Napa Valley (Robert Mondavi)
昨日のワインは飲んじゃったので新しいワインを開けましょう。
この夏仕入れたロバートモンダビ・ワイン・・・「ピノ・ノワール (PINOT NOIR)」
ピノ・ノワールは…2004年の映画『サイドウェイ』第77回アカデミー賞主要5部門ノミネートそしてゴールデン・グローブ賞
受賞など多くの賞をとったおかげで一躍多くの方に知られるようになりました。
映画『サイドウェイ』のサブタイトル「カリフォルニア・ワインロード、人生が成熟していく贅沢な寄り道・・・」。
そして映画の紹介は・・・「人生は極上のワインのように、そのピークを迎える日まで日ごとに成長し、複雑味を増す。それからはゆっくりと坂を下っていくがピークを過ぎた味わいも捨てがたい・・・」。
映画の場所はNapaではなくサンタバーバラ・カウンティーでしたが、素敵な場所でした。
「カベルネソービニヨン」は大地の逞しさを象徴した男性好みの赤だとすると「ピノ・ノワール」は繊細でエレガントな赤かもしれません。
「カベ」がフランソワ・ミレーの躍動感あふれる逞しさを象徴した『種をまく人』だとすると「ピノ」はシャガールというよりも私の大好きなラウル・ディフィーの鮮やかな赤で描かれた『30歳、ばら色の人生』なんかに喩えたりできるかと思います。
ワインは交響曲に喩えられたり絵画に喩えられたり・・・芸術的存在。
そして人生もまた芸術であると・・・さて、今のあなたの色は何色?