きりたんぽ

以前Ｇ氏から秋田土産でもらった『きりたんぽセット』

寒くなってから食べようと思っていたんだけど、ようやくその時が来た。

白菜などの野菜と一緒にグツグツ煮込み、さっそく食べてみる。

実は今まで、きりたんぽにはあまりいい印象がなかった。
以前鍋に入れて食べた事があるんだけど、単にご飯をチクワ状に固めただけって感じ。

パッサパッサのカッサカッサで、これならチクワのほうが旨いと思ったほど。

所詮、郷土料理なんてこの程度なんだよね。
だから全国区になることなく、郷土限定で終わっちゃうんだよね。

と思っていた。

が…

うんま～！

きりたんぽバカ旨！

以前食べた物とは、全くの別物ですわ。

モッチョモッチョしててさぁ。
米の原型を残しつつもモチのようでもあり、それでいてモチではない。
噛み締めると、中から外から染み込んだ汁が、グチョっと溢れ出す。
チクワ状であることの意味がこれで分かったよ。

かなりの量があったけど、全部食べちゃいましたわ。
いいものをいただいたね。

お土産品でこれだけ旨いなら、地元で食べればもっと旨いと思う。

実際、こないだ仙台で食べた牛タンと、お土産で食べた牛タンは遥かに味が違ったしね。

だとしたら…

大分名物も県外ではとんでもない状態で売られているのだろう。
お土産品ならともかく、県外で発売されているものはヒドい状態のような気がする。

唐揚げみたいな鳥天だったり、
うどんみたいな団子汁だったり、
ゼンゴみたいな関アジだったり、
高さの低い九重夢大吊り橋だったり、
極悪なメジロンだったりしてそうだ。

あ！

ということは、ボクが愛してやまないストロベリーシェイクも、本場で飲めば恐ろしく旨いのか？
大分の片田舎で売っているものでも感動的な旨さなのに、これが本場のものだと…
考えるだけでも体が震える。

