昨日、大阪造幣局の桜の通り抜けへ行ってきました。毎年、造幣局構内旧淀川沿いの全長570mの通路を一般花見客のために1週間開放しています。 今年の桜は、約127品種、約354本です。もともと桜の名所として名高かったこの地を、明治16年、局員だけの花見ではもったいないと、一般開放したのが始まりです。
色とりどり、たくさんの種類の桜が見ごろを迎えています。右下写真の緑に見える桜は、うこん桜と御衣黄という桜です。葉桜ではありません。
左下写真:造幣博物館(平日のみ開館、ただし通り抜け期間は閉館)。右下写真:旧正門です。
明治のはじめ、創業当時のガス燈もあります。また桜の木には「句」が下げられています。投句所で翌年の句の応募ができます。俳句と川柳を募集しています。
毎年、今年の花が決められています。今年は「都錦」です。京都御所にあった桜で、淡桃白色の華やかな花です。(左下写真)
ほとんどが八重咲きの遅咲きさくらで、今がちょうど見頃です。
珍しい花も見頃でした。黄緑色の花・・・御衣黄(ぎょいこう)、ほうき状(さかさまにした形)の木で、花も上を向いて咲く・・・天の川。このほかにも一重、八重と2度咲く・・・二度桜、こちらは、残念ながら見頃は過ぎていました。
動画を撮ってきました。会場アナウンスがかなりうるさいです・・・。音声を下げてご覧ください。
川岸の桜の見ごろは過ぎていますが、側を流れる大川(旧淀川)の眺めも、とってもきれいです。この辺りは、訪ねるたびに整備が進んでいます。
少しですが、大阪城が見える場所があります。*観光バスでこられた方は、大阪城へバスが入るのがほとんどなので、珍しくないかもしれないですけど・・・。周辺には、びっくりするほどたくさんの露店が出ています。
お土産に「桜の通り抜け貨幣セット:1,800円」を買ってきました。
平成22年度の銘が入った未使用のコイン(総額666円)です。 ひし形の純銀製の干支の年銘板も入っています。最初は、なんか、もったいなかったかな?と思いましたが・・・きれいだし、よい記念となりました。
*写真は表面です。
家に帰ってまじくんに見せると「おかーさん、これ、本物やの?困った時、これ開けて、おもちゃでも買ってな!」と、喜んでいました。本当に困った時は、おもちゃは買わないと思うけど・・・。(^^;)
公開は4月20日までです。夜9時まで開いていますので夜桜もいいですね。昨年は見頃を過ぎた木がたくさんありましたが、今年はとても良い開花状況ですので期間中十分楽しめると思います。昨年の様子は【09/04/15ぶろぐ】にて。
造幣局 http://www.mint.go.jp/index.html 拝観は無料です。