スピリチャルTIMES 「とにかく生きてみる!」

スピリチャルTIMESの編集長北村洋一が、この不確定な社会に生きている人々の喜怒哀楽をレポートする。

とにかく生きてみるvs中高年のバイトvs手を振る事なんです

2018年05月01日 | 自分的エッセー
今僕は、南港のフェリーターミナルで働いています。
22:00出航の愛媛東予港行きのフェリーのトラックや車、そして乗船客の乗船サービスを担う仕事をしています。
フェリーはほぼ間違い無しに22:00キッカリに岸壁を、汽笛と共に離れて行く。
そして18時からスタートしたグランドスタッフ達が、乗船のお礼と航海の安全を祈って、ゆっくり進むフェリーに手を振るのです〜〜
そしてそのまま一日が終わるのです。
豪華客船でもないし、海外航路でも無いそれは、毎日瀬戸内海を行き来するフェリーだが、陸路や空路に無い別れの時間があるのです〜〜
人と人が離れて行く時間が緩やかなのです。
お客様もデッキに出て南港の風と点滅するライトや、高速道路の灯りを目に映して、右に見える倉庫や、遠くの観覧車などを観て物想いを楽しんでいます。
そして緩やかに小さくなるそれらの物を、「賦」と言う歌に無意識に表していると言うか、自分の徐景の詩を記しているのでしょう。
それがなんか祝福となって地上にいる我々に伝わってくるのです。
だから「貴方の祝福、ありがとう!」という気持ちで、「僕には届いたから、貴方もいい旅!」と思って手を振って返礼をするのです。
そして方向を整えて船はゆっくり小さくなっていくのです。
僕の仕事は22:00に手を振って気持ち良く終わるのです!

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