まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

神宮道の観覧席で「時代祭」見てきました。2012

2012年10月24日 | 京都の祭

一昨日、トミーズツアーのお客様をご案内して「時代祭」を平安神宮の前、神宮道の有料観覧席で見てきました。大極殿には、お正月(5日頃まで)や、時代祭のときに飾られるきれいな帽額(もこう)が飾られていました。四神(青龍・朱雀・白虎・玄武)が描かれています。

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行列が御所を出発する頃(正午)には応天門が閉められ、神宮の中には入れなくなります。そして、そろそろ、先頭が神宮道へ・・・という頃に、地域婦人会の踊りの奉納が始まります。

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平安神宮は、明治28年、平安遷都1100年を記念して、平安京創始の桓武天皇をご祭神として創建されました。その後昭和15年に孝明天皇(近代日本の礎を築く、明治天皇の父)が合祀されました。時代祭は、安神宮の創建を奉祝して始められたお祭りで、平安遷都の日、10月22日に行われています。京都の誕生を祝う祭りという事もあり、列には京都府知事、京都市長などが名誉奉行として列の最初に参加されます。

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行列は全長2キロで、京都御所を出発して平安神宮まで、4.5キロの道のりを歩きます。明治維新時代から延暦時代へと過去をさかのぼる順序で行進されます。維新勤王隊列の山国隊は、勇ましく、さっそうと笛と太鼓をならしながら進みます。以前動画を撮っています。【こちら

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江戸時代の上洛する徳川城使の列には、長持を担いで賑やかに駆け抜ける列や、所作が面白い奴(やっこ)が登場します。

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70頭近くたくさんの馬が参加していますが、牛車を曳く牛と、替牛の2頭も参加しています。

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室町時代の列には、2007年から参加した賑やかな風流踊りが参加しています。室町時代後半に経済力を蓄えた京の町衆によって盛んに催された踊りで、全国各地に伝わり様々な芸能を生み出し、盆踊りの原型にもなっています。

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女性や子供もたくさん参加しています。木曽義仲の愛妾、武勇の誉れ高い巴御前、源義明の側室、常盤御前。牛若を懐に、今若、乙若を連れた姿です。

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行列の後方は、ご祭神をのせた御鳳輦です。市内を巡幸し、市民の安らかな様子を親しくご覧になるとの事です。

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最後は、神前に供える花を載せた白川女献花列と、御鳳輦の警護の弓箭組列です。右下写真:平安神宮近辺の紅葉がかなり進んでいます。やはり今年は早いですね。

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時代祭 http://www.kyokanko.or.jp/3dai/jidai.html

平安神宮 http://www.heianjingu.or.jp/  以前の時代祭は前ぶろぐにて。2010

【おまけ】平安神宮前の平安茶寮でお茶を頂きました。抹茶と焼菓子セット(880円)です。お抹茶は自分で点てていただきます。

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ツアーは時代祭を楽しんだ後、井筒八ッ橋追分店へ寄りました。私はそこから最寄りの「追分駅」(滋賀県)から京都へ戻りました。電車は京都市営地下鉄に連結しています。

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トミーズツアーに参加された皆様、ありがとうございました。また、京都でお待ちしています。(^^)/

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http://www.enjoy-sks.co.jp/tommys/09-365/01.html#kyoto



2 コメント

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そっか、平安神宮の中はこんな風になってたのね。 (iroha)
2012-10-24 18:11:58
行列に参加した人着替えはどうしてるのかな?←素朴な疑問。
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irohaさんへ (まじくんママ)
2012-10-24 18:36:31
そのままスタート地点に戻り、
着替えた場所に戻るのかなぁ(^^;)?
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