愛の伝道師・マルチンデター

TBSラジオ金曜パック(イン・ミュージック)卒業から45年「愛の伝道師こと札幌のー」から現在、U.Sなどで「不況」活動中

2021年11月28日 ボージョレ・ヌーヴォー

2021-11-28 | Weblog
今年のボージョレは?

あれよあれよで今年も残すとこあと一ヶ月!
コロナで明けた今年でしたが、どんどん感染者が減って驚くばかり。
国内だけを見ると、このまま終息を迎えられそうなくらいの数です・・・。

かと思いきや、やっぱり曲者が現れてきました!
これまでより強そうな変異株。
南アフリカ株改め『オミクロン株』だそうで。
ギリシャ語由来ながら、TV電撃戦隊に現れそうな名前。
今後、慎重な対応が必要になりそうです。

さて、今年のボージョレ・ヌーヴォーですが…。
期待には応えにくいものだったかもしれません。
毎年、コントロールにしているジョルジュ・デュブッフの「オリジナル版」。
うーーーん、良くいえばライトとかフレッシュっていうのでしょうか。
「まぁー、ヌーヴォーなんだからそんなもんよ!」って、言ってしまえばそれまでですが…。
今年は香り、色ともすべてライトに仕上がっています。

4月にフランス全土に霜が降り、5月も平年より寒かったそうです。
7月は雨が多く44年ぶりの降雨量だったとのことで、天候コンディションによってブドウの糖度が控えめな分、「アルコール分は近年のものより穏やか」とか「控えめなワイン」と評されておりました。
フランスのブドウ農家さんのお気持ちを思うと…なんだかんだなんて言えません。

さて、作り手の技量によってどこまでいけるものかと…とジョルジュ・デュブッフの「プレミアム版」を試してみました。

が、残念ながらマルのレベルでは判断は難しいですね。
農家さんにとって、毎年のお天気に振り回されることは、大変なストレス。
いろいろな努力が、時として実らなかったりしてしまいます。

今年、我が家の金木犀(キンモクセイ)、お天気の具合がおかしかったのか2回咲きました。
9/14に満開を迎え一旦散って、10/3にもう一度花芽をつけ満開となりました。
調べてみると金木犀が二度咲きすることは、原因不明ながら珍しいことではないとのこと。
三度咲きすることもあるようです。

自然相手に何度も楽しめたりするラッキーもありますが、家業となると大変ですね。

来年また美味しいワインが頂けるようにお祈り申し上げます。