愛の伝道師・マルチンデター

TBSラジオ金曜パック(イン・ミュージック)卒業から45年「愛の伝道師こと札幌のー」から現在、U.Sなどで「不況」活動中

2011年6月26日 室蘭本線「白老駅」

2011-06-26 | Weblog
不幸は続くものかと …

父親の直ぐ上の姉が亡くなり急遽、北海道へ。
あまりにも突然の訃報で言葉を失いました・・・。
多くの叔父、叔母の中で一番お世話になり一時期、親代わりまでして頂いた
期間もあり…痛い悲しみでした。

お世話になった親戚は50年くらい前まで農業、漁業を虎杖浜で営んでいたいました。
苫小牧から太平洋沿いのこの地域の気候は夏季に霧が多く発生するため太陽を
見ることがなかなかありません。
そのため農業の収穫が思うに上がらず苦労した時もあったと聞いていました。

不思議なことにある日、田んぼの灌漑路でグッピーらしき魚を見つけ…
それをきっかけに自分の田畑から温泉を掘り当てたことで運命が好転しました。
書いていて物語のような出来事ですが登別に近いこともあり当然と言えば当然。

温泉の権利を分配するかたわら家のお風呂用温泉水を温室に回すことで冬場も南国。
植木からサボテンに至る園芸事業を展開させ繁栄した親戚でした。

母親の葬儀で会った親戚と四十九日を待たずにお会いする悲しい結果となって
しまい「先日は、いろいろお世話になり…」の再会。
結果として、父親は長く連れ添った伴侶と同時に身近なお姉さんをあっという間に
亡くしてしまったことに…。

ぺんぎんキャラの「Suica」ならぬJR北海道のももんがキャラの「Kitaca」。
特急が止まる「白老駅」、「登別駅」とも使えませんでした。
昔、利用した室蘭本線も一時間に一本、日中はさらに間隔が広がっていました。
地方の疲弊をつくづく感じながら…物思いに耽りながらのとんぼ返りでした。