MANIAGARA DIARY

シャインクラブ代表・WANKOの日記

収納術

2008-01-21 | Weblog
シャインクラブ次回作についての打ち合わせ。
キャスト&スタッフが公民館に集合。

取材用の写真撮影も兼ねているので、みんな衣装に着替える。
大型スクリーンのある部屋なので、それを引っぱり出してバックにしての撮影だ。

なかなかいい写真が撮れたぞ。
じゃあ急いで撤収しますかね。

移動していた机を戻し、窓をしっかり閉め、あとはスクリーン。

ロールカーテンのように上でクルクル巻いてあって、下に引っ張り出すタイプのやつだ。
こういうのって、下にちょいと引っ張れば、クルクルっと全部巻き取ってくれるんだよね。
掃除機の電源コード方式だ。

なので、ちょいと引っ張ってみる。

シュルルルッ…ストンッ!

と全て収納されたかと思ったが…

あら?
半分くらいで止まっちゃったよ?
そこで再びちょいと引っ張ってみる。

が…

上がらない!
それどころか、ちょいと引っ張った分、ちょいと伸びてしまっている。
こりゃ変だ。

さらにちょいと引っ張ってみると、さらにちょいと伸びる。

焦り過ぎたかな?
とりあえずボクは着替えがあるので、後はスタッフにお任せした。
着替えが終わっていざ帰ろうと振り返ると…

おいおい!
遂にスクリーンが一番下まで降りちゃってるぞ!
どうやっても上がらないらしい。

閉館時間も迫ってきている。
どうにかせねば…

みんな一丸となってスクリーン上げに取りかかる。
こんなにメンバーが一致団結したことが未だかつてあっただろうか。

たまにシュルルルッと上がることはあるが、それも半分で止まってしまう。
そしてまたちょっとずつ引っ張って一番下までいってしまう。
その繰り返し。

ええい!
もうこれでダメだったら知らんぷりして逃げ帰るしかないな。
でも名前も住所も書いているからすぐに捕まってしまうのだろう。
シャインクラブは犯罪者集団となってしまう。
お父ちゃんお母ちゃんゴメンよ。

と思ってちょいと引っ張ったら…

シュルルルルッ!ストン!!

おお!
一気に全て巻き取られましたよ。

良かったぁ。
何が原因だったのか分からないが、とにかく無事に収納された。

とりあえず犯罪集団にならずに済んだようだ。
もうあの部屋に行っても絶対にあのスクリーンに手を触れないようにしておこう。

和田直樹

2008-01-20 | Weblog
朝からタツヤと撮影の仕事へ。

辿り着いたホールで機材のセッティングをし、準備万端。
しばらくすると、お客さんもゾロゾロと入ってきた。

そんななか。

タツヤと2人でボーッとしているところに、10才くらいの子が2人近づいてくる。
で…

「サイン下さい」

と言うではないか!

サ、サイン~~??

え~~!

まだまだシャインクラブは人様にサインなんかする器ではないのは自覚している。
自信もってサイン出来るまでにはあともうちょびっと時間がかかる。
だから、今までにも何度か「サインちょうだい」と言われた事はあるが、全て断ってきた。
まあ冗談半分で言ってきたのがほとんどだろうからね。

だが、今日の場合は子供さんだ。
しかも目の前に立っている。

『ゴー!ゴー!シリーズは何十回も見ている』と、泣けるほど嬉しいことも言ってくれる。

こりゃ断るわけにはいかないでしょ。

しかし…

サインといっても、何を書けばいいのか…
もちろんボクらはサインのデザインなんか考えてないし…
どうすりゃいいのだろう?

適当に自分の名前を崩して書けばいいのだろうか?
『人生に近道なし!」とか、格言じみたコメントも添えるべきなのか?
名前を聞いて『◯◯さんへ』とかも書くべきなのか?

こりゃどうしたもんだ。
と思い、もう一枚のほうを書いていたタツヤのほうを見ると…

普通に名前を書いているだけ!

