まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

城南宮「夏越の祓」へ行ってきました!愛車もくぐれる「ジャンボ茅の輪」

2016年06月30日 | 京都市伏見区

今日は、城南宮へ行ってきました。午後3時から「夏越しの祓」がおこなわれます。今年は雨が心配だったせいか、本殿内で神事が行われました。(それゆえ写真撮影NG) 夏越しの祓え(なごしのはらえ)は、夏の風物詩ともいえる日本古来の風習です。受付で大祓の詞を書かれた冊子と、人形(ひとがた)、塩(紙吹雪)を頂きます。参列者全員で大祓の詞を唱え、塩(紙吹雪)を身体にかけ身を清めます。その後、神職が神域全体を清め、全国から寄せられた人形を納めた唐櫃を提げ、本殿前の茅の輪をぐぐり禊の川へ運びます。

その後、神職に続き一般参拝者も茅の輪をくぐり、人形を禊の川に流してお祓いします。自分の人形と、家族の人形を流してきました。なお、茅の輪をくぐる際は「とは(鳥羽・永遠)の森 夏越し(なごし)の祓(はらえ)する人は 千歳の命 伸ぶといふなり」と唱え、3回くぐります。*大祭で神職の後に続いてくぐるときは通り抜けのみです。(夏越の祓大祭は40分ほどで終了です)

以前、本殿前で行われた「夏越の祓」大祭の様子を詳しくご紹介しています。【前ぶろぐ】なお、本殿前の茅の輪くぐりと人形流しは、6月25日から始まり、本日で終了です。

その代わりに・・・愛車の夏越の祓が明日から行われます。本日の大祭に参加した人は、一足先にお祓いを受けることができます。お祓いを受けた後、護符を頂き、大きな茅の輪を車ごと通り抜けます。バスでもバイクでもOKです。

そもそも、茅の輪(ちのわ)とは?その昔、スサノオノミコトが旅の宿に困っていたところ、貧しいながらも蘇民将来(ソミンショウライ)が快くスサノオノミコトを宿泊させます。その後、一夜のお礼に「災いが起こった際に茅(かや)で作った輪を腰に下げて難を逃れなさい」と教えます。その腰に下げる茅の輪(ちのわ)がどんどん大きくなり、人が通れるようになり・・・そして城南宮では、バスでもくぐれるほどの大きさになりました。すごーい。(^^)

城南宮 http://www.jonangu.com/

愛車の茅の輪くぐり 7月1日~7日9:00~16:00 無料参拝ですが、先に本殿参拝をお忘れなく!

参拝、駐車場は無料 神苑拝観:大人600円 小中400円 城南宮はよく訪ねています。ぶろぐ内検索してみてください。

さて、今日こそ「水無月」を食べる日です。今日は、東寺北門の向かいにある「日の出老舗」さんの「みな月」を頂きました。

ちょっと珍しい、外郎部分によもぎの入ったみな月です。他に、黒糖、抹茶、白があります。(各130円)よもぎのみな月は、生ヨモギが効いたしっかりとした味でした。

日の出老舗 八条通大宮西入北側(東寺北門前です)

なお、水無月とは?その昔、暑気払いのため、冬場にできた天然氷を氷室で保管し、夏に宮中へはこび食していました。氷を簡単に食すことができない庶民のために誕生したのが「水無月」というお菓子です。

過去ブログでもたくさん水無月を紹介しています。・・・2011:京絵巻さん、仙太郎さん東寺餅さん俵屋吉冨さん七條甘春堂さん音羽屋さん五建外郎屋さん笹屋伊織さん鶴屋吉信さん京阪宇治駅前駿河屋さん京阿月さんとらやさん平安殿さん妙心寺前三河屋さん、亀谷良長さん長久堂さん、塩芳軒さん番外編(ケーキなど) 2011まとめ 2012:老松さん、2013:松寿軒さん船屋秋月さんおたべ本館さん 2014:鼓月さん  一条中谷さん  2105:自宅減築で多忙によりぶろぐアップせず 2016:鼓月さん  出町ふたばさん