愛の伝道師・マルチンデター

TBSラジオ金曜パック(イン・ミュージック)卒業から45年「愛の伝道師こと札幌のー」から現在、U.Sなどで「不況」活動中

2006年12月30日 あとわずか…

2006-12-30 | Weblog

ゴールデンゲートを駆け抜ける

年を取ると一年があっという間に過ぎるって言いますね。私が入社したときの会社の常務が「いゃー、マバタキしたと思ったら、もう一年が終わっていた」って言っていたのを今でも覚えています。
年を取ると確かに過ぎ行く時間が早く感じるようになりますが、ちょっと違うように思います。
と言うのは…私の場合、年を取りながらも、ここ何年か前からとても一年間が長く感じるからなのです。
何故かって言うと、4・5年位前から今まで体験したことの無いようなことばかり続いているからかもしれません。

体験したことの無い経験は結構疲れるものですが、逆にとても新鮮で刺激的すね。
また、そう感じ取れるうちは辛さよりは充実感のほうが強いんですね。

さてさて、思い思いに一年間が過ぎましたが皆様、いかがな一年でしたか?
私は・・・米国ビザの申請に随分苦労しましたが取り合えず『アメリカでの生活が始まった』と言うのが大きなニュースでしょうか。
そして、闘病生活…こんなに長く薬を飲んだことも無ければ、痛みや熱を感じる長い体験も今までに無いこと。今も患っているし治る兆しが感じ取れない不安感・・・。

そうは言っても、もう一年は終わり、過去を振り返るよりは、これから始まる新しい一年に向かって何をどーしたらいいのかを描いたほうがポジティブですね。


2006年12月16日(土) Napa Valley

2006-12-16 | Weblog

ナパ・パレーに酔いしれる

アメリカの高級ワインの産地「ナパ・バレー」 には260以上のワイナリーがあると言われています。広さは南北に50kmですので、それほど大きな規模ではないのですが、何故か世界的に有名なワイナリーのひとつに数えられています。主力は、なんといってもカベルネ・ソーヴィニヨンやシャルドネですね。ここのワイナリーの中には、科学的な根拠に基づいた最先端の技術と伝統的な技法を組み合わせて生産しているところやひとつ一つ丁寧に人の手によって作られているところなど様々です。
年間生産量ではカリフォルニア全体のわずか4%にしかならないところに希少価値が生まれたり「Napa」 そのものが高級ワインの代表的ブランドになったりしています。

「Opus One」 というワイナリーは、最近人気急上昇中のワイナリーです。
ワインの話をすると必ずここのワイナリーが出てきます。また、入るのにあらかじめ予約が必要です。
テイスティング料金がなんと25$。(3000円もする…ボトル一本買えますね)。
しかもボトルは一本、なんと165$。(1$=120円だと19,800円)
普通は10~15$で何種類か選んでテイスティングできますが、ここは一種類のみ。
何故高いかと言うと…講釈を30分近く聞いて英語の部分的に理解できたことだけの感じでは、葡萄の「大小」「善し悪し」を厳選することや皮と種と枝を選り分ける作業など、多くの重要な工程をすべて人の手によって行っているとのことでした。。。だから高い。

さて、テイスティング・・・19,800円のため、さすがに買う気になれませんでしたが、確かに雑実のないすばらしい味とティープな香りそしてクリアな深紅色には感動してしまいました。凄過ぎですね。

クリスマスにこんなすばらしいワインをサンタさんにお願いしたら怒られますか?