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ITSを疑う

ITS(高度道路交通システム)やカーマルチメディア、スマホ、中国関連を中心に書き綴っています。

安全運転支援

2004年09月21日 | ITS
リニューアルされた国交省ITSウェブサイト「キッズコーナー」で、おなじみのDSRC(ETCに採用されている通信技術)による危険回避サービスについて解説されている。

さて、前にも書いたんだけどなんで危険情報を通信で飛ばして車の機器に表示しなければいけないのかが理解できない。
たとえば、歩道の真ん中に穴があるとしよう。
普通はその手前に柵をたてて「穴があるから注意」という看板をたてるでしょう。
だれも、通信で近づく人の携帯電話に警告を発信するというソリューションは考えないと思う。
無駄に手間がかかるし、携帯を持っていない人には伝わらないからである。

つまり、道路センサーが路面凍結を感知したら、わざわざ通信で車に警告をとばすなんて事をしないで「この先路面凍結」という電光掲示板を出すのがノーマルな考え方じゃないの?
ETC装着が100%になればいいけど、原付なんかは未来永劫装着されない。原付ドライバーは無視するってことですか?

AHSなら、危険を受信したら自動的に減速することもできて、更に安全なんだ、という反論もあるだろう。道路全てに電光掲示板をたてられないだろ、という意見もあるだろう。
そりゃそうだけど、じゃ、なんで今ある既存の技術で今出来ることをしないんだ、といいたい。路面センサーも電光掲示板も既に技術的に確立されている。良く凍結する場所やトンネル、事故の多いカーブには今すぐ設置するべきじゃないの?
っていうか、DSRCが普及したら本当にやるの?

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