愛の伝道師・マルチンデター

TBSラジオ金曜パック(イン・ミュージック)卒業から45年「愛の伝道師こと札幌のー」から現在、U.Sなどで「不況」活動中

2019年11月24日 ボージョレ・ヌーヴォー解禁

2019-11-24 | Weblog
今年の出来は

毎年、我家のイベントなので評価も気にせず、サクサク4本購入。
まず、1本目、ブルゴーニュー地方の名門「アルベール・ビショー」。
色、香りはいつものヌーヴォー並み。
口に含んで…うん? なんとも心もとない、浅く水っぽい。。。
もう一度、口に含んで、ヌーヴォー独特のフルーティーさは判るとしても…、
なにかもの足りないというか、グッと届かないフラストレーションの溜まる感覚。
今年は、ひょっとして不作年?

翌日、いつもコントロールにつかっている「ジョルジュ・デュブッフ」を開け。

うーーん、そこそこの仕上がり、ヌーヴォー感があります。
やっぱり、口に含んで…このくらい届く感覚は欲しいよね・・・と。
自分の欲する味覚が、ジョルジュ・デュブッフ側にあるのかもしれませんが、
昨日のアルベール・ビショーの完成度は、ちょっといただけません。

なので、遅まきながら「今年の評価」を確認。
2019年の評価『有望だが、生産者のテクニックが重要な年』だそうです。
今まで、こんな評価、目にしたことがありません。。。
ちょっと言いすぎじゃん!って年、何度もありましたけど…。
今回だけは、言葉に困った感満載…、もっとそれなりなキャッチ・フレーズがあってもいいと思いつつ、これが精いっぱい?
ほとんど「今年はハズレ」って言ってますよね。

今年のフランスの天候は、とても厳しかったみたいです。
花芽の出来る4月に霜が降り、夏は異常高温の次に雹が降る…という、生産者泣かせの年と言われています。
呑む側は、いいの、わるいのって勝手に言いますが、生産者を思うと…そうはいきません。
残りの2本は、感謝を込めて頂きます。