそこの首相は、わざわざアメリカまで行ったのに電話だけ?…しかも、1回ポッキリ・・・これじゃ無理もありません、伝わりません
なんだかボヤキになっちゃった。

さて、「醸し人九平治」萬乗醸造15代目は、日本酒をワインの原点にある「ブドウの種類」「テロワール」「ヴィンテージ」に近づけるため、酒米の本場兵庫県で田んぼを買い、米から作り始めました。
歴史的にはヴィンテージ日本酒も存在していた時代があったようですが、保存技術が追いつかず自然消滅したと聞いています。

さて、定番の「醸し人九平治(山田錦)」とチャレンジ「KUHEIJI_2019(山田錦)2021.4.25蔵出し」
呑む前に撮らなきゃ・・・って、まずは
醸し人九平治を一口、次にKUHEIJIを口に含みます。。。
「うーーーん、これは微妙…」呑み比べているからわかる味覚ながら、呑み比べなければ、この違いをマルの舌では無理かもしれません。
「醸し人九平治」は、酸を感じ、舌を包む透明感ある厚みを感じさせながら、それでいてスッキリした仕上がりと微炭酸…うん、さすがに旨い。
そして「KUHEIJI」、生酒で味わう独特な甘さ?…いや、熟成された丸みある甘さかもしれない、それに透明な厚みと深みが加わります。なんだろう…とてもほっこりさせる包容力。
どちらのボトルも火入れは一回なので発酵・微炭酸があります。
そうーKUHEIJI、例えるなら「熟成された濃いコク微スパークリングワイン(吞んだことはありませんが…)」のようです。
大トロの刺身をスッキリ系の大吟醸酒で楽しむか、この深みと丸みのあるストロングなKUHEIJIとコラボするか…ちょっと悩むところですが、勿論どちらもお薦めです。

しかし、ここまでくるともう、コロナのことは頭から消えちゃいますね。気分はうつろな覚醒状態。。。
お酒のことになるとついつい書きすぎてしまいます…反省。