スピリチャルTIMES 「とにかく生きてみる!」

スピリチャルTIMESの編集長北村洋一が、この不確定な社会に生きている人々の喜怒哀楽をレポートする。

もとプロ野球選手VS超前向きVS新企画

2010年09月18日 | 日記

この夏前に知り合った、元HANKYUの選手で、京都の名門の高校では、春夏の甲子園に出場された方です。プロ生活では、現役は短かったのですが、16年間、新人の教育担当コーチとして、当時の上田監督にも信頼が厚かった人です。
お会いした切っ掛けは、「アマチュアスポーツにもプロノトレナーを派遣すること」を目的とした、一般社団法人を設立された時でした。広報的なお手伝いをすることでお話をさせていただきました。近々にはホームページをアップする予定です。
ところでこのT氏なんですが、ものすごいバイタリティーがあるのです。
歳は50歳を三つ越えているのですが、人に会う、人に会う、説明する、説明する、お願いする、また人に会うというように、とにかく動いて、動きまくっています。戦略的思考や、仕事の優先順位等のエリートサラリーマン的な意識は一切ありません。というと運動部、スポ根仕事人の会えばなんとなるとか、当って砕けろとかの大雑把な、人間関係を紡ごうとしているのではないのです。「まずは、会った人にたいしては、信じるのです。」とこの今時の社会では珍しい思想のもち主なのです。「騙されるかもしれませんが、疑って、話しはしていません」ときっぱり言い切ります。T氏自身も本当はそんな単純な考えではないと思いますが、言い切るのが素敵なのです。今時、色々な角度で物を見ることが重要であり、こうだ・・・!!と言い切れることが、自分を庇う、初めから言い訳を持って交渉する私にとっては、なんと新鮮なことであろうと思う。
そのT氏と話をしている時にプロ野球をやめられた方の、第二の人生についてお聞きすることが出来ました。ある人は、整体鍼灸院を開業されていたり、ゴルフのレッスンプロとして沢山の生徒を教えていたり、飲食店を経営されたり、野球とは離れて生きていかれているかってのチームメイトさんのお話しを伺いました。
一度は、最高レベルの世界に身をおいた人々が、その世界で生き残っていけなかった時の気持ち、小学校から命をかけた野球に決別した時、これから生きていける術は何なのかを考えた時に、どんな気持ちになりましたか?を質問させていただきました。
まずT氏は、チーム内では見込みがない若手選手の肩たたき係りだったのです。
プロ野球で燃え尽きた人はほんの僅かです。ほとんどの選手は、公式戦にも出場出来ず引退をしていきます。青春を賭けた思い出に酔う暇もなく、その仕事をすべて失い、新しく第二の人生を選び、0から出発する時の心の葛藤やその思いはどんなものか?
今の社会で生きるワンアウトを喰らったら、なかなか浮上するのは難しいです。なかなか前に進めないでいるワンアウトを喰らった人々に、勇気を与えるメッセージ
を送れたらいいのですが、と私の独り言が、T氏に聞こえたみたいで、T氏は「その何人かの人は、悩み、努力して、成功している人がいるのです」と話されました。

取材させてください。お話しを聞かせてもらえないでしょうか?と私はお願いしました。ワンアウトを喰らった後どのような気持ちで、どの位努力をして、第二の人生を輝くものにしたのか?を著書にまとめてみたくなりました。
最高レベルのプロ野球、猛練習、真剣勝負、上には上がある、プライド等が、どのように作用して、どのように邪魔をしたかを是非まとめてみたくなりました。
とにかく生きてみよう、とにかく会ってみよう、とにかく書いてみようと思いました。

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