飲んでみてぇ～！

シェイクの本場がどこか知らないけど…

女神

ガソリンンスタンドに入ろうとしたら…

入口横の歩道に、割烹着を着たお婆ちゃんが立っていた。
推定８０歳ほどのお婆ちゃん。

その人がさぁ。
右手に白菜を持って、真上にかかげてんの！！

そして左手は腰にあてている。
自由の女神のようなポーズだ。

なんじゃありゃ？

スタンド内で給油していると、そこからもお婆ちゃんの姿はよく見える。

微動だにせず、白菜をかかげたままのお婆ちゃん。

ここのガソリンスタンドのディスプレイか？
たまに着ぐるみを着て客引きしているスタンドがあるが、あれもそれなのか？

いや。
あの姿を見て、ここで給油しようと考える人がいるとは思えない。

ガソリンスタンド付近には他に何もないから、それ以外の店の客引きでもない。

もしやガソリン価格高騰にたいする抗議の一環だろうか？
その怒りを、自由の女神のポーズで表現しているのかもしれない。

だとしたらこれは奥が深いぞ。

そういう目で見たら、割烹着も白菜も、何か意味があるように思えてきた。
たぶんボクらには分からないようなメッセージが込められているのだろう。

そう思いながら給油を終え、車に乗り込もうとしていると…

予期せぬ出来事が起こった！！

スーツ姿の男性（といっても推定６０代）がお婆ちゃんの元に近づいていき、
なにやら声をかけたではないか！

するとお婆ちゃんは白菜を道路に無造作に置き、男性と並んで歩いていってしまった。

なんだありゃ？？？

どうみても出会い系の動きにしか見えないぞ。

「◯時にガソリンスタンドの前で待ってます。目印に白菜持ってます」

と約束していたとしか思えない行動だ。

ボクは反対方向に進むので、事の顛末は分からなかったけど…
一体あの後２人はどこに向かっていったのだろうか…

う～ん。

奥が深い…。

買ったもの

一昨日から福岡に来ている。

今日が最終日。
またも朝からいろいろ巡り、夕方にはちょっと離れたとこにあるアウトレットモールにも寄った。

ここってラスベガスにもあるんだけど、そっちで先に行ったんだよね。
本場のほうが値段的には安かったなぁ。

と、唯一の海外旅行の経験をフルに活かしてさり気なく自慢してみる。

だが、あまりさり気なくなかったので、これくらいにしておこう。

アウトレットモールを最後に、大分への帰路へつきましたわ。

そういえば…

高速を運転していてフト思った。

３日間福岡にいてその間ずっとショッピングをしてきたが、自分の物って何も買ってないぞ。

愚妻は自分のも子供のもいろいろと買っていた。

けど、ボクは何も買っていない。
あれだけ真剣にシャインクラブの小道具を探したけど、いいのが見つからず未購入。

コンビニでビールとかプリンを買ったけど、そういうのは違う。

あ。
一個だけあるわ。

マツキヨで買ったボラギノール。

痔予備軍のボクにとって、風呂上がりには欠かせないアイテムだ。
なのに持って行くの忘れてたもんだから、滞在中に買ったんだよね。

それだけ。

３日間で得たものはボラギノールだけ。

後悔はないけど、もうちょっと楽しいものも買えば良かったかもね。

ま、おかげでこの３日間はお尻が守られて良かったですわ。


あ、そういえば余ってるインクあるけど、誰かいらない？
エプソンの、サイコロの写真が載ってるタイプのやつですわ。
送るのは面倒なので、手渡せる方に限りますが…。

オカメ

昨日から福岡に来ている。

朝からあちこち周り、昼からは最近オープンしたデパートへ。

ここで新作用の小道具を見つけようと思ったのだ。

まだオープン間もないので、店内は大混雑。
そんな中をプラプラ回っていると…

ん？

あの人どこかで見たことあるなぁ…

テニスサークルメンバーの女性に似てるんだよね。

でもここは福岡。
大分の人がこんなとこにいるか？

しかし似ている…

女性はメイクや髪型が変わると見分けがつかなくなるボクだが、それでも似ていると思うほど。

遠くのほうで買物していた愚妻を呼び寄せて確認してみると…

やっぱり本人！

うわぁ！
なんたる奇遇！！

さっそく話しかけ、お互いに驚いて、しばらく語り合いましたわ。

県外のデパートの文房具屋コーナーで地元の知り合いに逢うとは…
以前もこんなことはあったけど、なかなかあることじゃないよ。

恋愛映画だったら、これがプロローグになってもおかしくないほどだ。
残念ながら今回は恋の欠片も感じられなかったけど…

夜は、福岡に住む義姉の家へ突撃訪問。

もうすぐ義姉は引っ越しをするので、やっぱり最後に行っておかなくちゃいけないでしょ。

突然の訪問に驚かれながらも、強引に家に入って記念撮影。
もうここに来ることもないだろうね。

とそこへ…

ここで飼っているオカメインコがボクの肩に停まってきた。

そしてボクの頬のあたりをカジカジしてんの。
飼い主である義姉が手を伸ばしても嫌がり、ボクの頬をカジカジし続ける。

なにしてんだ？

と思っていたら、どうやらボクが一本だけ剃り残していた毛をカジカジしているらしい。

親切に抜いてくれようとしてんのか？

１時間ほど停まってたけど、その間ずっとカジカジしたまま。
が、毛は抜かれることなく、後で確認したら途中から折れ曲がっていただけでしたわ。

ヒゲを抜いてくれるインコだったら便利なんだけどなぁ。

ヒゲが濃い人…例えばシャインクラブのタナカハンとかだったら、かなり重宝すると思う。

プロゴルファー猿の紅蜂みたいに、常に肩にインコを乗せておいて欲しいもんだ。
これでいつでもトゥルントゥルン。

うぃーふぃっと

福岡に住む兄一家のとこに行った

ら…

「さっき作った～！」

と姪っ子２人がテレビ画面を指差す。

そこにはＷｉｉで作り出されたボクの顔が！！

兄一家ご自慢である５０インチの巨大テレビにデカデカと映し出されている。

ははぁ。
こりゃまた似とるわ。

描きやすい顔なのだろう。
昔から似顔絵をよく描かれるボクの顔だが、Ｗｉｉでも簡単に作れてしまうらしい。

ボクの家にあるＷｉｉでも自分の顔を作ってて、それも似ていると思ってたけど、ここのも似てる。
ま、鼻を大きく、唇と眉毛を太く、目を細くすりゃどれでも似て来るんだけどね。

こんな似顔絵を描かれて自分の事をイイ男と思える人はいない。

ボクは昔から数多くの似顔絵を描かれ続けてきたので、早くから自分の顔の実力が理解出来た。
もしそれが無ければ、いまだに勘違いを続けてきたと思う。
そう考えれば良かったのかもね。

世の中には勘違いしている人ばっかりだもん。
たいした顔じゃないのに、自分を８０点と思ってる人がなんと多いことか。

その点ボクはちゃんと分かってるもんね。
過去も現在も、ある程度的確な自分の顔のレベルを把握してきたと思う。

いや～良かったなぁ。
勘違い野郎にならなくてすんで、なにより。

こんな描かれやすい顔に生まれてラッキーだったなぁ。

って…

そんなわけあるかい！！
やっぱりイイ男に生まれるほうが良かったに決まっとるわ！！

ま、そんな事はどうでもいいや。

Ｗｉｉフィットって初めてみたけど、こりゃちょっと凄いね。
ちょっと体重を移動させるだけでゲーム内のキャラが反応して動く。
綱渡りゲームではちょっとのバランスで下に落下したり、体を回したらフラフープも出来たり。

これは凄い機能ですよ。
楽しすぎ。

ドタドタうるさそうなのでウチに置くのは勘弁だけど、誰かご近所さんが買ってくれないかな～。
毎日通って楽しむのに。