何の変哲もなく、ただ普通に自分の本名を書いているだけなのだ。
でもまあそうするしかないよなぁ。
それが正解だわ。

仕方なくボクも『和田直樹』と普通に書きましたよ。
一応『シャインクラブ』とも書いたけど、どうみてもサインとは思えない。
単に署名しただけのような感じだ。

何だか恥ずかしい…

あんなもん貰っても全然嬉しくないに違いない。
まあ『初』ということで許してもらうしかないな。

しかし…

次回こういうことがある時の為に、本気でサインを考えてたほうがいいのだろうか?
でも、そうなった時に『うわっ!こいつ生意気にもサイン考えてるんだ』と思われるのも恥ずかしい。

どうしたもんか。

せめて似顔絵の練習でもしようかなぁ…

あ、お相撲さんみたいに手形押したりでもいいかもね。

待ち合わせ

2008-01-19 | Weblog
今夜は撮影の仕事が入っている。
助手にタツヤを連れていくことになっていた。

が、ボクは夕方まで所用がある為、撮影まであまり時間がない。

所用が終わって急いでスーツに着替える。
バタバタと慌てて運転してタツヤ家に到着。
ふぅ。
どうにか予定通りだな。

が…

あら?
タツヤの車がないぞ?

そこで電話をかけてみると…

「あら?もう行く時間?メガネ屋さんに来とったわ」

と、呑気に答えるタツヤ。

え~!!

こっちは一分一秒でも早く来ようと頑張ったのに…。

どうやらお互いの意思疎通が全く出来ていなく、時間を勘違いしていた様子。

数分後、買ったばかりのメガネをかけたタツヤが帰宅。
急いで着替えてもらい、急いで現場へ。

どうにかギリギリ間に合ったから良かったけど…
25年も付き合いあるんだから、もうちょっと分かり合えるようにならなくちゃなぁ。

無事に撮影は終わり、タツヤとご飯を食べて帰宅。

と、家には義妹と姪っ子2人が来ていた。

しばらく遊んでいると、姪っ子Kちゃんが「これなあに?」と差し出してくる。

ふっ!

ルービックキューブじゃないですか。
ボク得意なんだよね。

小学3年生の頃、クラスで1人だけ6面完成出来ていたので、ヒーローとなった想い出がある。
(ちなみにそれがキッカケでマサキ&タツヤとも仲良くなった)

揃っていなかったので、自慢気にカシャカシャと揃えてみせる。

「すご~い!」と歓声をあげる姪っ子2人。

どうじゃ!!
まだまだ腕は衰えとらんわい!
さっきまでボクをくすぐったりボクに登って遊んでいたが、これで見直しただろう!

「じゃあもう一回やってみてね。私がバラバラにするから」

と姪っ子姉。

よしよし。
良かろう。
何度でもボクの凄さを見せつけてやろう。

と、姪っ子姉がバラバラにしたルービックキューブを揃えていくが…

あれ?
おかしい。
出来ない。

5分ほどカシャカシャやっていくものの、全く揃わない。
こんなはずないのに…

姪っ子たちはもうボクに関心はなくなったようで、お菓子をバクバク食べている。

義妹も「ではそろそろ帰る」と言う。

え…

もうちょっとで揃うから…

このままだと、さっき揃ったのは単なるマグレと思われてしまうじゃないか。
お見送りがてら、廊下や階段もキューブをしながら歩く。

もうちょっとなのに…
もうちょっとなのに…

「じゃあまた来ま~す」
「バイバ~イ」

手を振って去っていく一同。

だが、ボクはそれどころじゃない。

出来た!!

やった!!
ようやく出来たぞ!!

と思ったときは、既に車は走り出してましたわ。

去っていく車に向かって、「揃ったぞ~!」と絶叫したけど…
ちゃんと声は届いていたのだろうか?

二者択一

2008-01-18 | Weblog
ショッピングセンターに買物に出たついでに、ご飯を食べた。

愚妻と2人で最近オープンしたばかりのトンカツ屋さんへ。
トンカツ気分満々で気軽に入ったんだけど…

プ~ン……

店内にはモツ鍋のいい匂いが漂っているではないか!

