MAMMA ちょっと 元気になれる かもしれない処

箱根西麓の山の上で 自然な生き方を模索する日々

梁の大発見

2009-11-17 22:02:33 | おもしろい
昨日まあちゃんが 天井の松の木の梁をきれいにしてくれました。
「金属タワシでこすればきれいになるだろう。」 と思っていたら 大間違い。
グラインダーで 埃まみれになって削ってくれたのでした。


こんなにきれいになりました                        ズームイン!

私はニスを塗ったのですが 大発見をしてしまったのです。
この梁 機械で削ったのではないのです。
まあちゃんの観察では どこかで使った物を再利用したのかもしれないとのこと。
長屋を造ったのが60年前ですから それよりもっとずーっと前の松らしい。

当然こんな太い木を削る機械なんて 無かったはずです。
ニスを塗っていて 全くの平らではないことに気づき 感動してしまいました。
昔の大工さんが 巨大な彫刻等みたいなもので 少しずつ丁寧に削っていったのでしょう。
想像すると 胸が熱くなりました。


木で少しずつ打っていきます                        ベニヤ板の裏に曲線を引きます

カーブ自在器の出番です。
「どうも完璧にはいかない。」 まあちゃんはそう言いますが 十分 いや十二分 二十分!


ベニヤ板を打ちつけながら                         間に桟を入れます

(ずっと上を向いて仕事をするのは 大変だろうなあ)
そう思ってはいましたが どんなに大変かは 本当はわからない。
自分もニス塗りで 少し経験したおかげで 少しわかりました。
終わってから ばあちゃんが私の肩をもんでくれました。

まあちゃん曰く 「人間 上ばかり見ていちゃ いけないよ。」
ものすごーく 納得!


コメント (2)
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