まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

上賀茂神社「烏(からす)相撲」を見てきました。

2014年09月11日 | 京都市北区

一昨日、上賀茂神社の「烏相撲(からすずもう)」を見てきました。上賀茂神社の御祭神の外祖父、賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)が神武天皇東征に際し、八咫烏(やたがらす)となって先導された故事にちなみ平安時代から行われています。

奉納に先だって、本殿で神事が行われます。終了後、本殿より細殿前へ、神職や力士の氏子の子供たちが移動・・・。

当日は、本年度の葵祭の「斎王代」をつとめた太田梨紗子さんも、相撲の取組を見守られます。

取組前に、土俵周辺を清め、烏帽子姿の刀祢(とね)2名が、土俵の前で横跳びをして「カーカーカー」と烏をまねて無病息災を祈願されます。

そして、いよいよ取組がはじまります。(この日は11:30頃から始まりました)締め込み姿の凛々しい氏子の小学4年~6年の男の子22人が、禰宜方(ねぎかた)、祝方(ほうりかた)に分れ相撲を取ります。

小学生とはいえ、なかなか見ごたえのある取組でした。最初は、禰宜方と祝方それぞれ1名づつ取組み勝敗を決めます。その後、3人勝ち抜けの勝負でした。観客からは、大きな声援や拍手がおくられていました。

終了後、力士たちは境内を流れる「ならの小川」で砂を落とし、その後、斎王代さんらと記念撮影をしていました。この日は日が照ってとても暑い日でした。川の水は気持ちいいのかと思っていたら、意外にも「寒~っ」と、声をあげていました。(^m^)思ったよりも冷たかったようです。

「烏相撲」終了後、「菊酒」の無料接待がありました。昨日は重陽の節句で、別名を菊の節句ともいい、邪気を払い長寿を願って菊の花を飾ったり、菊の花びらを浮かべたお酒を酌み交わしたりしたそうです。重陽の節句の詳細は【前ぶろぐ】にて。

 

菊酒には長い行列ができました。(私はドライバーなので見るだけ・・・)*「うまくいく守」(500円)を買ってきました。裏には馬が9頭描かれていて「うまく」行く・・・。(^m^)クレジットカードサイズなので財布に入れておくとOK!

 

5月に「葵祭」前ぶろぐ「競馬会足汰式」前ぶろぐ】を見た馬場は、紅葉がすこしだけ始まっていました。まだまだ暑い日が続きますが、確実に秋がやってきています。上賀茂神社の紅葉の様子は以前ご紹介しています。【前ぶろぐ】にて。

上賀茂神社(賀茂別雷神社) http://www.kamigamojinja.jp/

参拝自由 駐車場有(30分100円*時期によって違います。イベント時は終日500円の時もあります。)

烏相撲は10時から始まる重陽の神事の後に行われます。まず烏相撲の神事が行われ、実際に取組がはじまったのは11:30頃、終了は12:00過ぎでした。