うわっ!
ここはトンカツ屋とモツ鍋屋が合体した店だったのね。

こりゃ困った。

トンカツもいいけど、モツ鍋も捨てがたい。

こんなに迷うことはないぞ。

トンカツ+モツ鍋ということも考えたが、それは絶対に後悔しそうだ。

結局、初志貫徹ということでトンカツにしたけど、隣近所から漂ってくるモツ鍋の匂いが羨ましい。

悔しいから、おかわり自由コーナー(自分で勝手にとれる)で、キャベツと味噌汁をガンガンおかわりしたよ。
生卵もあったから、たまごかけご飯まで食ってやりましたわ。

どうだ!
さまみろ!

後から考えたら、愚妻とそれぞれトンカツとモツ鍋を注文すりゃ良かったんだな。
それを分けて食べるのが、あの時のベストチョイスだった。

後悔…

また近々、誰かと一緒に行くことにしよう。


家に帰ると、恒例の『お向かいに住むH氏の車チェック』

別に何をするでもないが、家にいるかどうかを調べる行事だ。

窓からH氏邸のほうを見る。

と…

あれ?

車の中の電気がついてるぞ?
人影は見えないけど、H氏が車内で何かしてんのかな?

とはいえ、そんなに深く追求することもなく、確認作業は終了。
気にせずに過ごしていたのだが、トイレに立ち上がった時に再び車のほうを見ると…

ん?

まだ点いたままだぞ。

あれはおかしい。

もしや消し忘れ?
あのまま放置してたら大変だ。
明日の朝、エンジンかけてもプスンプスンとなるだろう。

いや、ひょっとしたら車の中で身動き取れなくなっているのかもしれない。

急遽、救助隊を結成。

隊長(ボク)と隊員(愚妻)の2名は、いざH氏の元へ!

徒歩30秒の険しい道を命からがらどうにか目的地に辿り着いた救助隊一行。

やっぱり点いてる。

でも中に人の気配はない。
こりゃ単なる消し忘れっぽいな。

チャイムを押して本人に伝えると、やはりそうだった。

謝礼として『わさびの味噌漬け』を貰えたから満足だ。

毎日の車チェックも、無意味じゃなかったね。
これからも毎日逐一チェックすることにしよう。


気になる

2008-01-17 | Weblog
『ゴー!ゴー!』シリーズ最新作の制作プロデューサーであるO氏と打ち合わせ。

2人とも初めてとなる居酒屋へ行ってみた。
落ち着いた店内で、全席個室で、なかなかいい感じ。

さっそくメニューを見ていると…

おすすめ品の中に、『一口カレー』なるものを発見。

なんだ?

一口というからには、スプーンほどの大きさなのだろうか。
スプーンの上にご飯とカレーが乗っているような感じか?

それとも寿司のカレー版かもしれない。

しかしそれでいて値段は580円。

気になる。

おすすめ品でもあるし、単なる小盛りカレーとは思えない。
もちろん頼んでみましたよ。

が…

「すいませ~ん。今日は一口カレー品切れちゃってるんですよ」

と言うではないか!

し、品切れ!?
なんだよぉ。
食べてみたかったのに…

品切れという言葉で、また謎が深まった。

そんなに入荷量が少ないものなのか?
そして品切れになってしまうほど注文殺到するものなのか?

分からん。

ま。『揚げ明太子』というのも注文したら、単なる揚げた明太子だったことからして、
一口カレーもほんとにただの一口だけのカレーかもしれないけどね。

食後はO氏の家に移動して話し合い。
衣装などについて打ち合わせていくが…

それよりも、ボクはさっきから本棚にある一冊の本が気になって仕方ないぞ!



『ブッチャー自伝』

もちろんプロレスラーであるアブドーラ・ザ・ブッチャーのことだ。

なんだありゃ?

O氏とはもう結構な付き合いになってきたが、自伝を買うほどブッチャー好きだったのか?
ボクもブッチャーは好きだが、自伝を買うほどではない。

あまりに気になったので、その本について聞いてみる。

と…

目の色変えてブッチャーについて語り出すO氏。
貧しかったブッチャーが、ザ・シークと出会ったことによって変わっていく姿などを熱く語る。

ははぁ。
こんなにもブッチャー信者だったとは…

仲良くなったつもりでも、まだまだ謎が多いですな。

ちなみにその本。
帰りに「貸そうか?」と言われたけど、丁寧にお断りさせて頂きました。