一瞬だけの田園鏡
先週、神戸から帰ってくる途中の米原近辺の『田園鏡』。
天気が今ひとつで、青い空が映えなく残念ですが・・・。
「田園鏡」は、自分が勝手に作った造語。
この時期、いつも気になりながら一瞬の光景のため見過ごしてしまいます。
田んぼ全体に水が入ると田植えまでの限られた期間、地面全体が鏡のように
空と家並みを映す不思議な風景に出会います。
田んぼに水を引き込んで代掻き(粗い土を砕いて水に馴染ませます)・・・、
その後、土が沈殿して硬くなる直前に田植えになるので一瞬のことです。
特に機械化が進んだ稲作では、田んぼに水だけが存在している期間はほんのわずか。
北海道の実家は稲作。。。しかし、あまり当たり前のことで気になりませんでした。
17年前、秋田の義父を癌で亡くした帰り時、ぼんやり目に入って気付かされました。
神様が教えてくれた素敵な一瞬の光景