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MAMMA ちょっと 元気になれる かもしれない処

箱根西麓の山の上で 自然な生き方を模索する日々

冬越しの芋

2013-02-14 23:40:36 | 食べる
白菜やほうれん草が 寒くなると甘くなることは知っていましたが
大根も人参もネギもチンゲンサイもターツァイも・・・です。

去年のサツマイモは 今まで私が知っている範囲では 一番の出来でしたが
今の味は 超驚きの甘さです。
友人から 魚焼きグリルで焼くとすごく美味しいよと教わりました。
幸い ふだん魚焼きグリルは使っていなかったので 今は芋専用 本当に美味しいです。

冬を越したサツマイモは 切ってすぐはきれいですが しばらくすると黒いポツポツが出てきます。
以前は腐ってしまったと思い 食べませんでしたが もったいなかったです。

早く食べたい時はフライパンで焼くのですが 弱火でゆっくり焼くと黒っぽさが消えます。
皮をむいてしばらく水につけると 黒ポツが出なくなることも発見しました。
全くの私見ですが バナナのシュガースポットと共通するのではないかなと 思っています。
甘くて お芋様と呼びたくなる美味しさです。

 

7月に収穫したジャガイモも 古くなるにしたがって 滑らかな味になります。
写真はキタアカリですが クリームシチューにしました。
とろけます。
秋にジャンジャン出て来る芽を ばあちゃんが何回も取って保存しておきます。
メークインも もちろん美味しいです。

ジャガイモにも時々 黒い部分が出てきます。
これも勝手に シュガースポットだと私は思っています。

厳しい寒さに立ち向かうために 野菜達は糖分を増やして生き延びる。
生き延びて甘くなった野菜を 毎日頂く。
いろんなこと いろんなものに 感謝感謝です。
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雨漏りから特等部屋

2013-02-11 19:26:51 | おもしろい
4年位前に 活用していない車庫をリフォームして部屋にしました。
40年も前のコンクリート製なので 部屋が出来たての頃2回ほど雨漏りがして ビックリ仰天したのですが
その後は 自然に漏れる道がふさがったのか 雨漏りの記憶がありませんでした。
ところが先週の雨の後 久し振りに部屋に入ってみて 慌てふためきました。
雨漏りなんてものではなく 湖のように水がたまっているのです。
きれいに拭き取っても 翌朝また湖になっているのを見て だめだなと思いました。



コンクリが古い上に 2階にプレハブが建っていて 風の強い日にはトタン屋根がパタパタいうのです。
プレハブの揺れがコンクリートの亀裂を促進させ 雨漏りをひどくしたのではないかと想像しました。
去年の暮れに起きた笹子トンネルの崩落事故を思い出し 経年劣化を目で見つけるなんて無理だと実感。
大工さんに相談し プレハブを撤去して雨が漏らないようにすることにしました。

ここ数日 ばあちゃんと荷物を運び出しているのですが すごいです。
農家はしまう場所がたくさんあるから 荷物がどんどん増え続けてしまう。
昔々の物が出て来て へぇーなのですが どうするの?という感じ。
でも私がしまった物ではないので どうするかの判断は ばあちゃんにしてもらいます。
人一倍物を大切にするばあちゃんが とって置いた物ですから・・・。

全部荷物は運び出したのですが まあちゃんが入れてくれた入り口のサッシが もったいない。
軒下キッチンに使えたらいいんだけど サイズが合わないから無理かな。



まあちゃんは毎月墓参りに来て 家にも寄ってくれます。
昨日来てくれた時サッシの話をしたら さっそく今日 道具と材料を持ってやりに来てくれました。
木を使ってサッシの高さを伸ばし 2枚のきれいなサッシを入れることが出来ました。
上半分がすどおしのサッシなので 景色がよく見えます。
寒い日の特等席 特等部屋になること 間違いなし!
まあちゃんのすごいアイディアと仕事の早さに 敬服します。ありがとう!

