箱根路…翌日
強羅から始まる朝、それは箱根路をまるごと頂く一日の始まり。
まずはホテルから数分で行ける「強羅公園」へ。
ここは季節によって見せる顔が違います…春と言っても新緑だけではなく葉の色の違う木々が入口で迎えてくれます。
そんなこともあって毎回行くたびにこの公園の階段に差し掛かると心の扉が開いてスルスルーッと気持ちが泳ぎ始めます。
しかも今回は「箱根フリーパス」なので入園無料、ラッキー!
ここなら一日いてもいい…と思いつつ、連れに即されケーブルカーを乗り継ぎロープウェイで大涌谷へ。
噴火騒動から2年が過ぎ、すっかり元通りの観光地に戻っていました。でも奥までの通路はまだ閉鎖状態。
冬に来ると雲のない雄大な富士山と出会えるのですが…ちょっと残念。でもここは素敵なショットポイントです。
海外から来られた方々も富士山までいかずともここでプチ対面が叶います。
箱根湯本から登山鉄道のスイッチバック運行で登り、ケーブルカー、ロープウェイと乗り継いで芦ノ湖まで…このコースは箱根ゴールデンコース。
がしかし、この箱根路は戦後、伊豆から箱根に上がって観光地の独占を狙った西武グループと新宿~小田原にいち早くロマンスカーを走らせ箱根路を観光の拠点として開発しようとする小田急グループとの激しい戦いがあったところです。
先にバス道路を開発先鞭をつけた西部グループは路線権を独占し、小田急グループに解放しないことから論争となり最後には裁判沙汰に。
地上がダメなら…と、山を登る鉄道、ケーブルカーそしてロープウェイと上空に新たな路線を開拓、活路を見出した小田急グループが結果として成功し現在の姿に落ち着いています。
「ピンチはチャンス」…とはよく言ったものです。
箱根は多くの美術館が点在し公園、彫刻の森、星の王子さまミュージアム等々…多くの観光資源を創作コーディネイトした様は「ここを守ろうとする執念」が創り上げた小田急グループ意地の傑作でしょうか。
今でも箱根路にライオンマークのバスが走っている違和感ある風景の歴史的背景がここにあります。
「箱根フリーパス」利用なので今回は小田急バスをフル活用…小田急の戦略にハマってますね
さてさて能書きはさておき、自然派の私は湿性花園へ。
少し高いところにあるため新緑にはもう少し時間がかかりそう…。
数匹のカエルが鳴いていましたが夜は賑やか…というか煩い位でしょうか。
ここでも一日居れそうなのですが…またまた連れに即され長居できず次のスポットへ。
『やっぱり今度は一人で来よう』と心に決めた箱根路でした
強羅から始まる朝、それは箱根路をまるごと頂く一日の始まり。
まずはホテルから数分で行ける「強羅公園」へ。
ここは季節によって見せる顔が違います…春と言っても新緑だけではなく葉の色の違う木々が入口で迎えてくれます。
そんなこともあって毎回行くたびにこの公園の階段に差し掛かると心の扉が開いてスルスルーッと気持ちが泳ぎ始めます。
しかも今回は「箱根フリーパス」なので入園無料、ラッキー!
ここなら一日いてもいい…と思いつつ、連れに即されケーブルカーを乗り継ぎロープウェイで大涌谷へ。
噴火騒動から2年が過ぎ、すっかり元通りの観光地に戻っていました。でも奥までの通路はまだ閉鎖状態。
冬に来ると雲のない雄大な富士山と出会えるのですが…ちょっと残念。でもここは素敵なショットポイントです。
海外から来られた方々も富士山までいかずともここでプチ対面が叶います。
箱根湯本から登山鉄道のスイッチバック運行で登り、ケーブルカー、ロープウェイと乗り継いで芦ノ湖まで…このコースは箱根ゴールデンコース。
がしかし、この箱根路は戦後、伊豆から箱根に上がって観光地の独占を狙った西武グループと新宿~小田原にいち早くロマンスカーを走らせ箱根路を観光の拠点として開発しようとする小田急グループとの激しい戦いがあったところです。
先にバス道路を開発先鞭をつけた西部グループは路線権を独占し、小田急グループに解放しないことから論争となり最後には裁判沙汰に。
地上がダメなら…と、山を登る鉄道、ケーブルカーそしてロープウェイと上空に新たな路線を開拓、活路を見出した小田急グループが結果として成功し現在の姿に落ち着いています。
「ピンチはチャンス」…とはよく言ったものです。
箱根は多くの美術館が点在し公園、彫刻の森、星の王子さまミュージアム等々…多くの観光資源を創作コーディネイトした様は「ここを守ろうとする執念」が創り上げた小田急グループ意地の傑作でしょうか。
今でも箱根路にライオンマークのバスが走っている違和感ある風景の歴史的背景がここにあります。
「箱根フリーパス」利用なので今回は小田急バスをフル活用…小田急の戦略にハマってますね
さてさて能書きはさておき、自然派の私は湿性花園へ。
少し高いところにあるため新緑にはもう少し時間がかかりそう…。
数匹のカエルが鳴いていましたが夜は賑やか…というか煩い位でしょうか。
ここでも一日居れそうなのですが…またまた連れに即され長居できず次のスポットへ。
『やっぱり今度は一人で来よう』と心に決めた箱根路でした