スピリチャルTIMES 「とにかく生きてみる!」

スピリチャルTIMESの編集長北村洋一が、この不確定な社会に生きている人々の喜怒哀楽をレポートする。

「気づき大陸」 素晴らしき人。PART1

2010年06月13日 | 日記

スピリチャルヒーリング関連の取材やルポをしている今日この頃ですが、別にスピリチャルや癒しを求めている人だけにお会いするわけでない。真面目に働いている人や、頑張っている人にお会いする機会も多くあります。スピリチャルを意識していない人には、スピリチャルの話しをするわけでもありません。しかし頑張ってすばらしい人生(私はそう思う)を送ってられ人達には、非常に興味も湧きますし、私し自身が気づかさせていただけることがあります。

「気持ちよく歌ってもらう。」

先日大阪市内の十三にある、カラオケスタジオSDと言うお店に取材に行かせて頂きました。昼からカラオケを歌えるお店です。いまや団塊世代以前の人々の、もっとも多い趣味として、カラオケがあります。
郊外の喫茶店や、駅前スナックなども、昼間からカラオケ喫茶として、アルコールなしの廉価で、歌が歌えるお店として、仲間や、知り合いが集まりワキアイアイと時間を過ごして、カラオケを楽しんでおられます。


しかし、このお店は、カラオケ喫茶なんですが、それだけではないのです。この店に来られているお客様の目的は、自分の歌の「録音」に来られているいるのです。
カラオケ大会の出場を予選審査するテープ審査のテープの吹き込みに来られている方が多いのです。
私が、伺った時には12名のお客様がいて、「松本さん銀木犀です。この歌録音ですから、拍手、掛け声ご遠慮してください。」とMCがあり、カラオケ録音が始まります。10坪ほどの小さなお店ですが、そこに設置されている音響機器は、プロユースそのものです。来店されていた数組の方の歌も当然上手いのですが、そばで聞いている私の耳には、その音質が絶妙のバランスで、音量と歌声と、エコーが、カラオケの宝石箱のように耳に入ってきます。場末のスナックや、カラオケBOXに通う小生でも、この音の違いは一耳瞭然です。やさしい音で、そして迫力があり、絶妙なんです。
なんでもプロの歌手さんも、ステージの音源作りに頻繁にやってくるのだそうです。
2時間ほどお客様の歌を聞いた後、マスターのお話しを聞くことが出来ました。
若いころからJAZZのバンドマンだったそうで、その後音響関係の会社を経営されていて、、23年前にカラオケ喫茶をはじめられたそうです。始められたころから、音響機器には、こだわって少しずつ増やして行って、現在の設備になったとのこと。金額は正式には言われませんが、小さい家が変えるくらいだとおっしゃっていました。
何故そこまでとこだわるのですか?と言う質問には「いい音響器材で歌うと、どんな人でも気持ちよくなれるのです。」「私は、お客様が歌われて気持ちいい時間を過ごしてもらうことを、お手伝いしているのです。」と普通に話されました。
採算が合っているのかは、判りませんし、言ってくれませんでしたが、23年間も営業されていることで、どれだけ多くのお客様が、来られているのが判ります。
また、音響に関するノウハウも抜群であり、大手レコーディング会社のエンジニアに勝るその知識は、多くの関西演歌歌手達の駆け込み寺となっています。
「歌の上手下手は別の話しで、スタジオSDで歌うと本当に気持ちいいと言っていただけることが幸せなんです」と、少しはにかみながら言い切られました。

どんなサービス業の方も、また癒しをビジネスにしている方にとっても、「気持ちいいの提供」これこそが基本中の基本です。そらが難しいのは、提供するほうが本物になっていないからではないでしょうか。本物にしか、お客様に「気持ちいい」を提供できないのです。本物なるのには、時間、努力、経費もかかるでしょうけど、それなくして、お客様に「気持ちいいが」提供できません。
最後にお年を伺いましたが、夢を売る商売ですからと答えははぐらかされました。そのお顔は、往年のJAZZマンそのもので、超カッコよかったです。

このステージで歌たら気持ちいい!!


 

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