雨漏り マイッタ でもまてよ
プレハブ 消えて 荷物減り 
サッシ 引越し ああうれし

いいことばかりが あるはずないけど
いやなことばかりも あるはずない
塞翁が馬 塞翁が馬

 


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美しいもの

2013-02-08 18:09:05 | 自然
ばあちゃんの家から 三島の町の夜景がきれいに見えます。
遠くから見える人工の灯りには なぜか風情を感じます。

寒い朝畑を見に行くと あちこちにキラキラが見えます。
宝石とか金塊とかには 縁も興味も無いのですが 自然の輝きは好きです。



凍える寒さの中でふんばる野菜は ぐんと美味しくなります。
きれいな霜柱も 溶けてしまうとぐちゃぐちゃで 歩くのが大変。

生まれたばかりの物は 何でも美しくて可愛いです。
先日テレビで見た象の赤ちゃんは 130キロと聞きましたが やっぱり可愛い!
多分 クモやゴキブリの赤ちゃんだって 可愛いんじゃないかな。 



駐車場で 去年長い期間咲いていたヒマワリは 今も立っています。
草刈りをした時 ついでに切ってしまおうかと思ったのですが やめました。
土の上で 自然にドライフラワーになっている姿は 凛としてかっこよくてきれい!

肥料も消毒もしない庭のバラですが 冬でもそれなりにきれいです。
虫食いの葉っぱも 寒い季節に見ると なぜか命を感じたりします。

生まれた物も 朽ちてゆく物も 美しいです。
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押入れ

2013-02-05 18:13:01 | komako
去年の暮れ 「押入れの床がペコペコしてるんだけど・・・。」と ばあちゃんが言うので
「いつ頃から?」と聞くと 相当前から壊れていたことがわかりました。
家自体が古いので プロに頼むほどのことは無い 自分でやることにしました。

ベニヤ板を買ってきて 上から押さえればいいよね
そう考えてホームセンターに行くと いろんな厚さのベニヤ板がありました。
厚さ5.5ミリの耐水ベニヤというのがあったので これでやっちゃおうかなと思ったのですが
もしも根太が腐っていたら・・・ 多分大丈夫だと思うんだけど・・・。
しばらく考えた後 やっぱり床板をはがして確認してから 買いに来ることにしました。 



押入れの奥の方がだめになっています。
釘がぼろぼろになっているので 割と簡単に周りの押さえも床板もはがせました。
45年前の土が現れ コンクリのかけらや木屑も出て来ましたが 根太の腐りは無さそうです。
昔の造りなので 根太も細く間隔も広いですが まあ大丈夫でしょう。

床板のサイズと周りの押さえのサイズを調べて いざホームセンターへ!
5・5ミリの耐水ベニヤは860円でした。
それを購入し 裁断してもらったので あとは四隅を切るだけです。



まあ 何ということでしょう と言うほどのものではありませんが 
以前と同じ厚さの板を使ったので 出っ張らずにきれいに出来ました。
床板をはがしたから 周りの押さえの板も ベニヤの切れ端でやれることがわかりました。
ベニヤ板を無駄なく利用できたのが すごくいい気分です。

コメント (2)
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ワラサ

2013-02-02 20:12:21 | 食べる
房総の漁師工房・拓さんから ビッグフィッシュ ワラサが届きました。
80センチ以上がブリと言うそうで こちらはその一歩手前でワラサという3年もののようです。
ブリが出世魚ということだけは知っていましたが ワカシ イナダ ワラサ ブリというのが関東の呼び方らしいです。



60数センチのワラサ 重さも量れば良かったと 今頃気づきました。
さっきまで海で泳いでいたような姿 澄んだ可愛らしい目 優しい顔に見えます。

私は肉より魚派ですが さばいたことはありません。
理科の実験の解剖は苦手で 逃げていました。
しかし 今回は拓さんの獲った魚なので 挑戦しました。

いつも思うことですが 1回の体験は100回の説明の比では無いです。
こんな大きな魚に直接さわったのも初めて 腹に包丁を入れたのも初めて
ザクッと切れる感じに 人間は生き物の命を頂いて生きているということが 身に沁みました。

へっぴり腰の私に ばあちゃんは見ていられず バトンタッチ。
二人であーだこーだ言いながら 内臓を出しました。
「多分これが胃だよ。」とばあちゃんが言いながら切ると 丸ごとのいわしが2匹出てきました。
まさに食物連鎖 自然の掟です。

刺身にする部分の皮をむこうとするのですが なかなかきれいにむけません。
きっとコツがあるのでしょう。
出刃包丁は何年も使ってないので 切れそうにありません。
普通の包丁をおろして使ったのですが 骨が切れない!
やっぱり出刃包丁でなければダメなんだ 当たり前のことがよく分かりました。

刺身と煮付けにして 頂きました。
何という美味しさ! ばあちゃんの寿命が きっと延びたはず。ありがたや。

口に入るまでの道筋が分かるということが どんなに大切か 貴重な経験をしました。
拓さんのおかげで また少し 世界が広がったような気がします。

コメント (2)
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