愛の伝道師・マルチンデター

TBSラジオ金曜パック(イン・ミュージック)卒業から45年「愛の伝道師こと札幌のー」から現在、U.Sなどで「不況」活動中

2015年1月30日 訃報につき

2015-01-30 | Weblog
父親との別れ

1月25日午前2:50分、突然の訃報…父が心不全で亡くなりました。
深夜の電話に良い知らせってありませんね。。。直ぐに家族で北海道へ。
母親のように長患いではなかった分、良かったのかなぁーと思ったり…
あまりにも呆気なく、現実味がなく…正直、今でも受け入れがたいのです…
とはいうものの享年93歳…、天寿を全うした人生かもしれません。

高齢ながらお通夜260人、告別式180人が参列する葬儀でした。

父親のご先祖さんは明治時代に入植し開拓の上、昭和に入ってやっと稲作へ。
しかしながら当時の気候と稲の種では最低等級のお米でしかなく厳しい時代で。
教師をしていた父は戦後、長男戦死の知らせを受け退職し農業の跡取りへ。
しかし数年後、長男が抑留先から帰還。
やもなく父親は分家しましたが、農家の分家は厳しく貧しいものでした。

『マッサン』に出てくるウイスキーの「スモーキーフレーバー」を作る
『ピート(泥炭)』は小さい頃、冬の我が家の燃料でした。
石炭は当時「黒いダイヤ」と言われ、田圃作りのために掘り返した泥炭を
乾燥し燃料に当て、籾殻を燃やし冬の暖に当てた時代もありました。

分家して間もない頃、このド田舎のご近所として越してきた方がおりました
…随分支援してあげたそうですが、北国の冬はあまりにも厳しく耐えかね
数年後には開拓を諦め、引越して行ったそうです。

その方、クリスチャンでお別れに聖書を我家に置いて行かれました。。。
幼心に本の小口が赤くなっている『聖書』になぜか惹かれ…
近くに教会もなく、小学校に入ってからキリスト教の通信教育を。。。

なんだか、だらだら書いてしまいそうなので…お・し・ま・い。
写真は帰りに寄った札幌『雪まつり』雪像建設途中の模様、2月5日からの開催。

安らかに父の冥福を祈りつつ戻ってまいりました。。。





2015年1月1日 謹賀新年

2015-01-01 | Weblog
マンハッタンからのブルックリン・ブリッジ

毎年元旦は天気が良いのですが…朝は快晴で真っ青な空、一転して午後から雪
元旦に雪を体験したのは関東に来て30年以上になりますが始めてかも
記念すべき?一日

昨年、アップし損ねた残りの写真で新年のご挨拶
米国で最も古く鉄鋼のワイヤーで吊るされた世界初の吊り橋「ブルックリン橋」
14年かけてやっと1883年完成!竣工っていうことは…
日本の幕末から明治にかけて橋を作ろうと検討していたんですね

この橋から振り返ると高速道路越しにマンハッタンの最新ビル街が覗きます

古さと新しさが同居している不思議な街
歩く道は石畳有り凸凹アスファルト有りのインフラ整備が遅れているみたいで…
でも市長が代わって少しづつ変わり始めているとか

シメはワインとステーキ
入ったレストランのワインリストにナパ・ケイマス(CAYMUS)を発見

オーダして届いたのがなんと「ケイマス40周年記念ボトル」
久しぶりに口にするCAYMUS香り豊かで口に広がる太陽の恵み…蕩けそうでした
カベルネソーヴィニヨンの世界的王道を歩むCAYMUS…最初はケイマスと読めなくて
メインは「ニューヨーク・ステーキ」よりも甘味の深い「リブアイ・ステーキ」に

さてさて、どんな一年になりますことやら…
今年も皆様よろしくお願い申し上げます