5月5日に伐って頂いた 3本の檜の皮むきをしました。
木というのは そのままにしておくと 皮の内側に虫が入ってしまいます。
初めて階段を造った時は 拾い物の丸太だったので 何も考えず
伐ったそのままを使ってしまい 今ではかなり虫食いが目立ちます。
今回は ずっと見てきた檜を伐ってもらったので 皮をむいて大事にしたいと思いました。
むきはじめたら 実に面白い!
ツルツルの白い木肌のなめらかさの 何とも言えぬ心地良さ!

檜の皮はとても立派なので 何かに活用したいと思い 丁寧にむくことにしました。
せっせと並べた丸太は 一番長い檜1本分です。
檜の皮について調べたおかげで 檜皮葺(ひわだぶき)という言葉を知りました。
檜の皮で屋根を作るという話は 知っていましたが
清水寺や高野山をはじめ 多くの文化財に使われているそうです。
皮をむく人を原皮師(もとかわし)といい 使われる檜は 70年以上の大木だそうです。
何よりも驚いたことは 伐採して皮をむくのではなく 立木のままむくというのです。
白い木肌の上にある赤い皮一枚を残して 根元から木べらを使い 20m位の高さまではいでいくそうです。
初めてむいた皮は荒皮といって 良い物ではないのですが
8~10年経つと皮が再生し 黒皮という高価な物になり それをむく その繰り返し。
ずっと生き続けながら 人類の歴史を支えてきたということに 恐れ入りました。
一方 杉の木は 皮と一緒に形成層もはがれてしまうので 木を伐ってむくそうです。
似て非なるもの なのですね。
杉には杉の 檜には檜の 生きる道あり なのでしょう。
木というのは そのままにしておくと 皮の内側に虫が入ってしまいます。
初めて階段を造った時は 拾い物の丸太だったので 何も考えず
伐ったそのままを使ってしまい 今ではかなり虫食いが目立ちます。
今回は ずっと見てきた檜を伐ってもらったので 皮をむいて大事にしたいと思いました。
むきはじめたら 実に面白い!
ツルツルの白い木肌のなめらかさの 何とも言えぬ心地良さ!



檜の皮はとても立派なので 何かに活用したいと思い 丁寧にむくことにしました。
せっせと並べた丸太は 一番長い檜1本分です。
檜の皮について調べたおかげで 檜皮葺(ひわだぶき)という言葉を知りました。
檜の皮で屋根を作るという話は 知っていましたが
清水寺や高野山をはじめ 多くの文化財に使われているそうです。
皮をむく人を原皮師(もとかわし)といい 使われる檜は 70年以上の大木だそうです。
何よりも驚いたことは 伐採して皮をむくのではなく 立木のままむくというのです。
白い木肌の上にある赤い皮一枚を残して 根元から木べらを使い 20m位の高さまではいでいくそうです。
初めてむいた皮は荒皮といって 良い物ではないのですが
8~10年経つと皮が再生し 黒皮という高価な物になり それをむく その繰り返し。
ずっと生き続けながら 人類の歴史を支えてきたということに 恐れ入りました。
一方 杉の木は 皮と一緒に形成層もはがれてしまうので 木を伐ってむくそうです。
似て非なるもの なのですね。
杉には杉の 檜には檜の 生きる道あり なのでしょう。