大畠新国交省は就任直後の記者会見で、「ETCは当面は活用すべき」と見解を述べたようだ。
これは私は好ましい現実的な考え方だと思う。
ORSEに利益を誘導するETCはけしからん、といっていまさらそれを活用しないというのは感情論だ。
ETCはそういうことで方向を早く示してもらいたいが、やはりどうしても納得できないのは私が250億円の税金無駄使いだと主張しているITSスポット。
カーナビメーカー各社の2011年モデルを見る限り、ITSスポット対応機能は売れ筋商品には採用されないケースが多いようだ。
ただし、メーカーの技術者によれば、カーナビ本体をITSスポット対応することはさほど難しくはなく、コストアップも大したことはないらしい。したがって今後、対応ナビはある程度増えていくだろう。
しかし、問題はITSスポット対応の車載器。これは見た目は全くETCで、もちろんETCとしても使えるが、ITSスポットで情報を受信するためにはETCを付け替える必要がある。
現時点では、ITS対応のETCは4万円程度。
一体、だれがITSスポット情報「だけ」のために4万円をだしていま使っているETCを付け替えるだろうか?
参考までにITSスポットによる安全・便利表示を示しておく。
1.トンネル出口などの渋滞情報を実際の画像で提供
→運転中に見て判断するべきコンテンツなのか?
2.左から合流する車両の接近情報
→通常の安全運転注意をしていれば、さほど有効なコンテンツではないのでは?
これでヒヤリハットは、高速道路ではわたしはいままで経験していない。
3.カーブ先の渋滞
→これはタイムリーに提供されるならある程度の価値はあるが、どうしてもいるものでもない。
4.県をまたいだ渋滞情報
→良く分からないが、普通のドライバーにとってはそれほど必要頻度が高いとは思えない。
埼玉から神奈川に抜ける際の最適ルートを知りたい、というようなケースが日常的にあるユーザーは便利だろうが。
要はこの情報を入手するために消費者が4万円を出すか、ということに尽きるのだが、みなさん、買いますか?
これは私は好ましい現実的な考え方だと思う。
ORSEに利益を誘導するETCはけしからん、といっていまさらそれを活用しないというのは感情論だ。
ETCはそういうことで方向を早く示してもらいたいが、やはりどうしても納得できないのは私が250億円の税金無駄使いだと主張しているITSスポット。
カーナビメーカー各社の2011年モデルを見る限り、ITSスポット対応機能は売れ筋商品には採用されないケースが多いようだ。
ただし、メーカーの技術者によれば、カーナビ本体をITSスポット対応することはさほど難しくはなく、コストアップも大したことはないらしい。したがって今後、対応ナビはある程度増えていくだろう。
しかし、問題はITSスポット対応の車載器。これは見た目は全くETCで、もちろんETCとしても使えるが、ITSスポットで情報を受信するためにはETCを付け替える必要がある。
現時点では、ITS対応のETCは4万円程度。
一体、だれがITSスポット情報「だけ」のために4万円をだしていま使っているETCを付け替えるだろうか?
参考までにITSスポットによる安全・便利表示を示しておく。
1.トンネル出口などの渋滞情報を実際の画像で提供
→運転中に見て判断するべきコンテンツなのか?
2.左から合流する車両の接近情報
→通常の安全運転注意をしていれば、さほど有効なコンテンツではないのでは?
これでヒヤリハットは、高速道路ではわたしはいままで経験していない。
3.カーブ先の渋滞
→これはタイムリーに提供されるならある程度の価値はあるが、どうしてもいるものでもない。
4.県をまたいだ渋滞情報
→良く分からないが、普通のドライバーにとってはそれほど必要頻度が高いとは思えない。
埼玉から神奈川に抜ける際の最適ルートを知りたい、というようなケースが日常的にあるユーザーは便利だろうが。
要はこの情報を入手するために消費者が4万円を出すか、ということに尽きるのだが、みなさん、買いますか?
ORSEの二番煎じだけど、ITSサービス推進機構(略称ISPA:イスパ)を設立できたので250億円なんて安い安い、と思っている人がいらっしゃるのではないでしょうか。
http://www.ispa-dsrc.or.jp/about/index.html
建設業以外の行き先を見つける必要があるんです。