今日は午後から、城南宮の「湯立て神楽」を見てきました。城南宮は京都南ICのすぐそばにある方除の大社で、我が家の氏神さまです。この地は、平安京の大阪方面からの入口にあり、交通の要衛の場所でした。また平安末期には離宮(鳥羽離宮・城南離宮)がおかれ院政が行われた場所です。鳥羽伏見の戦いでは、薩摩藩が布陣しています。
「湯立て神楽」は、笹の葉で釜の湯を散らして邪気を祓い、無病息災、願望成就を祈るもので、毎年、1月20日の午後2時から、本殿前で行われます。(昭和54年に再開された行事)開始時間になると、神官さんらが鳥居から入ってこられます。参拝者とともに神殿にお参りなどが続き・・・
4人の巫女による祓神楽(扇の舞と鈴の舞)が行われ、いよいよ、たすきがけの巫女による「湯立て神楽」が始まります。まず、お湯の中にお清めの塩やお酒を入れます。
そして、笹の葉をお釜に入れ、笛の音に合わせて舞いながら、勢いよく湯気を散らします。近くで見ていると、お湯が飛んできます。(熱くはないです)
舞が終わると、最後に参列者にも、笹でお祓いをしてくれます。笹は1本1,000円で授与されます。青笹に御守りやお札がついています。湯立て神楽で使われるお釜には「文政6年(1823)」の銘があります。終了後、お釜の側へ行って、湯気をさわりご利益をいただきます。
帰りに、門前の名物「おせきもち」を買ってきました。1個105円、2個から買えます。この季節は、よもぎ餅と白餅です。甘味あっさりやわらかでおいしいです。日持ちがしないので遠くへのお土産には適しませんが、店内でお茶とともにいただくこともできます。以前、ご紹介しています。【前ぶろぐ】
「湯立て神楽」は以前もご紹介しています。神楽の動画もあります。【前ぶろぐ】
城南宮 http://www.jonangu.com/index.htm 梅の名所です【前ぶろぐ】
参拝、駐車場は無料です。神苑:500円 お茶席(神苑内):300円